kurogenkokuです。
1052冊目は・・・。
農地法講義(改訂版)
弁護士 宮崎直己 著 大成出版社
任期3年の農業委員も残すところ1年を切りました。
唯一の中立委員枠ということでお世話になっていますが、後任が見つからないと再任ということも十分ありそうです。
本書は、農地法に全く無知なkurogenkokuが、農地転用等の手続きの基礎的知識を身につけるために、農業委員就任と同じタイミングで購入した本です。改めて読み返すと、当時とは違った見え方がするから不思議なものです。これも2年強の経験があってこそですね。
一方、中小企業診断士である以上、単なる農地転用等の手続き上の仕事だけではなく、食える農業(6次産業化や農商工連携など)を創造するなど、本来農業委員が求められる役割以上の成果を出したいと思っています。
そういう点では3件ほど、面白い事例を支援することができました。
【目次】
第1部 総論
第1講 農地法と行政法
第2講 農地行政の担い手
第3講 農地、採草放牧地および世帯員等
第4講 農業所有適格法人
第2部 耕作目的の農地の権利移動・設定
第5講 3条許可申請の手続
第6講 3条許可の要否(その1)
第7講 3条許可の要否(その2)
第8講 3条許可基準
第9講 3条許可の性質
第10講 3条許可の取消し
第11講 農地の賃貸借
第12講 他法令との関係
第3部 農地の転用
第13講 農地の転用
第14講 転用許可をめぐる諸問題
第15講 違反転用に対する処分
第4部 農地紛争の処理
第16講 行政不服申立て
第17講 行政事件訴訟

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