昨日 菊池環境保全型農業技術研究会の総会がありました。
ここではそれぞれこだわって生産している人が集まっています。
総勢30名以上
それぞれがそれぞれの思いを日々の仕事に向けているはず。
宴会では色んな話が飛び交います。
私はここに昨年から参加させて頂いているのですが
もったいないと思うのは、せっかくこれだけの人が集まっているのに
何故にその実績とか技術の発表とかをしないのか?という点。
お酒を飲んででもいいから(むしろその方が言いたいこといえる)
なにかしら話をする人、聞く人としてできないか?
非常にもったいない事だと感じています。
九州自然栽培研究会に踏み切ったのはそこの一点から。
自然栽培に特化した話ではありますが
こんなのもあるということを知っていただきたいから。
そしてそこにある技術、思想を聞いていただきたいから。
あとは自分で考えればいい。
何も強制はしないし、やり方も自由。
そこにいい技術があるならば多くの人と共有できたら凄いではないか?
そんなことを考えて九州自然栽培研究会のセミナーを始めるのだ。
セミナーといっても本来の目的は
参加する人の「どうしたらいいのだ?」の疑問を
みんなで共有しみんなで解決できる方策を考える事。
そのヒントを見つけ出す事である。
まず誰かの問題があれば解決できるのは本人のみ。
なぜならその問題はその人でしかわからないからだ。
同じ方向を向かうならば同じような疑問に当たり
どうやって克服したかの話が聞ける。
そういう話ができる集まりにしていきたい。
当然新しく入る人もいるから最初は基本から。
基本はわかっているようで以外にわかっていなかったりするから
何回もやることにより確認作業ができる。
そしてそれぞれの実力を上げていってもらいたいのだ。
そのきっかけにでもなってくれればいいかなと思うのである。
現在あるこの技術研究会でもそんなところは提案していこうかとも思っている。
いかにみんなが楽しくその思いをつなげていけるのか?
ほんとうに楽しい時間になればいいなあ。

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