kurogenkokuです。
昨日は産学官連携事業の幹事長とサシ飲みしました。
閉塞感が蔓延する中、将来を自ら切り開いていくような有意義な情報交換が出来ました。
その中で面白い話がありまして。
幹事長は中小企業の経営者でもあるのですが、「最近どこかの2次データばかり持ってくる社員が多い。むしろ時間がかかっても1次データを自ら加工して分析し提言してくる社員が増えて欲しいんだけどな」その言葉がやたら記憶に残りました。
「考えるということ。」
すみません。
以下、語弊があるといけないのですが、ご容赦ください。
自分が中小企業支援をしている過程の中で重要だなと思うことは、企業の現状を正しく理解し、その企業にとって最適な支援策を考え提言し、実際の行動に結びつける、そんなコンサルティングだと思っています。
そこには必ず「思考」というプロセスが入ります。
「テクニック」「メソッド」・・・。
合格への近道という点で否定はしないのですが、真の意味で役立つ中小企業診断士になろうと思うのであればテクニカル的な受験勉強のみに頼るのはおススメしません。考えて考えて考え抜くような勉強をしていないとコンサルタントとして通用しないのではないか。そんなことをあらためて感じています。
「1次データを加工して考える力」
コンサルティングのあり方に相通じる部分が多くあります。コンサルティングの現場では与件情報を作るという作業から始まります。すべてはゼロに近い状態から自分で答えを考えていかなければなりません。
答えは画一的ではありませんし、一般論がすべて通じるわけではありません。
幹事長との会話の中で感じるところが大きかったのでエントリーしてみました。

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