現在中3塾生には高1の数学を教えています。これは常々感じることですが、中学の数学と高校に数学では、通常のレベルだとあまり難易度が変わらない、いやむしろ高校の数学の方が簡単な場合もあるのに、早々に、教えていて苦手感を示すお子さんがいる点です。
現在やっているのは、因数分解の問題のうち、次数の少ない文字に目を向けて整理して、たすきがけなどを2度程度やるやつです。対称式や交代式の性質を使ったりできるものもあります。
ところが、これがスラスラできないお子さん(塾生)がすでにいるわけです。中学である程度、数学ができていたお子さんにこのような傾向がみられることもあります。ちなみにこの程度の単なる計算(この場合は因数分解)は、小学生で言えば、九九みたいなものなのです。高校で数学がうまくいかなくなる原因の一つは、誤解を覚悟で言えば「卒業」という言葉の捉え方にもあると思います。確かに、ある時期の学校の課程を修了する卒業は、人生の区切り目として、他に代えることのできないものなのです。そこには、学校と言う場での日々の数えられない人生の喜怒哀楽があり、友に、そして先生に、また校庭、校舎・・・ひとつひとつに心の中で様々な思いをふりかえる節目であるかもしれません。しかし、「学業においては連続性があり、そこに休みはない」これが私の考えです。特に、これまで日々努力を重ねてきたお子さんが、まるで何かから解放されたかのように、学業への集中度を失う姿を見てきました。そして、高校で力を発揮するどころか、おぼつかない成績となったりする。
それもまた生き方という見方もないではないですが、常に初心の心を忘れずに、「中学の課程」を卒業した塾生のみなさんが、次への飛躍のために、しっかりと鍛錬(渡している問題など)をやってほしいと思います。君にも九九を無心で覚えた幼い日々があったでしょう。意気揚々と九九をお母さんやお父さんの前で言ったあの日が。学力に向かうひたむきさ、そして無心な魂こそが、数学に限らず、高校での学力を伸ばす最大の礎だと思います。
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中3塾生保護者様へ
日にちは学校により異なりましたが、塾生のみなさんの卒業式が無事におわりました。この場を借りて、皆さんのご卒業を心より祝福させて頂きます。おめでとうございます。上記のように高1数学の指導をしております。レベルは青チャートの4あたりまでの内容です(一定の商品を推奨しているわけではありません)。高校の内容になって中学内容よりもできるお子さんもいたりします。しっかりと問題を解いてきてほしいと思っています。
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明成塾応援団員様
ご卒業おめでとうございます。
4月9日のあの日、小学の入学式の日の雨上がりに歩いていました。
子供は目を輝かせ何かを話しながら、私たちの手を引きました。
キラキラと輝く路面までもがまるで、子供たちを祝ってくれているかのようでした。
吹いてくる風は時折方向を変えては、はしゃぐ子供に、「もう小学生だからね 君は・・」と声をかけて励ましているようでした。
それから、それぞれの家庭に、それぞれのドラマがあり、こうやって義務教育の「卒業」を迎える日となりました。平穏な日常の連続も、あるいは強さを求められる試練も、ご家庭の違いによってそれもまた様々ではなかったかと思うわけです。
親はある意味で、思い出の蓄積の中で子供をとらえるのかも知れません。10GBでどの位の画像かなと昨日息子に聞いてみました。君の30GBくらいの写真を眺めていたよ と言うと特に返事はありませんでした。子どもの卒業は、どこかこれまでの人生の集大成のようでもあり強く心に響きます。むしろ彼ら自身以上だと勝手に思うのですが。
S君のこれからに幸あるように心より願います。
塾への応援感謝いたします。
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明成塾とは
明成塾は、ひとりひとりのお子さんの立場にたつプロの指導をしています。
お子さんを伸ばすためには、保護者の方にもご協力をお願いすることもあります。
「何を言っているんだ!」と思われるかも知れませんが、
いわゆる進学塾などから転塾してきた生徒のそれまでの成績の推移から判断すれば、ここよりも成績が伸びる塾はないと感じています。
小中学生とも、将来、熊本、済々黌、第一、高専などにいける学力を身につけたいお子さんに出会えればと考えています。新中1(小6)は、小学の復習を徹底しましょう。
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お問合せ・ご相談先
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明成塾 096−355−3089

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