ここ熊本菊池ではなかなか大規模な農家はいない。
そこでみんな狭い面積をいかに有効に使うかで
収益を上げるように考えている。
田の後にメロンとか花とか野菜とかを作って効率を狙うのだ。
回転させてようやくどうにか暮らせるようなもの。
そこに田のものは田で
畑のものは畑でというと効率が悪くてできないという。
そこに何があるのか?
単価の安さ(生産から見たものだけど)だ。
農家が暮らせるだけの収入があるのなら
質のいいものを作るのだろうが
まずは生活になってしまうから
金に換わるものしか作っていけない。
質なんて考えもしない。
話してて何が話題かと言うといくらになったか。
いくら稼げるかが農家の関心事なのだ。
そこに安全も安心も無い。
見た目の綺麗なものを
いかに多く作って高値で引き取ってもらうかが仕事なのだ。
農家は人の食を守るべきものなのに
それはすっかりおざなりである。
それは何故なのだ?
消費者はそんなものしか望まないのか?
いや違う。
食べるものが無かった時代はとにかく食べるものを確保することが先決だった。
だから肥料も農薬もたくさん使って収量をあげる事が先決だった。
時代が変わって
今や何でも手に入る時代になった。
そこには意識が変わって安全なものを求める声が大きくなってきた。
その安全なものを作るには
手間と時間がかかる。
消費者の意識は変わってきた。
だが
そこにいまだ存在する安いものへの要求。
安全を求めるならどうすべきなのか?
今日は地域の活動で花?の種まきがあった。
置き去りの農地を花で綺麗に見せようと言う試みなのだろうか?
今まで考えてなかったが
ここは田だったよね?って聞いたらそうだという。
土地が欲しい私は
借りれるの?
やるひとがいないから荒れてしまってみっともないから
みんなで綺麗にするんだということだった。
私がやるって言ったら貸してくれるのかな?
おそらく二つ返事らしい。
ならばみんなの時間を割いてこんなことするよりも
作ろうではないか。
2反半くらいなのかな?
これから交渉してやることにするだろう。
そんな話をしていたら
別のところもやらないかと話がでてきた。
やるにしてもばらけているからやりにくいのだが
集めていって増やしていくのがこれからの方向だろう。
4反ほどが増えるかもしれない。
でも
減反がかかるなら難しいんだよね。
田を4反手に入れても
米は半分しか作れないとなるならどうする?
考えるんだなあ〜
こうやって増やすしか今のところ方法は無いからね。
やってみるか・・・
それに
今借りているところにプラントを建てたいと考えている。
今後のやり方から
基点の場所にしたいから。
持ち主に話したらまあ大丈夫かな?
さて
計画を立てていろんな事がまっているだろうけど
絶対の基本は安心と安全
ん〜〜大変だな〜
頭が熱いよ!

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