高1(第一高校)のSさんが、成績表を見せてくれた。
学校の先日のテストで数学が
学年2位であった。
「よかったね。」というと笑顔をみせてくれた。
熊高のN君が、校内模試?で物理が
学年1位という話をしてくれた。ご存じの方もいるだろう。浪人生も参加するテストである。
「よかったね。」と言ったかどうか、覚えていないが、何らかの話をしたように記憶する。
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いずれの場合も、数値の把握が客観的になされている。
しかし
そもそも、中学生の塾生の場合、程度の違いはあれ、どのお子さんもこのような客観性にもとづいた判断に欠けるように思う。
いろいろな例を書くと、ゲームばかりに専念して夜更かしして学校で寝ているようなお子さんは、そのようになるように生活している。
社会の点がとれないというお子さんは、社会にかける時間が少ない。
英語の単語や文法の知識が足りず点のとれないお子さんは、これまで、その時々の学習の不徹底の結果である。
実は、客観的判断は、多くの場合、塾生自身ですでになされていることが多く、また、その保護者の方によって心のうちでなされていることもすくなくない。問題は、その判断を基礎として、必要となる行動ができるかどうかである。
例えば、第一高校を志望高校とする場合、近隣の中学であれば、学年一桁から15位程度までの学力が必要であり、現在、その位置にいなければ、そうなるような行動をとる必要がある。
面白いもので、この必要性を踏まえた行動は、親が「やりなさい!」と言って
生まれるものではない。@行動の基盤がすでにご家庭にあることAご家庭での目標に向けた一致B行動に対して阻害する因子がないこと(平たく言えば、優先順位が高いこと)である。
結果的にみて、少なくとも、この3つの条件がみたされていない場合には、そもそも、目標とする学年順位や志望高校がご家庭にないと言える。これは学力を伸ばす最低の要件であるが、親の時代と違い、満たされすぎる故に@の行動の基盤(やらなければならないという動機)が生じないご家庭もあるのではないだろうか。しかし、学力アップには時間制限があることを踏まえていかねばならない。
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