今日は経営革新支援担当者研修最終日。いつもどおりビシバシいきます☆
どうもkurogenkokuです。
私事ですが、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金のような補助事業採択企業に対しては、必ずと言って良いほど経営革新計画への取り組みを進めています。
例えば機械装置のものづくり補助金の採択企業の例ですが、品質管理体制の構築であったり、人材育成計画であったり、補助事業計画で足りないところを補うようなかたちで中期経営計画を作成し、経営革新計画として申請しなおしています。
このような補助事業採択企業に対して経営革新計画を勧める際の決まり文句は「せっかく投資をするんですから、思いっきり儲かるような事業にしましょうよ」です。このように勧めるとほとんどすべての企業がチャレンジします。
補助事業に採択されたといっても3分の1は自己負担でやっているわけで、自己負担分が回収できないようであれば投資する意味がありません。
そう考えると、補助金について「タダでもらえる」とか「返す必要の無いお金」という触れ込みで営業しているコンサルタントがいますが、正直感心しないですね。補助事業には収益納付というルールがありますから、「返す必要がない」とは「儲けるな」と言っているのと同義語です。
そういえば5月に自民党本部にお邪魔させていただいた際(
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4449.html)、ある先生がこんなことをおっしゃっていました。
「中小企業対策のためのいろいろな制度をつくって利用してもらっただけではダメで、その効果(売上高の伸びなど)についてはしっかりと検証していく。」
ごく当たり前なことです。
認定支援機関は効果に対する責務もおっているわけで、その目的を忘れた認定支援機関はなくてもいいんじゃないかななんて思っています。

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