kurogenkokuです。
昨日は
小規模事業者経営改善資金(マル経融資)協議会に参加してきました。
その名のとおりマル経融資について経営指導員と日本政策金融公庫が情報交換をするための場です。
*
マル経融資については以下を参照
http://www.k.jfc.go.jp/tyuushou/kaizen_m.html
*従来は小企業等経営改善資金でしたが名称が変更になっています⇒診断士1次試験では注意
平成20年10月1日、国民生活金融公庫が
株式会社日本政策金融公庫に移り変わってから初めての会合です。
私にとっても商工会議所に移籍してから初の会合で、商工会時代にお世話になった経営指導員の皆さんとの久々の再会に懐かしい思いがしたひとときでした。
それはさておき。
今年度の資金需要を見ると、ほとんどの支援機関で前年以上の融資実績の伸びが見て取れます。
マル経融資は小規模事業者にとってなくてはならない制度であり、利用しやすいものだということはいうまでもありません。
金額ベースの伸びでは「別枠」がなくなったこともその要因といえそうです。
反面、返済が苦しく条件変更が行われたり、事故口になったりするケースも増えています。
その点について
支店長さんがこんなことをおっしゃっていました。
「誰がどう見ても健全な企業に融資をするのは簡単です」
「でも我々の目指すのは財務内容が厳しくても頑張る企業に融資することによって業績向上に貢献出来ること」
「そんな企業から感謝されるのが一番うれしい」
マル経融資の目的は支店長さんがおっしゃる内容そのものなのですが、あらためて話を聞くとなにか自分が忘れかけていたものを思い出したような気がしました・・・。
終了後は融資担当者も交えて
情報交換会を行いました。
情報交換会では
『Mr尿酸値』のKさんから
『痛風』についてのレクチャーを充分にしていただきました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/1963.html
kurogenkokuにとってKさんは尿酸値問題を解決する上でなくてはならない存在であり、Kさんと同じ道を進まなければきっと痛風問題は解決できるだろう。
そんな風に自信を持たせてくれる素晴らしい方です
(フォローになってない・・・。
そんな
Kさんですが、
kurogenkokuは融資の考え方や姿勢について勉強させていただくことが多いです。
「いまうちが出さなかったらこの企業ダメになっちゃうと思います」
「だからできるかぎり融資を出せる方向で検討してみたいんです」
先日、かなりリスキーと思われる案件でこんな話がありました。
その時私は何も言いませんでしたが、いまでもその一言は印象深く、心の中に残っています。
その企業は地域社会にとって大切な役割を果たしている企業です。
昨日Kさんから融資を実行したという報告を聞きました。
そのあと自分は何が出来るのか・・・。
経営指導員として、中小企業診断士として、「動く」決意をしたところです。。。

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