
自然栽培では種も考える必要があります。
種に記憶されている歴史がその成長に大きな影響があるからです。
そこで自家採種をやっていくようにと教えられました。
よし!やるぞと立ち向かってみたものの
簡単じゃない。
それなりに扱える大きさの種ならばいいけど
小さくてどうにも手で扱えないほどのものが多い感じがする。
我が家ではこうゆうときはお袋の出番。
ほとんど何でも種採る技術を知っている。
すげ〜〜お袋。
でも野菜のレタスとかは知らないらしい。
その作業は仕事やっている合間にやってしまっていたりするから
なかなかお目にかかれない。
そこでしつこく種を採ることを考えておかないと
買うことになる。
買った種が悪いとかではないが
すでに農薬つかってあったり、次世代を残せないようにいじってあったりするとダメなんだな。
買う場合がかなり多いが、そいうときはそれなりの種を買うようにしている。
そこから出来るならば種が採れればと考える。
現在どこかの会社がこの種を牛耳ろうとしているらしい。
特許を振りかざしての世界戦略なのか?
そうなってからでは遅いから
今のうちの自分の種は自分で残す必要があると思うのだ。
それを交換し合いやれば大事な種は残っていく。
この写真にある本はいずれも種を採ることに特化した本だ。
前年牛蒡の種がたくさん取れたから
野口種苗さんに送ってみたら
発芽率が3%しかなくて商品にならないといわれた。
う〜ん・・なかなか難しいぞ種採り。
おそらく基本的なことをわかっていなくて
選別が難しいらしい。
そうなるとひとりでやってもダメだろうから多くの人にやってもらうのが効率がいい。
どうやらそういう動きがあちこちでも始まっている。
できるだけ自家採種をやっていく人が増えて欲しいものだ。

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