おはようございます。
来春から中学英語の教科書が難しくなります。具体的には、使用する単語数が増えます。英語の学習環境は今日ありえないほど恵まれています。音源がレコードしかない時代、さらにさかのぼれば、ほとんど英語の音、声を聴くことさせできなかった時代もありました。保護者様の世代はどうでしょうか。「ワラ ワラ」って一体何のことと思っていたら、それは「水」だったという話もあります。英語の音を聞き取ろうと、映画館にこもったという話も聞いたことがあります。そういった時代からすれば、ありえないほどの英語環境のすぐれた今日、みなが英語をある程度使えるようになったのか?と問えば、まったくそうではありません。これは、必要性の問題だと思います。概して、食べ物にしろ、食べ残しが当然のようになっているこの国では、食の飢えもなく、知に対する飢えもなくなってきていると感じています。これは、反面、国の斜陽の一面であると思います。
そんな中で、英語の難化は意味をもつのかと思いましたが、形から入ることはあながち結果につながらないのかと言えば、そうではありません。すでに小学での英語は一定の効果をあげていると感じています。
例えば、塾の小学6年生の授業では不定詞や接続詞becauseなどを普通に使っています。これは、今の中学の教科書では、中2の内容なのです。要するに、小学の英語の方が中学の教科書よりも先行しているわけです。
先取学習は有効なのか
つい先日、中1塾生の保護者様とのお話で、このようなことがテーマとなりました。
英語についていえば、やりすぎることは全くない。これがお答えです。
先取というよりも、英語力に終わりはありません。例えば、英語のニュースはある程度聞けるが(これでもかなり英語ができるわけです)、英語のドラマがどうもわからないということはあり得ます。英語に正統もなにもないわけですね。学校文法をはずれた英語、なぜこんな発音という話し方、人や地域によってさまざまであります。そんななかで中学生のお子さんには、英語に関する自己力を伸ばす手段として、学校英語だけに終わらず、英検などを活用することをお勧め知っています。今後の教科書難化を考えれば、そのような風に英語をとらえることがより、将来にも役立つと思われます。
英語の教科書の難化は差別化をさらに生み出すと考えられます。あるお子さんは「自動翻訳機があるからいいでしょ」みたいな話をしていました。だから、英語の勉強がなぜ必要なの?という発想はすでに英語をある程度身に着けている者にはいいかもしれませんが、そうではない場合には、ことの一面のみしかみていないと思われます。言葉は、直接理解することが最善であるということは、今後も変わることはありません。そこには、文字や音の伝える意味だけではなく、目に見えぬ気持ちや話される背景といったものがあるからです。実は、日本語を本当の意味で学んでいるのは、学校ではなく、日々の生活であり、そのため日本語の場合には、自動翻訳機を通してもこの気持ちを汲み取ることができるでしょう。それは聞く側に積み重なった経験があるためです。しかし、そのような場合にも理解が難しいことも起きるのです。
話を戻しましょう。
英語はどんどん学ぶことは素晴らしいと思います。明成塾でもそのようなお子様を応援しています。英検であれば、段階的に進めて中3で2級がとれればいいのではないでしょうか。
----------------------------------------
ご相談・お問い合わせ→
お問い合わせ(明成塾)
少人数定員制で学力を変える
熊高 済々黌 第一 第二 高専合格指導専門
高校数学 英語 個別指導
● 小学低学年からプロによる少人数指導
● 極める高校数学 基本からハイレベルまで丁寧に
明成塾 096−355−3089
明成塾のホームページはこちらです→
熊本の塾 明成塾

0