小6のお子さんが中学に向けた準備をすることには、様々な意味があります。
一番は、学習の習慣化です。もちろん、今それができているお子さんは問題がありません。そうでない場合には、意識を変えて学習の習慣を身につける機会は、そう多くありません。
この学習の習慣化の最大のメリットは、勉強が苦にならないようになることです。小学と中学は内容の上では連結していきますが、評価の方法には大きな変化があります。それは、中学では、得点力、そして順位として学力が評価されているということです。
例えば、ある小学のお子さんXは、算数のテストで90点以上をとってきます。そして、通知表の評定はA。一方、別のお子さんYはいつも100点で通知表の評定はA。またあるお子さんZは、100点が多いが、なぜかBの評定です。
中学での学力順位はY→Z→Xになると思われます。たしかに、中学での評価は通知表に関しては絶対評価であるかもしれませんが、学年順位は相対的であり、入試も相対的なものです。
つまり、中学で勉強ができるというのは、「点がとれること」なのです。そうすると、点がとれるようにするには、どうすれば良いのか?と言うことになりますが、それは高校程度までの学習内容が知識の蓄積をメインとするものであることに鑑みれば、日々、一定量の知識獲得を状態とすることに尽きます。
やや極論になりますが勉強に関して楽しくやろうとか言った風潮が、「苦手でもいいんだよ、それでも君はAなんだ。」みたいな雰囲気をつくってきたと、小学の授業参観に行った際に感じたことがあります。昔は、本当にできる人だけが褒められていました。これは昭和の頃の話です。算数が得意と言えば、あいつ先生よりすごいやと思わせるような子がいたものです。計算大会なども満点は学年にいるかどうかだったわけです。ところが、今は90点の生徒によくできましたねと言ったりする。確かに、ほめて伸ばすことは良いことで、世の多くの児童の心理学者が右へ倣え的に言っていることです。では、長く続いた100点しか褒められない時代や高得点しか評価されない場は間違っていたのでしょうか。私は、本物のみを褒める方が生徒を伸ばすと考えています。この30年での日本の国力衰退の要因のひとつには、学校教育の方向性のブレがあることだと感じています。
ちょっと話が脱線しましたが、学習の習慣化は、この本物の学力をつける第一歩です。そして、このようなとらえ方は、文武両道の立場のお子さんの武についても伸ばしていきます。例えば、サッカーをやっているお子さんは、日々、練習しているのではないでしょうか。勉強についてもまったく同じです。
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明成塾とは
明成塾は、ひとりひとりのお子さんの立場にたつプロの指導をしています。
お子さんを伸ばすためには、保護者の方にもご協力をお願いすることもあります。
「何を言っているんだ!」と思われるかも知れませんが、
いわゆる進学塾などから転塾してきた生徒のそれまでの成績の推移から判断すれば、ここよりも成績が伸びる塾はないと感じています。
小中学生とも、将来、熊本、済々黌、第一、高専などにいける学力を身につけたいお子さんに出会えればと考えています。新中1(小6)は、小学の復習を徹底しましょう。
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