塾内では、入塾時には、定期テストの各教科が30点そこらの生徒さんも多い。
この30点台の生徒さんが、まずやるべきことは何か。それは、高い点を目標点と掲げるだけの実のない欺瞞や自己満足ではない。30点台である理由を分析することだ。分析といっても、実はたいしたことを言っているのではない。例えば、理解できていないところがあるとか、暗記できていないところがあるとか言った個別のことから、学習時間の不足といった全体的なことを確認することだ。
次に、それに基づいて行動することである。この行動こそが一番大切だ。だいたいにおいて、明成塾に入塾した生徒さんは、入塾時に30点台であれば、40点台まで伸びる者がほとんどである。但し、ここにも一つ越えなければならない壁がある。例えば、5教科中、3教科は40点台にのせられたとしても、あと2教科がなかなか難しいということは言える。この原因は一つではないが、心理的要因も大きい。例えば、数学は苦手といって、後回しにしたり、国語は好きではないといって問題を解くことから、目を背けたりしてたりと外部から見れば明らかなこともある。実は、この壁を超えることは、そう難しくない。その他の教科を40点台にあげた、その始まりが自らの行動であったのと同様に、その苦手教科を優先するような学習パタンを組むことだ。そうすると、案外、簡単に道は見つかる。
点を伸ばすことは、上記のような作戦でうまくいく。しかし、満点となるとそうもいかない。そもそも40点台が当然というところからの作戦となる。まず、満点がとりにくいのは、暗記をベースにするものは、暗記していないと話にならないからである。ときおり「あいつはあまり勉強していないのに点が高い」というようなことを生徒から聞くこともあるが、そのようなことは絶対にない。当塾においても近隣の中学で、学年1位を何度もとり続けた生徒さんも数名いるが、彼らは、学校の授業中に教科書程度の知識は覚えていたといっていた。つまり、時間の使い方が意識せずともうまいわけだ。ぼーっとしてたり、騒いだりしていなくても、覚えようという頭が働いていない者は、時間効率が悪い。このような時間を効果的に使い、さらに全体を復習するのが暗記科目においては満点への道だろう。一方、数学などは、簡単に言えば、解ければいいだけである。40点をこえている時点で、日々、問題をこなせば定期テストのレベルなら満点はとれるはずだ。満点をはばむ要素は、計算ミスか、あるいはちょっとした応用力の欠如しかないだろう。これは、日々の問題演習でこえることができる。もうひとつ、満点がとれない理由があるとすれば、心理的な呪縛もないではない。例えば、苦手意識がどこかにあれば、なんでこんなミスをするの?といったミスをうむ。これにたいして「うっかりミスでした。」というのが通例だと思うが、うっかりミスは丁寧な勉強不足に過ぎないと考えて得意という意識に転換すべきだろう。
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数学 満点おめでとう
今回の期末試験では、数学でH君(城西中2年)が満点をとった。試験自体の難易度はともかく、塾内の数学満点はひさしぶりで、とても良かったと思う。
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★ 塾では、劇的に成績を伸ばしたい小中学生(低学年〜)を募集しています。
☆ 来春中1とで上位をとりたい小6
☆ 順位を上げたい中1中2
☆ 志望校合格に向けてともに戦う中3
*学力アップという変化も、動き出さないと始まりませんよ!
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明成塾とは
明成塾は、ひとりひとりのお子さんの立場にたつプロの指導をしています。お子さんを伸ばすためには、保護者の方にもご協力をお願いすることもあります。ここでできるようにならなければ、他ではなかなか難しいと考えています。
小中学生とも、将来、熊本、済々黌、第一、高専などにいける学力を身につけたいお子さんに出会えればと考えています。
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