前にも同じような記事を書きましたが。
どうもkurogenkokuです。
先日、ある企業で研修を行いました。これまではkurogenkokuがレクチャーするという形で進めてきましたが、今年は参加者が自発的に考え行動することを目標にカリキュラムを組んでいます。
その都度取り組むべきテーマを示し、ゴールの設定、そこに行き着くまでのプロセスはメンバーに任せます。kurogenkokuはオブザーバーです。
リーダー・サブリーダーを決め、リーダーの指示のもとグループ討議を行ってもらいました。
ところで気になったのが話し合いの中で反対意見を述べる人が代替案を示さないこと。
「そんなことやっても意味ないよ」
言われた側がシーンとしていたので私が質問しました。
「じゃあどうしたら効果が上がると思う?」
すると答えが返ってこない。。。
反対を言うだけなら誰でもできます。
ゴールはみんなで決めたはずです。そこに向かう手段を議論しているのであって、他人の意見を否定するのであれば自分の考えを「代替案」として示さなければなりません。
企業研修を例に出しましたが、ほかにもいろいろな場面で同じことが言えます。
業界の集まりや政治の世界などでこういう状況をよく目にします。
なんでも反対ではなく、反対するならばきちんと代替案を出してほしい。それもしっかりと根拠や裏付けをもったかたちで。推測や希望、想いだけでは不十分です。
逆に代替案が示された側は誠意をもってその意見とぶつからなければなりません。最初から聞く耳持たずでは話になりません。代替案が不十分だと感じたならば、根拠をもって否定する。代替案が優れていると感じたならば、勇気をもって採用する。
それが必要だと思うのですけどね。
いったい何のエントリーだ???

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