熊本の塾　明成塾塾長のブログ　伸びを求めて

　「明成塾に入塾して勉強のやり方がわかったようです。」

　「もっと早く、明成塾に変えればよかったと思います。」

　保護者様から最近頂いた言葉です。

　明成塾に入塾するまで、あまり勉強して来なかったというお子さんもいます。しかし、明成塾を選ばれたと言うことは、そのようなお子さんも、成績を上げたいという思いがあるからだと言えます。

　中３塾生は、どのお子さんもかなり勉強をしている。授業時間以外も、塾にずっといて、食事も塾で食べているお子さんも何人かいる。

　皆さんが、どの程度やらなければならないのかを考えて、自主的に行動している。彼らから、聞くことに、「○○君は〜時間勉強しています。」というものがある。この○○君というのは、明成塾の塾生ではない。

　明成塾に入塾して頑張るお子さんは多い。そもそも、この「頑張る」という言葉はあまりにも抽象的すぎて好きではないが、なかなかこれに代わる日本語の言葉がみあたらない。

　K君は、下益城城南中のサッカー部の生徒さんである。当塾には、比較的遠方から通塾していただいている生徒さんもこれまで少なくないが、K君の場合も同様である。上位高校を目指して当塾を選んで通ってくれている。保護者様の送迎に感謝している。

　今日は、中１夏期講習の状況（一部）をお伝えします。

　現在、中１は、５つの中学の生徒さんが在籍しています。
　英語の講習の内容は、教科書レベルの英作文が瞬時に書けるかどうかをテストしています。いわば、これが第一段階。ひとりひとりが達成できたかどうかを確認しています。
　この第一段階を終えた生徒さんは、次に実力問題を解くことになります。これも、ひとりひとりができるようになったかどうかを確認し達成度を塾内に表示しています。

　結局、試験で得点がとれるかどうかは、日々、塾の課題を達成できているかどうかにすぎません。つまり、点がとれる具体的な方法は明成塾においては明らかです。

速報）
西山中３年　
５クラス中２クラスで塾生がクラス１位達成
ほとんどのクラスを抑えていた頃がやや懐かしいところです。

以下は今回の記事−−−−−−−−−−−−−−−−　　　

中1塾生は一言で言えば、それなりの順位がとれた。

　このブログで何度も書いていることは成績を伸ばすことはそう難しくないということ。

　しかし、そもそも勉強しない生徒を伸ばすことは至難の業。これは勉強に限ったことではなく、スポーツでもなんでも同じで、繰り返しの練習なくして達成できることはない。そして、この行動ができるかどうかは、頭（学力）の問題よりもむしろ環境の問題であると感じている。自らの意志で行動（勉強）しない環境をつくれるのは、そういう気持ちがなくても多くの場合他でもない親である。辿れば、学力の伸びの源泉はそこにある。中１塾生は半数が学年３０位以内であったが、この伸びは、塾がプロデュースしたという面が今回は大きい。実は中1の場合形は違えど例年保護者の方との連携で１学期の学力上昇を実現している。

　昨日は、中学生が早くから何人も自習に来て期末試験のための勉強をしていた。
　中２の男子（西山中）は、試験１日目をふりかえり、自己採点めいたことをやっていた。Y君は、国語の問題を解く際に「勘違いがあった」と言っていた。中１男子（下益城城南中）は、西岸海洋性気候に影響をあたえるもので、暖流と偏西風はわかったが、暖流の名前が書けなかったと言っていた。また中１女子Nさん（城西中）は、数学の文章題で解けない問題があったと言っていた。
　
　　

　保護者の方には、いろいろな機会にお伝えしていることがある。それは、テストの結果を残す勉強は、一部の者を除けば、知識面は単なる暗記だ。

　これは、とてもとてもとても単純で、暗記をすればいい。　　

　ただ、それだけに過ぎない。
　
　そして、この単純なことをしない生徒は、自ら点をとることを拒絶しているか、それがわからないのか、そのどちらかだろう。残念ながら、おそらく、今回の試験では、一回悪い点をとらないと目の覚めない者もいると感じている（それで覚めてくれればまだいいか）。

　塾では、大幅な成績上昇の達成のために、綿密に計画して、早期に試験範囲を終了させ無理せず順位を伸ばせるようにしているが、

　暗記などの行動をしない者に行動させることは、泣いている赤ちゃんを和ませる以上にはるかに難しい。

　完成度を高める方法は、具体的にとなると教科によって多少異なるが、だいたいにおいて共通している。

　このような完成度を高める作業は、特に学校の勉強に限ったことではない。まさに作業であるという意味で、ほとんどのお子さんがなしうる。この作業の目的は、点をとることであり、作業している姿を人に訴えるために見せることでもなければ、作業していることに自己満足して一日を過ごすことでもない。

　そもそも、この点をとるための作業が、ごく当たり前のこととなっている者が学年上位をとるし、その結果はまるでゲームで点をとることのようになっている。

　期末試験が、６月の半ばにあります。
ほとんどの試験範囲もでていて、各塾生はそれにそなえる時期です。学年により、直接案内などもしましたが、この試験範囲の内容は、どの学年も遅くとも5月の半ばには終了しています。

　比較的、塾生の皆さんは、勉強しているようにも見える。しかし、そもそも、得点をとるという点について、ひとりひとりの間で差が大きい。まったく、勉強のために勉強しているようなお子さんも中１にはいる。

　塾生の保護者の皆様　

　いつもご送迎ありがとうございます。

　お子様のご家庭での勉強はうまくいっていますでしょうか。期末テストの範囲については、かなり前に終了しています。要は、毎日の学習において完成度を高めることができているかどうかです。たとえ、「勉強している」とか「今日、〜時間勉強した」と言っても、そのテキストなどのページが具体的に完成していないと、得点力にはつながりません。
　面白いもので、このような完成度を求めるかどうかは、環境と生き方の問題だと、長年の指導から考えています。

　塾生（中学生）の保護者の皆様

　おはようございます。また、お子様のご送迎ありがとうございます。
どの中学も、期末試験までの期間がひと月足らずとなりました。塾においては、どの学年も試験範囲のほとんどが、すでに終了しています。

　授業においては、先に進んで行きますが、同時に各お子様の完成度を確認していきます。

　ご案内の通り、学力の上昇には、お子様ばかりではなく、保護者様と塾との間で、同様の方向に向かうという【学力上昇の前提】が必要となります。

　いわゆるゴールデンウイーク、連休期間ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
　塾も、祝日は休講なんですが、期末テストにむけて詰めの計画をしているところです。
　
　前にも書きましたように、中学における成績アップなど当塾においては、造作もないことです。仮に、これをはばむことがあるとすれば、どんなに伸ばそうと考えて指導しても、そもそも、家では塾のテキストや学校の教材などを完成させるような勉強をしないお子さんです。それは、前に進むように一生懸命にやっても、ブレーキをかけているようなものですね。


　「僕は、済々黌高校に行きたいです。」と言って中１で入塾してきたN君は、済々黌高に合格しました。
　「熊本高専に行くために、明成塾にしました。」と言って入塾してくれたS君は熊本高専に合格しました。

　こんにちは。いつもご送迎ありがとうございます。
　お子さんの日々のご家庭での学習はうまくいっていますか。塾では特に中１の１学期は、勝負と考えています。知識面や方法面では、塾で指導しますが、学力を決めるのは、本人がしっかりと時間をとってやるかどうかです。このやるということは、塾や学校で学んだことを早期に完成させるということです。
　抽象的に本人の意志とかやる気といった問題と考えがちですが、必ずしも本人任せでは結果はだせません。この１学期でしっかりと目的に向かうようなご家庭での向き合い方があるかどうかです。

　中学生の塾生に、週間学習表なるものを書いてもらっています。そもそも、学習の計画など、他から指示されてつくるようなものではないという考えの自律型のお子さんもいるかもしれないけれど、自分の行動指針を具体化し視覚化することは、そうではないお子さんにとってはなんらかの行動のきっかけになればと思われるため、塾ではかなり前からやっています。
　（下の画像は中３塾生が書いたものです）