木村さんの「自然栽培ひとすじに」を読んでいくうちに気が付くことがあります。
それは
読んでいるだけではわからないことがあるんだなあ〜ということ。
私はナチュラルハーモニーでのセミナーに何度も現場まで出向き
実際に木村さんや高橋さんや石山さんや河名さんに会い、
その話を聞き、その言葉の裏側を感じ取ってきました。
そして
実際に実践し、言葉の奥に隠れた部分を感じながら
自分なりに思考し、実情に合わせる工夫をしました。
疑問に思ったことは
長いこと考え抜いて土を見て
やってみて答えを見つけてきました。
やっと先輩たちの話が理解できるようになってきた気がします。
「自然栽培ひとすじに」には今だから理解できるものが詰まっています。
自分でやってみているからわかる事。
木村さんは8年を費やし、そのときまで苦しみぬいてます。
そして数十年かけて今がある。
私は先輩達のおかげで
この感覚をつかむのに2年。
で、なんとなく・・・ってところまできました。
(まだまだなんですけど、感覚は・・・ってとこかな?)
数十年をこんなに短い時間でこの感覚までこれたのは
集中してのめりこんだからであり
先輩達の素晴らしい教えがあるからです。
この感覚と実際を見つめながら自分なりの方式を作ります。
これは
話を聞いてそのままやっててはうまくいかないと考えるし、
先輩達の意見もそうなのです。
状況、土地柄、履歴など
同じ物は一切無いことを考え
自分の状況に合う作り方を見つけ出すべきなのです。
つまり
自然栽培の基本とは?
この自分自身への問い掛けから始まります。
コピーではだめ
模倣から自分の道を見つけ出す事
これが自然栽培を極める近道だと思います。
未熟である私が
今感じれる大事な瞬間ではないかと思います。
極めるまで
いやそれは遠い道のりかもしれませんが
そのきっかけは見つけました。
このわくわくする気持ちは
幸せという言葉が似合う瞬間なのです。

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