
本日も出荷日で畑でゴソゴソ
山東菜がこんなに大きくなってた。
これで巻くと白菜になるのかな。
まだ虫食いもあるし綺麗とは言い難いのだが、5年間肥料なんて使わないし農薬も使わないでもちゃんと育つ。
思うことは自然の循環からいかに育つだけの必要なものを集めてこれる環境を作り出すかだけ。
それにはやはり肥毒の影響という意識を持つことだと思う。
全くの自然のままでは目指すものは難しいが、人間の手が加わることによって
目指すものが出来る。
いかに自然の流れを取り入れてくれるか。
障害となるものは人間が手を入れるたびに作られるのかもしれない。
いかに手をかけずに目標となるものに育ってもらえるか。
余計なことをするたびに肥毒になってしまうのだろう。
肥毒を取るなら余計な事を省いてしまえばいい。
一つ間違えば放任になりかねないが、大事な部分はちゃんと目を配るのだ。
そこをどう見抜いていくのかが感性。
もともと自然中では植物が生きていく環境が出来ている。
必要なものは自然の中から供給するシステムが出来上がっていると考えている。
それは地球の歴史から考える必要がある。
つまり植物は変化してきた地球の環境に順応し
その環境で歴史を作れるようになってきているのだ。
地球上に存在する物質を上手く利用して育っていく方法を見つけだしている。
それをすべて知っているかのごとく人間はやり始めた。
そこに大きな間違いが存在しているのである。
科学的な観察から化学的な法則を知るようになった人間は
未知の部分が多いにもかかわらず思い通りに出来ると勘違いしている。
それが人の食に大きな問題を引き起こしているのである。
自然を見てその法則をもっと教えてもらい
その法則によって生産に向けることが自然栽培のやり方だと思う。
大きくなってきた野菜は
大きくなれる環境になってきたから。
大きいと使いにくいとかいう話は人間の勝手な都合
大事にいただくのが大事なことではないか?

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