kurogenkokuです。
704冊目は・・・。
【kindle版】
地方創生ビジネスの教科書
増田寛也 著 文藝春秋
著者が取り上げたのは、全国的に注目されている地域なのでほとんどの事例について予備知識はありましたが、あらためて読んでみると興味深いものがあります。
それぞれ特徴ある取り組みですが、結局のところ地方創生成功のカギは「人」なんだと思いました。
どこの地域にも苦難を乗り切るパワーと知恵を持った人材がいて、小さくても大きな成功モデルを作っていく。
掲載されている地域は以下の通りですが、どこもメジャーな取り組みばかりなので、ご存じない方は購入いただいたらとよいと思います。
【目次】
はじめに 「地方消滅」から「地方創生ビジネス」へ
第1章 世界が注目する「ハイテク蜘蛛の糸」を開発【山形県・鶴岡市】
第2章 被災地発、IT高級イチゴで新市場を切り開く【宮城県・山元町】
第3章 「めがねのまち」から「オープンデータのまち」へ【福井県・鯖江市】
第4章 活用困難資源を観光資源に。「道の駅」型・成功モデル【栃木県・宇都宮市】
第5章 肌感覚のマーケティングで、献上栗のブランドを復活【熊本県・山江村】
第6章 本州一人口が少ない村が、「じゃばら」で大儲け【和歌山県・北山村】
第7章 森林・仕事・人を育てる村の総合商社「森の学校」【岡山県・西粟倉村】
第8章 観光協会の株式会社化とカリスマ外国人の活躍【北海道・ニセコ町】
第9章 有名デザイナーを迎え、「白いタオル」で世界へ【愛媛県・今治市】
第10章 トヨタ出身・Iターン若者の「持続可能な」離島づくり【島根県・海士町】
解説 「鍵を握る、若者、ヨソ者、ITパワー」

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