稲刈りが始まり、籾摺り作業もあります。
エントツコンバインではないので籾袋での作業に
玄米にしたのも30kの袋です。
重労働の季節でもあり、体が鍛えられる季節でもあります。
およそ120俵以上の米を何度も手作業でやるのですから
あちこち痛くなります。
昨日から始まったばかりなのに、今日はもう腕とか腰とか痛いし・・・
機械に頼ればそんなこともないのですが
機械は高いからなかなか買えないのよね。
米を作るにはたくさんの機械が必要で
しかも全て自分でやっているので必要な機械は段々揃えてきました。
しかし次々に更新していかねばならないし
費用は大変なのです。
やれるところは体でやるようにしないといけない。
昨年はこの処理の後腕が痛くて1月まで直らなかったんだよね。
そろそろ考えねばならないかもね・・・
しかし体が痛いのよ〜
さて
米を入れる袋ですが
農協に買い求めに行きました。
今までの袋は農協に出す人の分しかないのだそうで
私みたいに自分で販売する人には無地の袋しかないのだそうです。
まあ、それでいいから買ってきたんですけど
昨年同様にその袋の安全性を確認したかったので
その書類を欲しいと話して来ました。
担当がすぐに変わるので毎年毎年説明しなくてはならない。
またか・・・って思いましたね。
米をどんなに安全に作っても
それを入れる袋が何かに汚染されていたらなんにもならないからです。
袋はどんな工程でどうやって作られているか知らないからでもあるけど
それが
「何かに汚染されているかもしれない」 なんて誰も考えないのでしょうね。
「安全なはず」ではもはや危ない。
中国のギョーザ事件や事故米の事が頭をよぎります。
出来るだけ、やれるだけの安全を考えねばならないのです。
袋を自分で注文して作ろうと昨年考えたのですが
最低ロットが2000枚なんだそうで
ちょっと手が出せなかったのね。
そのかわりに酸化を防ぐための真空パックにできる機械を入れたんです。
それだって袋も注文して機械も入れてだから
60万くらいかかったのかな?
安全を求めて、絶対の安全を考えて進めていくと
金のかかることばかり。
保管庫はすぐにでも入れないと足りないし・・・
いったい何のために仕事やっているんだかね。
そんなこんなでも
食べる人の喜ぶ姿が目に浮かぶからやれるのかもしれない。
痛てて・・・
体はきしんでいるようですが、頑張りますよ。
安全な食べものを提供するのが仕事ですからね。

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