2007/11/17

ライブレポ「SHO-CO-JOURNEY〜20周年への道〜」  鈴木祥子

3曲目「モノクロームの夏」祥子さんが唄い出す。
勝井さんのバイオリンが重なる。大友さんの深いギターが響く。

 「夏を止めてあえなくなる前に モノクロームの夏が逝く」

その瞬間・・・亡くなった父を想った。
どうしてか、はわからないけど・・・父を想い涙が出てきた。

父の病気を知り・・父が亡くなってボクは一度も泣いたことがない。
葬式、火葬、49日、初盆・・・一切涙が出なかった。
でも、今日、祥子さんのウタを聴き父を想い・・・はじめて泣いた。
父が亡くなってから・・・もう半年も経って・・ようやく。

11月12日祥子さんライブ@品川ステラボール。
会場は品川アクアスタジアムの中にあるだだっ広いホール。

祥子さんのシャウト、ドラム「TrueRomance」で始まったライブ。
「かげりの無いどこまでも届いていくようなあかるい音を鳴らしたい」
祥子さんがそういって選んだのは勝井祐二、大友良英、坂本広道、芳垣安洋
の「過激なサウンド」を鳴らす強者たち。

すべてのウタがあたらしいサウンドで生まれ変わっている。
ひたすら真っ直ぐなオトとウタ。相変わらずとっ散らかったMC(笑。
ドラム語りで歌うという珍芸も披露(^^;)ゞ
広いホールでも「ありのまま、かくさない」その姿。

祥子さんのお父上も今年亡くなった。
幼少の頃離れて今年再会したとき祥子さんのお父上も病の床にあった。
この日のライブはホントはお父上を呼ぶはずだったとのこと・・・。

「夏はどこにいった」「波の化石」「忘却」・・別れのウタが続く。
祥子さんのピアノに勝井さん、大友さんの美しいサウンドが重なり
ただ聴き入る。

ひさしぶりに聴く「そしてなお永遠に」、祥子さんはひたすらエレキを鳴らす。
「Love/Identifeied」祥子さんはひたすら叫ぶ。

そして過激なサウンドの「Happiness」。
「大切なものはなぜなくなるの?」との叫び。
でもこのウタを聴くとHappy。一瞬だけでも笑顔になれる。
そして最後は「あたらしい愛の詩」。。

この曲の前、祥子さんはこの2年間住んだ京都を離れ東京に戻ることを語った。
そして途中で話をやめる。「今の想いはコトバにできない」と。。。

「I Still Love You」をみんなで合唱。
祥子さんは途中で「アイシテル、アイシテル」と何度もつぶやく。

なぜか・・・父を、母を、兄を、妹を想う。。。
ボクは家族に「アイシテル」「大切に想ってる」なんて云った事もない。
いや、もしかして・・そう「想ってない」時期もあったかもしれない。
でもホンネではそうじゃない。「大切に想ってた」はずだったのに。

結局・・・父には「伝えることなく」終わってしまった。
いろんな感情がわく。後悔、自己嫌悪・・・。

「ふるさとはどこにもなくって」の歌詞は・・一緒に歌えなかった。
どうしても、歌えなかった。
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