時代の変化とは想像以上に早いものです。
どうもkurogenkokuです。
この3月をもって私の母校(中学校)が閉校します。
【秩父市立大滝中学校】
http://www.city-chichibu.ed.jp/ohtakijh/
幼稚園、小学校はすでに閉校、中学校までなくなることになりました。昨日はその閉校式典が開催され、私も参加させていただきました。
ところでタイトルに書いた「日本一明るい閉校」ですが、閉校することが決まった後、いま中学校に残る生徒が考えたスローガンなのだそうです。
【日本一明るい閉校に向けて】
http://www.city-chichibu.ed.jp/ohtakijh/2015/03/4328/
閉校というと暗いイメージが付きまといますが、生徒の皆さんはそうではありませんでした。
閉校式典の中で在校生代表スピーチがありました。
長い歴史に幕を閉じる最後の生徒たちがこれほど立派に、しかも未来を向いて希望にあふれる、力のこもったスピーチにただただ感動。彼のスピーチの後、拍手が鳴りやむことはありませんでした。涙している方々もたくさんいました。
彼らの明るく前向きに進んでいこうという言葉や態度が、「閉校して寂しい」と感じている人の気持ちに変化を与えた、それはまさに「日本一明るい閉校」というスローガンを言葉だけに終わらせず実現させた素晴らしい出来事でした。
過疎と呼ばれる地域においては子供の数が少なく、部活動も競技種目が限られてしまうし、クラス替えがなく(複式学級になる場合もある)たくさんの友達と交流できないなどマイナスの面が指摘されます。その一方で教育がきめ細かく行われ、優秀な生徒が多く、落ちこぼれる生徒はなく、学校が荒れるということもありません。
来賓のあいさつで「ここの中学の卒業生はいろいろな分野で活躍される人が多い」とおっしゃっていましたが、頭に思い浮かべると確かに言えている気がします。教育のあり方について考えさせる実りの多い式典でした。
実りの多いと言えば、28年ぶりに担任の先生にお会いすることができました。私が声をかけるとすぐに思い出してくださいました。3人の先生と撮った記念写真は良い思い出になります。
今回参加できなかった同級生のために同窓会を企画することになりました。
余談ですが、先生にお会いして時の流れを一層強く意識したことはいうまでもありません(笑)
最後に、このような会を準備してくださったスタッフの皆さん、PTAの皆さんにはただただ感謝です☆
【関連】閉校を間近に控えた母校での講演会
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4249.html

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