朝から出荷で大騒ぎ。
なんだかんだ忙しい。
そしてハウスの中では次の野菜の準備をしなくてはいけない。
取り上げた後には草がいっぱいなので刈り取ってしまいます。
これがね〜前回エンジンの草刈機でやって
排気からの油で野菜を汚してしまうのがわかったから
電気を使っての草刈機にしたんだ。
これがなかなか使い勝手がたいへん。
30mの畝の草刈で半日かかったもんね。
いやあ疲れました。
冬場は野菜特に葉物は育ちが悪いから
切れないようにと必死です。
露地でのものは季節に合った物なので大丈夫だけど
葉物はそうはいかない。
ハウスでの管理だし、暖房なんて使わないから
傷んだりするのもたくさんある。
だいたいそんなものを作るのも自然ではないような気もするが
そこは生きるためには仕方ないところ。
いかにハウスだけで
気を使いながら育ってもらうかが苦労するところだね。
大量生産の設備して
温度管理もボイラーとか使ってやって
肥料バンバン入れて無理に育てるより
このくらいで美味い野菜を作るほうがいい。
何よりコストがかからない。
炭酸ガスも出さない。
育ってくれる野菜はバツグンの美味さだし
喜んでもらえる人たちがいることが一番の喜びなのだ。
でも足りなくなってくるんだろうなあ・・・・
どうにかしなきゃ
そんなこと考えながら家に帰ると
お袋が納豆を作っていた。

今年はわずかしか収穫できなかった大豆
自然栽培の自家製大豆で
自然栽培旭1号の藁を使って作ってます。

この藁つともお袋の手作り
味噌も作るし御節も作るんだよね。
自分の母親だからってひいきではなく
凄いお袋だ。
納豆は1週間もすれば食べられる。
納屋の2階の藁の中に置いておくだけ。
藁の中の自然の納豆菌が繁殖して
大豆を納豆に変えてくれるのだ。
これに塩をかけるだけでバツグンの美味い納豆になる。
ほんと
こんなものはなかなか食べられないよ。
自分でも贅沢な生活だと思うのであった。

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