2014/10/26
菱田春草展 Art・本・映画
週末、嫁と東京国立近代美術館に「菱田春草展」を観に行きました。
http://shunso2014.jp/index.html
春草のことはよく知らんが最近「美の巨人」や「日曜美術館」で特集してたので興味があった。
いや、正確に言えば春草の描いた「猫」の絵に興味がありました(^_^;
秋晴れ。大手町から歩いていく。TVの影響か結構混んでる。ただ作品が見えないという程では無い。

今回はボクには珍しくナビゲーションサービスを使ってみました。
ナビゲーターは田辺誠一。マイルドな声で解説内容も最低限の情報で邪魔にはならない。
ただ、途中で外しましたが(^_^;
作品を時代順に見ていく。
初期の風景画。「朦朧体」という手法による茫漠とした空気感。輪郭線を描かず独特の画風。
ただ、当時の評論家筋には評判が悪かったらしい。
でも、海外の人気画家に作風が似てるということで沢山売れたらしい。
日本人って何時の時代にも「西洋で評価が高いもの」に弱いのね(-_-;
初期のウスボンヤリとした画風もイイけどボクは後期の作品が好きかな?
後期の名作「落ち葉」は素晴らしかった。葉っぱ1つ1つや樹の幹が綿密に描き込まれている。
一方で地面は遠くにいくほど色が薄くなり背景も大胆に省略されてる。
「距離感」の描き方が絶妙。何となくGWに見た「向井三郎」さんの絵を思い出した。
そして「猫」!どの猫も何とも豊かな表情。香箱座りしている猫の表情がカワイイ♪
彼の有名な「黒き猫」。この猫さん、怒ってるんだねぇ。そのエピソードに爆笑(T▽T)


ボクはカワイイ猫さんの絵をたっぷり堪能できて満足。嫁も楽しんだ様子。
ついでに「所蔵展」も見る。古今東西の名画が飾られていて楽しめた。
個人的には「プロジェクトFUKUSHIMA!」の記録映画を観れたのが良かった。
東北・・・暫く行ってないな。年内にもう1度は行きたいな。
外を出ると美しい夕暮れ。祥子さんの歌の歌詞「赤い血のような夕焼け」を思い出す。


帰宅してからは酒盛り。結構歩いたせいもあって疲れてたので早目に寝ました。
今日はスカイツリー周辺を散歩。沢山の猫さんに会いました。
我が家の猫ヨモちゃんは絶好調。嫁@パンダに甘えデロンデロンです(T▽T)
今も晩御飯が欲しくて「あぅ〜」って鳴いてるし。
週末楽しかったな。さ、明日からまた現実と格闘。がんばらねば。
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http://shunso2014.jp/index.html
春草のことはよく知らんが最近「美の巨人」や「日曜美術館」で特集してたので興味があった。
いや、正確に言えば春草の描いた「猫」の絵に興味がありました(^_^;
秋晴れ。大手町から歩いていく。TVの影響か結構混んでる。ただ作品が見えないという程では無い。

今回はボクには珍しくナビゲーションサービスを使ってみました。
ナビゲーターは田辺誠一。マイルドな声で解説内容も最低限の情報で邪魔にはならない。
ただ、途中で外しましたが(^_^;
作品を時代順に見ていく。
初期の風景画。「朦朧体」という手法による茫漠とした空気感。輪郭線を描かず独特の画風。
ただ、当時の評論家筋には評判が悪かったらしい。
でも、海外の人気画家に作風が似てるということで沢山売れたらしい。
日本人って何時の時代にも「西洋で評価が高いもの」に弱いのね(-_-;
初期のウスボンヤリとした画風もイイけどボクは後期の作品が好きかな?
後期の名作「落ち葉」は素晴らしかった。葉っぱ1つ1つや樹の幹が綿密に描き込まれている。
一方で地面は遠くにいくほど色が薄くなり背景も大胆に省略されてる。
「距離感」の描き方が絶妙。何となくGWに見た「向井三郎」さんの絵を思い出した。
そして「猫」!どの猫も何とも豊かな表情。香箱座りしている猫の表情がカワイイ♪
彼の有名な「黒き猫」。この猫さん、怒ってるんだねぇ。そのエピソードに爆笑(T▽T)


ボクはカワイイ猫さんの絵をたっぷり堪能できて満足。嫁も楽しんだ様子。
ついでに「所蔵展」も見る。古今東西の名画が飾られていて楽しめた。
個人的には「プロジェクトFUKUSHIMA!」の記録映画を観れたのが良かった。
東北・・・暫く行ってないな。年内にもう1度は行きたいな。
外を出ると美しい夕暮れ。祥子さんの歌の歌詞「赤い血のような夕焼け」を思い出す。


帰宅してからは酒盛り。結構歩いたせいもあって疲れてたので早目に寝ました。
今日はスカイツリー周辺を散歩。沢山の猫さんに会いました。
我が家の猫ヨモちゃんは絶好調。嫁@パンダに甘えデロンデロンです(T▽T)
今も晩御飯が欲しくて「あぅ〜」って鳴いてるし。
週末楽しかったな。さ、明日からまた現実と格闘。がんばらねば。


2014/10/13
アートな休日 Art・本・映画
3連休。土曜日は国立新美術館に展覧会を観に行く。
「一陽展」
http://www2.ucatv.ne.jp/~itiyokai.snow/
以前、友人が作品を出展していたので、よく観に行ってた。
今回は残念ながら友人の作品は無いが、折角の機会なので行くことに。

友人と落ち合って作品を見て回る。何度も見ているのでお馴染の作家さんも多い。
同じモチーフだけど、少し変化が見えるのも楽しい。
ユーモラスな彫刻やカワイイ猫の写真には思わず魅入った。
サラダを描いた作品を見て嫁@パンダは「旨そう」と言った(T▽T)
ボクは創作はしない、というより出来ない。何かを産み出す才能はボクには無い。
だから「クリエイター」には嫉妬する。自分の感性、才能を作品に焼き付ける。
オンガク、絵画、彫刻、映画。。そういう作品を産み出せる人がホントに羨ましい。
自分には無いモノ、だからこそ作品を思い切り楽しみたい。
作品の背景とか作家の経歴だのはどうでもイイ。目の前にある作品を自由に楽しみたい。
展覧会、2時間かけてゆっくり堪能した。
そのあとはウチで梅酒会。嫁@パンダが今年漬けた梅酒をみんなで呑む。
元春の映像をネタに食って呑む。あ〜楽しいな♪
ヨモちゃんはお客さんが来て少し緊張したのか大人しい。

昨日は谷中周辺を散歩。猫さんとも沢山会う。
歩いているうちに「ギャラリー猫街」に辿りつく。
http://gallery.necomachi.com/
以前、よく来てたのに最近はご無沙汰。久しぶりに入ってみた。
入口が改装したのか猫さんのオブジェがある。リアルだけどカワイイ。

ちょうど展覧会を開催中。
何とも可愛らしい猫さんのイラストがイッパイ。見てるだけで微笑んでしまう。
ちょうど作家さんが居たので少しお話しする。
愉しかったなぁ。
今日は雨なのでウチに居た。音楽聴いたり本を読んだりゴロゴロ(^_^;
ヨモちゃんは嫁@パンダに甘えて楽しそう。
何だよ、そのカワイイ顔は\(T▽T)/

週末、チャボさんLIVE、友人との呑み会、アートと楽しく過ごせました。
明日午前は台風の影響で荒天かな?どうせなら会社休みになればイイのに。
(゚゜)\バキ☆。(゚゜)\バキ☆
休みもあと僅か、酒呑んでニャーキャーやって楽しく終わろう♪
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「一陽展」
http://www2.ucatv.ne.jp/~itiyokai.snow/
以前、友人が作品を出展していたので、よく観に行ってた。
今回は残念ながら友人の作品は無いが、折角の機会なので行くことに。

友人と落ち合って作品を見て回る。何度も見ているのでお馴染の作家さんも多い。
同じモチーフだけど、少し変化が見えるのも楽しい。
ユーモラスな彫刻やカワイイ猫の写真には思わず魅入った。
サラダを描いた作品を見て嫁@パンダは「旨そう」と言った(T▽T)
ボクは創作はしない、というより出来ない。何かを産み出す才能はボクには無い。
だから「クリエイター」には嫉妬する。自分の感性、才能を作品に焼き付ける。
オンガク、絵画、彫刻、映画。。そういう作品を産み出せる人がホントに羨ましい。
自分には無いモノ、だからこそ作品を思い切り楽しみたい。
作品の背景とか作家の経歴だのはどうでもイイ。目の前にある作品を自由に楽しみたい。
展覧会、2時間かけてゆっくり堪能した。
そのあとはウチで梅酒会。嫁@パンダが今年漬けた梅酒をみんなで呑む。
元春の映像をネタに食って呑む。あ〜楽しいな♪
ヨモちゃんはお客さんが来て少し緊張したのか大人しい。

昨日は谷中周辺を散歩。猫さんとも沢山会う。
歩いているうちに「ギャラリー猫街」に辿りつく。
http://gallery.necomachi.com/
以前、よく来てたのに最近はご無沙汰。久しぶりに入ってみた。
入口が改装したのか猫さんのオブジェがある。リアルだけどカワイイ。

ちょうど展覧会を開催中。
何とも可愛らしい猫さんのイラストがイッパイ。見てるだけで微笑んでしまう。
ちょうど作家さんが居たので少しお話しする。
愉しかったなぁ。
今日は雨なのでウチに居た。音楽聴いたり本を読んだりゴロゴロ(^_^;
ヨモちゃんは嫁@パンダに甘えて楽しそう。
何だよ、そのカワイイ顔は\(T▽T)/

週末、チャボさんLIVE、友人との呑み会、アートと楽しく過ごせました。
明日午前は台風の影響で荒天かな?どうせなら会社休みになればイイのに。
(゚゜)\バキ☆。(゚゜)\バキ☆
休みもあと僅か、酒呑んでニャーキャーやって楽しく終わろう♪

2014/10/12
仲井戸“CHABO”麗市 つ、ついに I'm Sixty-Four ChoboBandライブレポ 山口洋(HEATWAVE)/仲井戸Chabo麗市
アンコールラスト。曲は「家路」。
チャボさんはバンドメンバー全員と並びメンバーの名前を呼んで「イエーイエー」と歌わせた。
カースケさん、早川さん、KyOnさんが歌う。
その後はローディの鈴木マサミさん、音響スタッフも呼び入れて歌わせる。
そして照明スタッフの名前を呼びステージ下に居る林渉さん映像チームを呼び
更にはカメラマン三浦麻旅子さん、そのアシスタントの名前も呼ぶ。
そして鈴木さんに「オレ、誰かを忘れていないか?」と確認した。
64歳になるベテランアーティストがスタッフ1人1人の名前をチャンと憶えて呼んでいる。
何と言う誠実さ、謙虚さ、真摯さ・・・オレはなんだか感動してた。泣いてた。
素晴らしい歌と演奏、仲井戸Chabo麗市という独りの男の存在を見せつけられたライブ。
この瞬間が。。。オレにとってはクライマックスだった。
10月9日はチャボさんのバースデイ。今年で64。
毎年この時期にバースデイライブが開催される。昨年は麗蘭に行った。
今年は幸運にも10月10日2日目のChaboBandのチケットが取れた。
この数年、KyOnさんが参加しているので是非見たかったが毎回チケットは即売切れ。
チャボさんとKyOnさんが一緒にステージに立っているのは93年DADAツアー以来見ていない。
ボクがチャボさんから離れたりチケットを取れなかったりタイミングが合わなかったり。
実に20年ぶりにこの2人が同じステージに立つのを見る。

仕事を定時で退けて会場の渋谷レイニアホールに入る。石橋凌、大森南朋から花が来てる。


ボクの席は2階。遠いがステージ全体を観れる好位置。場内はジョン・レノンが掛かってる。
チャボさんのライブはここ数年で何度か見てるが。。。なんかドキドキしてる。

場内が暗くなりSEが掛かる。曲はなんとフランクシナトラの「夜のストレンジャー」!
意外な選曲。これ、いつもカーネーションがライブ開演時に使ってる曲だ。
メンバー登場。最後にチャボさんが中央に陣取る。ベレー帽、まだら模様のシャツ。
セッション風の「ざっとこんなもんだ(?)」で開始。オトが凄くイイ!
そのあとは「毎日がブランニューデー」!キヨシロー作詞、チャボさん作曲の共作。
この段階で既にウルウルしてた(^_^;
そのあとは「You are the sunshine (of my life )」「ヒッピーヒッピーシェイク」
とチャボバンドで制作したアルバムから演奏。
ただ、全体としては新曲、洋楽カバー、未CD化曲やキヨシロー縁の曲が多く
オリジナルアルバムからの選曲は少なかった。
「フリータイム」や「ガルシアの風」「My R&R」あたりを聴きたかった気がするが。
まぁそういう曲をライブでやってた時期に行かなかった自分が悪いんだろう。
そういう中で「さまざまな自由」の演奏は嬉しかった。KyOnさんがアコーディオンを演奏。
チャボさんとステップを踏んで踊ってる。あのチャボさんがステップ踏んでるよ!驚愕(T○T)
更にはチャボさんが飼ってた猫が今夏亡くなった話。え、キキちゃん亡くなったの!
チャボさんの歌詞やエッセイ、雑誌の記事等で度々登場してたキキちゃん。そうか・・
でチャボさん昔書いた「猫をテーマにした歌」を歌う。これが何とも愛らしいナンバー。
チャボさん途中で招き猫のポーズをして「にゃーお!」って歌う。
あの仲井戸麗市が猫の鳴き声を・・・またまた驚愕(^^;
中盤、洋楽のカバーコーナー。選ばれたのはニール・ヤング「ハーヴェストムーン」そして
ジミヘン、いやデレク&ドミノス「リトルウィング」。ロックンロールの名曲。
当然チャボさんが日本語詞をつけて・・この詞がホント素晴らしかった。
この2人のアーティスト、20代から30代に聴いた。好きと言うより「勉強」のために。
ホント齧った程度。でもチャボさんの日本語詞で聴くと・・・矢鱈響いた。
洋楽、ビートルズでさえ最早聴かない自分だが・・・なんだかグッと来た。
チャボさん、64歳を迎えたことについて色々話す。
「64・・あまり感慨ないな。30超えたときはイヤだったけど。。」
「今や年下だらけだな。学校の校長先生も年下。首相・・・小僧だよ!」(客席喝采)
「バンドメンバーみんな忙しいのにオレのために集まってくれた。みんな、オレの宝だよ」
「今日は台風来なくて良かったけど・・東京に来ないからって喜んじゃ他の土地に悪いよな」
「KyOnは何でも出来る。凄いよ。次のノーベル賞候補はKyOnだ!」
「このメンバーでツアーしたい!」
チャボさん、バンドとライブやるのがホントに嬉しそうだった。
佐橋佳幸のイベントに呼ばれたとき歌ったという「魔法を信じるかい?」も演奏。
最近知って聴き込んでる歌だったのでこれは嬉しかった。とても明るいハッピーな曲。
そしてバックに流れたのはキヨシローのお子さんタッペイくんとモモちゃんのコーラス。
この曲の録音にはタッペイくんとモモちゃんがコーラスで参加。キヨシローが歌唱指導。
キヨシローがホントに一生懸命に指導してるのに子供は飽きてしまった。
そんなエピソードはチャボさんは笑いながら話す。最後もう1度コーラスを流す。
隣の女性、多分RCファン?が涙ぐんでた。オレ?当然ジーンとしました(^_^;
後半はキヨシロー縁の曲を演奏。2人で共作した「激しい雨」。
歌詞の中に「RCサクセションが聴こえてる、RCサクセションが流れてる」というフレーズがある。
これを客席と一緒に歌う。チャボさん嬉しそう。「渋谷はRCの町だ!」と叫ぶ。
また「雨あがりの夜空に」ではメンバーにも歌わせる。
KyOnさんが「雨あがりの夜空に」でメインボーカル!感動。
客席も総立ちで歌う。みんな嬉しそう。
一時期チャボさんはRCファンのために自分のソロライブでRCナンバーを歌っているんじゃ、
あえて自分で重い荷物を背負ってるんじゃ・・・そんなことを想ったりした。
でも・・違うんだ。みんながRCナンバーやキヨシロー縁の曲を愛して一緒に歌えるのが
チャボさんにとっても楽しい・・Happyなことなんだ・・・そんな風に思えた。
過去チャボさんのライブでは何度かキヨシローの影を見た。でも、今回は見なかった。
それでイイ。そう想った。
本編ラストは何と古井戸の「四季の詩」。旧い曲だけど内省的な歌詞は・・
現在のチャボさんにもピッタリだった。
アンコールは「平和ブルース」、ドラムのカースケさんがメインで歌ったり凄く楽しい。
オープニングのシナトラを使ったということで「マイウェイ」の日本語バージョン。
途中でハードな演奏になりシナトラと言うよりはシド・ヴィシャスVerに近い感じ。
この曲ではKyOnさんがエレキを鳴らしまくりチャボさんとギターバトルを繰り広げる。
KyOnさんのギタープレイは大好きなので大満足。
ラストは「灰とダイヤモンド」。ロックンロールへの熱い想いを綴ったステキな曲。
自分が消えたとき残るもの、残るソウル・・・・そんな歌詞だった。
そしてホントのラスト。「家路」。アルバム「My R&R」のラストナンバー。
チャボさん「家はホントにいいよ。狭いながらのシアワセな我が家ってな」と話して歌う。
メンバーとスタッフの名前を呼びながら・・・客席も歌う。
凄くハッピーな空間だった。そして、チャボさんの誠実な姿勢、真摯な姿勢に泣いた。
以前山口洋が言ってた「チャボさんはまず他人のことを考える」・・を思い出してた。
何度かの「イエーイエー」のリフレインの後、終了。
チャボさん「みんな、いい日を探してくれよ」と笑顔で手を振る。
サッチモ「この素晴らしき世界」が鳴り響き客席は総立ち。メンバーはあいさつ。
いつものパターンだが・・・最後は泣いてしまう。ひたすら拍手する。
メンバー退場の後、チャボさん独り残る。
ビートルズ「When I'm Sixty-Four」が鳴り響く。チャボさん笑顔で去って行った。
チャボさん64+1のライブはこうして終わった。


終わった後、席に座り込んだ。何とも素晴らしいハートウォームなライブだった。
歌も演奏も素晴らしかったけど仲井戸麗市という存在の大きさを見せつけられた。
あんな・・・あんな60歳がいるんだ?あんな誠実で真っ直ぐな存在が。
己の小ささ、汚れきった自分が恥ずかしくなったぞ(^_^;
こんな素敵な先輩がこの世にいる。そう思うと力が出てくる。
「世の中、悪くない」と思える。
オレもチャボさんを見習って明日からは誠実に生きていきます。
でも、その前に3連休。ヨモちゃん、たっぷり遊ぼうな☆
(゚゜)\バキ☆。(゚゜)\バキ☆
1
チャボさんはバンドメンバー全員と並びメンバーの名前を呼んで「イエーイエー」と歌わせた。
カースケさん、早川さん、KyOnさんが歌う。
その後はローディの鈴木マサミさん、音響スタッフも呼び入れて歌わせる。
そして照明スタッフの名前を呼びステージ下に居る林渉さん映像チームを呼び
更にはカメラマン三浦麻旅子さん、そのアシスタントの名前も呼ぶ。
そして鈴木さんに「オレ、誰かを忘れていないか?」と確認した。
64歳になるベテランアーティストがスタッフ1人1人の名前をチャンと憶えて呼んでいる。
何と言う誠実さ、謙虚さ、真摯さ・・・オレはなんだか感動してた。泣いてた。
素晴らしい歌と演奏、仲井戸Chabo麗市という独りの男の存在を見せつけられたライブ。
この瞬間が。。。オレにとってはクライマックスだった。
10月9日はチャボさんのバースデイ。今年で64。
毎年この時期にバースデイライブが開催される。昨年は麗蘭に行った。
今年は幸運にも10月10日2日目のChaboBandのチケットが取れた。
この数年、KyOnさんが参加しているので是非見たかったが毎回チケットは即売切れ。
チャボさんとKyOnさんが一緒にステージに立っているのは93年DADAツアー以来見ていない。
ボクがチャボさんから離れたりチケットを取れなかったりタイミングが合わなかったり。
実に20年ぶりにこの2人が同じステージに立つのを見る。

仕事を定時で退けて会場の渋谷レイニアホールに入る。石橋凌、大森南朋から花が来てる。


ボクの席は2階。遠いがステージ全体を観れる好位置。場内はジョン・レノンが掛かってる。
チャボさんのライブはここ数年で何度か見てるが。。。なんかドキドキしてる。

場内が暗くなりSEが掛かる。曲はなんとフランクシナトラの「夜のストレンジャー」!
意外な選曲。これ、いつもカーネーションがライブ開演時に使ってる曲だ。
メンバー登場。最後にチャボさんが中央に陣取る。ベレー帽、まだら模様のシャツ。
セッション風の「ざっとこんなもんだ(?)」で開始。オトが凄くイイ!
そのあとは「毎日がブランニューデー」!キヨシロー作詞、チャボさん作曲の共作。
この段階で既にウルウルしてた(^_^;
そのあとは「You are the sunshine (of my life )」「ヒッピーヒッピーシェイク」
とチャボバンドで制作したアルバムから演奏。
ただ、全体としては新曲、洋楽カバー、未CD化曲やキヨシロー縁の曲が多く
オリジナルアルバムからの選曲は少なかった。
「フリータイム」や「ガルシアの風」「My R&R」あたりを聴きたかった気がするが。
まぁそういう曲をライブでやってた時期に行かなかった自分が悪いんだろう。
そういう中で「さまざまな自由」の演奏は嬉しかった。KyOnさんがアコーディオンを演奏。
チャボさんとステップを踏んで踊ってる。あのチャボさんがステップ踏んでるよ!驚愕(T○T)
更にはチャボさんが飼ってた猫が今夏亡くなった話。え、キキちゃん亡くなったの!
チャボさんの歌詞やエッセイ、雑誌の記事等で度々登場してたキキちゃん。そうか・・
でチャボさん昔書いた「猫をテーマにした歌」を歌う。これが何とも愛らしいナンバー。
チャボさん途中で招き猫のポーズをして「にゃーお!」って歌う。
あの仲井戸麗市が猫の鳴き声を・・・またまた驚愕(^^;
中盤、洋楽のカバーコーナー。選ばれたのはニール・ヤング「ハーヴェストムーン」そして
ジミヘン、いやデレク&ドミノス「リトルウィング」。ロックンロールの名曲。
当然チャボさんが日本語詞をつけて・・この詞がホント素晴らしかった。
この2人のアーティスト、20代から30代に聴いた。好きと言うより「勉強」のために。
ホント齧った程度。でもチャボさんの日本語詞で聴くと・・・矢鱈響いた。
洋楽、ビートルズでさえ最早聴かない自分だが・・・なんだかグッと来た。
チャボさん、64歳を迎えたことについて色々話す。
「64・・あまり感慨ないな。30超えたときはイヤだったけど。。」
「今や年下だらけだな。学校の校長先生も年下。首相・・・小僧だよ!」(客席喝采)
「バンドメンバーみんな忙しいのにオレのために集まってくれた。みんな、オレの宝だよ」
「今日は台風来なくて良かったけど・・東京に来ないからって喜んじゃ他の土地に悪いよな」
「KyOnは何でも出来る。凄いよ。次のノーベル賞候補はKyOnだ!」
「このメンバーでツアーしたい!」
チャボさん、バンドとライブやるのがホントに嬉しそうだった。
佐橋佳幸のイベントに呼ばれたとき歌ったという「魔法を信じるかい?」も演奏。
最近知って聴き込んでる歌だったのでこれは嬉しかった。とても明るいハッピーな曲。
そしてバックに流れたのはキヨシローのお子さんタッペイくんとモモちゃんのコーラス。
この曲の録音にはタッペイくんとモモちゃんがコーラスで参加。キヨシローが歌唱指導。
キヨシローがホントに一生懸命に指導してるのに子供は飽きてしまった。
そんなエピソードはチャボさんは笑いながら話す。最後もう1度コーラスを流す。
隣の女性、多分RCファン?が涙ぐんでた。オレ?当然ジーンとしました(^_^;
後半はキヨシロー縁の曲を演奏。2人で共作した「激しい雨」。
歌詞の中に「RCサクセションが聴こえてる、RCサクセションが流れてる」というフレーズがある。
これを客席と一緒に歌う。チャボさん嬉しそう。「渋谷はRCの町だ!」と叫ぶ。
また「雨あがりの夜空に」ではメンバーにも歌わせる。
KyOnさんが「雨あがりの夜空に」でメインボーカル!感動。
客席も総立ちで歌う。みんな嬉しそう。
一時期チャボさんはRCファンのために自分のソロライブでRCナンバーを歌っているんじゃ、
あえて自分で重い荷物を背負ってるんじゃ・・・そんなことを想ったりした。
でも・・違うんだ。みんながRCナンバーやキヨシロー縁の曲を愛して一緒に歌えるのが
チャボさんにとっても楽しい・・Happyなことなんだ・・・そんな風に思えた。
過去チャボさんのライブでは何度かキヨシローの影を見た。でも、今回は見なかった。
それでイイ。そう想った。
本編ラストは何と古井戸の「四季の詩」。旧い曲だけど内省的な歌詞は・・
現在のチャボさんにもピッタリだった。
アンコールは「平和ブルース」、ドラムのカースケさんがメインで歌ったり凄く楽しい。
オープニングのシナトラを使ったということで「マイウェイ」の日本語バージョン。
途中でハードな演奏になりシナトラと言うよりはシド・ヴィシャスVerに近い感じ。
この曲ではKyOnさんがエレキを鳴らしまくりチャボさんとギターバトルを繰り広げる。
KyOnさんのギタープレイは大好きなので大満足。
ラストは「灰とダイヤモンド」。ロックンロールへの熱い想いを綴ったステキな曲。
自分が消えたとき残るもの、残るソウル・・・・そんな歌詞だった。
そしてホントのラスト。「家路」。アルバム「My R&R」のラストナンバー。
チャボさん「家はホントにいいよ。狭いながらのシアワセな我が家ってな」と話して歌う。
メンバーとスタッフの名前を呼びながら・・・客席も歌う。
凄くハッピーな空間だった。そして、チャボさんの誠実な姿勢、真摯な姿勢に泣いた。
以前山口洋が言ってた「チャボさんはまず他人のことを考える」・・を思い出してた。
何度かの「イエーイエー」のリフレインの後、終了。
チャボさん「みんな、いい日を探してくれよ」と笑顔で手を振る。
サッチモ「この素晴らしき世界」が鳴り響き客席は総立ち。メンバーはあいさつ。
いつものパターンだが・・・最後は泣いてしまう。ひたすら拍手する。
メンバー退場の後、チャボさん独り残る。
ビートルズ「When I'm Sixty-Four」が鳴り響く。チャボさん笑顔で去って行った。
チャボさん64+1のライブはこうして終わった。


終わった後、席に座り込んだ。何とも素晴らしいハートウォームなライブだった。
歌も演奏も素晴らしかったけど仲井戸麗市という存在の大きさを見せつけられた。
あんな・・・あんな60歳がいるんだ?あんな誠実で真っ直ぐな存在が。
己の小ささ、汚れきった自分が恥ずかしくなったぞ(^_^;
こんな素敵な先輩がこの世にいる。そう思うと力が出てくる。
「世の中、悪くない」と思える。
オレもチャボさんを見習って明日からは誠実に生きていきます。
でも、その前に3連休。ヨモちゃん、たっぷり遊ぼうな☆
(゚゜)\バキ☆。(゚゜)\バキ☆


2014/10/7
ぼくは大人になった 猫
今日はヨモちゃんのおたんじょうび。今日で「6さい」になりました。
また、ひとつ「おとな」になりました。
ニンゲンで言うと40歳?オッサンですな(^_^;
年齢は「おとな」だけど「大人の風格」。。。無いね。r(^^;
中身は甘えっこの赤ちゃん。(T▽T)
最近はテーブルの上でゴロンゴロン転がって嫁@パンダやボクに甘えます。
今日は晩御飯の前に「にゃ〜わん!」と叫びました。
これでイイのかねぇ。ま、楽しそうだからイイか。
ヨモちゃん、いつまでもそのままでいてくれよ。
「おとな」になんか、ならなくてイイからね。
これからも嫁@パンダと3人で仲良く愉快に暮らそうな。
オレたちは「最強の家族」だ♪
これからもヨロシク頼んだぜ。王子☆
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また、ひとつ「おとな」になりました。
ニンゲンで言うと40歳?オッサンですな(^_^;
年齢は「おとな」だけど「大人の風格」。。。無いね。r(^^;
中身は甘えっこの赤ちゃん。(T▽T)
最近はテーブルの上でゴロンゴロン転がって嫁@パンダやボクに甘えます。
今日は晩御飯の前に「にゃ〜わん!」と叫びました。
これでイイのかねぇ。ま、楽しそうだからイイか。
ヨモちゃん、いつまでもそのままでいてくれよ。
「おとな」になんか、ならなくてイイからね。
これからも嫁@パンダと3人で仲良く愉快に暮らそうな。
オレたちは「最強の家族」だ♪
これからもヨロシク頼んだぜ。王子☆


2014/10/5
高野寛 アコースティックツアー「ブラジルから遠く離れて」@日本橋三井ホール オトの記憶(CD、ライブ)
昨夜は高野寛のライブを見に行ってきました。
デビュー25周年記念、ニューアルバム「TRIO」発売に伴うツアー。
メンバーは鈴木正人(bass&Key)、宮川剛(Ds)、高野クンのスリーピースバンド。
場所は日本橋コレド内にあるホール。
繁華街にあるライブハウスに行き慣れた身、日本橋界隈やコレド内の瀟洒な感じに気後れがする。(^^;
高野クンのソロライブを見るのは4年ぶり。前回は未発表の新曲ばかりのライブだった。


以下、ライブレポ。ネタバレありますので、これから行く人は要注意!
場内は満員、30代〜40代の女性が多い。
ライブはアルバムどおり「Dog Year, Good Year」「(それは)MUSIC」でスタート。
オトのヌケがイイ。「エーテルダンス」をやってくれたのは嬉しかった。
そのあとはYMOの「CUE」のカバー!YMOのトリビュートアルバムに収録された奴。
ちょうど、この日「ITunes」で買ったばっかりだったのでビックリ。
高野クン「僕はYMOに大きな影響を受けました。もしYMOと出会わなかったら
自分の活動内容は違った感じになったと思います。この曲をカバーしたことで
自分の中で落とし前が着いた気がする」と言ってた。
オリジナルとは違うスローテンポな柔らかいアレンジ。チャンと高野寛の曲になってた。
この曲大好きなのでツンと来た。
高野クン「今回のアルバムではセルフカバーをした。ライブで歌い続けてきたことで
自分の中で曲の意味が変わってきた。特に311の後は」と言って「確かな光」を歌う。
ゆったり、穏やかだけど芯が強い。まさに「高野寛」を表した歌。
「夜の海を走って月を見た」も良かった。「土の中の動物、血を流す工場」という歌詞が印象的。
中盤のバンドセッションはエキサイトした。大人しかった客席からも歓声が飛ぶ!
「プロメテウスマーチ」ではメンバーそれぞれがソロ。
鈴木さん、片手でベース弾きながら、もう一方の手でキーボード弾いてる!KyOnさんか!(T▽T)
宮川さんのドラムに大盛り上がり。
そして高野クンのエレキソロ。アラビアンなユーロピアンな変態チックなフレーズを繰り出す。
ハードロックの速弾きやブルース風のギターとも違う。
なんせ、好きなギタリストが「エイドリアン・ブリュー」ですから。
何となく直枝さんのギターソロを思い出してニヤニヤした(^_^;
「いくぜ」のコトバで演奏された「ないものねだり」ハードなギターが響く。
うーん、イイ!もっとこういうロックな曲を書いてほしいな。
その後続いた曲、思い出せなかったけど、これもしかして「数の論理で」?
アルバム「Thanks」はあまり聴いてなかったのですっかり忘れてた。
高野クン「熱いね!まだまだ行くぜ!今の季節にピッタリの曲やるよ!」
と「ウィンターズ・テール」!
そのあとはヒット曲満載。「べステンダンク」「夢の中で会えるでしょう」と続く。
「夢の中で会えるでしょう」では客席も大合唱。ボクも歌う。
そのとき・・・何かワケのわかんない感情が込み上げてきた。懐かしさ?切なさ?
ワカラン・・・でもHappyな感情。それは確かだった。
本編は「See You Again」でしっとりと終わった。
アンコール。「ヒット曲をやり忘れた」ということで「グリーンダカラ」を。場内爆笑。
そのあとは「虹の都へ」!座ってた客席総立ち。やっぱりこの曲は盛り上がる。
そして「All Over,Starting Over」これも客席が一緒になって歌う。
歌詞の1つ1つが刺さる。悲しみとか痛みじゃなくて幸福感が湧き上がる。
なんだろう?この感情。他のアーティストの作品じゃ感じない感情。
高野クン、盛り上がる客席に嬉しそう。「終わりたくない」と言ってた。
また「デビュー25年で色々やったけど今回のツアーでそれは終わる。でも12月で50歳になる。
来年は50歳記念でまた何かやります!」と言った。場内拍手喝采。
最後は「美しい星」。ただただ美しかった。
拍手喝采の中、高野クンは「またやりましょう!」と言って笑顔で去って行った。
正味2時間のライブ。終わった後、ライブの余韻を噛みしめて日本橋界隈を歩いた。
同じ日、横浜で山口洋のライブがある。まだ、やってるだろう。
今から行けば後半は見れるかも・・でも止めた。既に「燃えつきていた」から(^_^;
気後れを感じた日本橋の風景、ライブの後は「キレイ」に感じて楽しめた。


行って良かったな。同い年のアーティストが必死に生き残ってる姿を観れて良かった。
陳腐な言い方だが勇気を貰った。励まされた。
実はこの数週間、仕事で行き詰って(またかよ笑)精神的に参ってた。
自分の中に湧き出る悪意や憎悪の感情を持て余して、外部の人に相談したりした。
一方で、多少メンタルが痛んでも最終的には壊れない自信もあった。
嫁@パンダ、ヨモちゃん、友人、ステキなロックンロールがあればオレは立ち上がれる。
高野クンだって25年の間、色々あっただろう。ヒロシもリクオも・・元春も。
世の中、障害だらけだ。それはどんな仕事(LIFE)でもおんなじだ。オレだけじゃない。
みんな、いつだってハードな状況と闘っているんだ。
大好きなアーティストの歌を聴けば自分をとり戻せる。
そして、ウチにはサイコー愉快な嫁@パンダとにゃにゃんが居る。
オレはだいじょうぶなのだ。ハッピーなのだ。何も心配ないのだV(^^)
ヨモちゃん、高野クン良かったよ。サイコーだったよ。
明日は検査で会社はお休みだから早く帰ってくるよ。一緒に遊ぼうな♪

(セットリスト)(記憶によるもの。多分まちがってます笑)
1.Dog Year, Good Year、2.(それは)MUSIC、3.エーテルダンス、4.CUE(YMOカバー)、
5.1分間、6.確かな光、7.2つの太陽、
8.おさるのナターシャ、9.夜の海を走って月を見た(この2曲は弾き語り)
10.Free、11.On & On、12.ないものねだり、13.数の論理で、14.プロメテウスマーチ、
15.ウィンターズテール、16.べステンダンク、17.夢の中で会えるでしょう、
18.See You Again
(アンコール)
19.グリーンダカラのCMソング、20.虹の都へ、21.All Over、Starting Over、22.美しい星
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デビュー25周年記念、ニューアルバム「TRIO」発売に伴うツアー。
メンバーは鈴木正人(bass&Key)、宮川剛(Ds)、高野クンのスリーピースバンド。
場所は日本橋コレド内にあるホール。
繁華街にあるライブハウスに行き慣れた身、日本橋界隈やコレド内の瀟洒な感じに気後れがする。(^^;
高野クンのソロライブを見るのは4年ぶり。前回は未発表の新曲ばかりのライブだった。


以下、ライブレポ。ネタバレありますので、これから行く人は要注意!
場内は満員、30代〜40代の女性が多い。
ライブはアルバムどおり「Dog Year, Good Year」「(それは)MUSIC」でスタート。
オトのヌケがイイ。「エーテルダンス」をやってくれたのは嬉しかった。
そのあとはYMOの「CUE」のカバー!YMOのトリビュートアルバムに収録された奴。
ちょうど、この日「ITunes」で買ったばっかりだったのでビックリ。
高野クン「僕はYMOに大きな影響を受けました。もしYMOと出会わなかったら
自分の活動内容は違った感じになったと思います。この曲をカバーしたことで
自分の中で落とし前が着いた気がする」と言ってた。
オリジナルとは違うスローテンポな柔らかいアレンジ。チャンと高野寛の曲になってた。
この曲大好きなのでツンと来た。
高野クン「今回のアルバムではセルフカバーをした。ライブで歌い続けてきたことで
自分の中で曲の意味が変わってきた。特に311の後は」と言って「確かな光」を歌う。
ゆったり、穏やかだけど芯が強い。まさに「高野寛」を表した歌。
「夜の海を走って月を見た」も良かった。「土の中の動物、血を流す工場」という歌詞が印象的。
中盤のバンドセッションはエキサイトした。大人しかった客席からも歓声が飛ぶ!
「プロメテウスマーチ」ではメンバーそれぞれがソロ。
鈴木さん、片手でベース弾きながら、もう一方の手でキーボード弾いてる!KyOnさんか!(T▽T)
宮川さんのドラムに大盛り上がり。
そして高野クンのエレキソロ。アラビアンなユーロピアンな変態チックなフレーズを繰り出す。
ハードロックの速弾きやブルース風のギターとも違う。
なんせ、好きなギタリストが「エイドリアン・ブリュー」ですから。
何となく直枝さんのギターソロを思い出してニヤニヤした(^_^;
「いくぜ」のコトバで演奏された「ないものねだり」ハードなギターが響く。
うーん、イイ!もっとこういうロックな曲を書いてほしいな。
その後続いた曲、思い出せなかったけど、これもしかして「数の論理で」?
アルバム「Thanks」はあまり聴いてなかったのですっかり忘れてた。
高野クン「熱いね!まだまだ行くぜ!今の季節にピッタリの曲やるよ!」
と「ウィンターズ・テール」!
そのあとはヒット曲満載。「べステンダンク」「夢の中で会えるでしょう」と続く。
「夢の中で会えるでしょう」では客席も大合唱。ボクも歌う。
そのとき・・・何かワケのわかんない感情が込み上げてきた。懐かしさ?切なさ?
ワカラン・・・でもHappyな感情。それは確かだった。
本編は「See You Again」でしっとりと終わった。
アンコール。「ヒット曲をやり忘れた」ということで「グリーンダカラ」を。場内爆笑。
そのあとは「虹の都へ」!座ってた客席総立ち。やっぱりこの曲は盛り上がる。
そして「All Over,Starting Over」これも客席が一緒になって歌う。
歌詞の1つ1つが刺さる。悲しみとか痛みじゃなくて幸福感が湧き上がる。
なんだろう?この感情。他のアーティストの作品じゃ感じない感情。
高野クン、盛り上がる客席に嬉しそう。「終わりたくない」と言ってた。
また「デビュー25年で色々やったけど今回のツアーでそれは終わる。でも12月で50歳になる。
来年は50歳記念でまた何かやります!」と言った。場内拍手喝采。
最後は「美しい星」。ただただ美しかった。
拍手喝采の中、高野クンは「またやりましょう!」と言って笑顔で去って行った。
正味2時間のライブ。終わった後、ライブの余韻を噛みしめて日本橋界隈を歩いた。
同じ日、横浜で山口洋のライブがある。まだ、やってるだろう。
今から行けば後半は見れるかも・・でも止めた。既に「燃えつきていた」から(^_^;
気後れを感じた日本橋の風景、ライブの後は「キレイ」に感じて楽しめた。


行って良かったな。同い年のアーティストが必死に生き残ってる姿を観れて良かった。
陳腐な言い方だが勇気を貰った。励まされた。
実はこの数週間、仕事で行き詰って(またかよ笑)精神的に参ってた。
自分の中に湧き出る悪意や憎悪の感情を持て余して、外部の人に相談したりした。
一方で、多少メンタルが痛んでも最終的には壊れない自信もあった。
嫁@パンダ、ヨモちゃん、友人、ステキなロックンロールがあればオレは立ち上がれる。
高野クンだって25年の間、色々あっただろう。ヒロシもリクオも・・元春も。
世の中、障害だらけだ。それはどんな仕事(LIFE)でもおんなじだ。オレだけじゃない。
みんな、いつだってハードな状況と闘っているんだ。
大好きなアーティストの歌を聴けば自分をとり戻せる。
そして、ウチにはサイコー愉快な嫁@パンダとにゃにゃんが居る。
オレはだいじょうぶなのだ。ハッピーなのだ。何も心配ないのだV(^^)
ヨモちゃん、高野クン良かったよ。サイコーだったよ。
明日は検査で会社はお休みだから早く帰ってくるよ。一緒に遊ぼうな♪

(セットリスト)(記憶によるもの。多分まちがってます笑)
1.Dog Year, Good Year、2.(それは)MUSIC、3.エーテルダンス、4.CUE(YMOカバー)、
5.1分間、6.確かな光、7.2つの太陽、
8.おさるのナターシャ、9.夜の海を走って月を見た(この2曲は弾き語り)
10.Free、11.On & On、12.ないものねだり、13.数の論理で、14.プロメテウスマーチ、
15.ウィンターズテール、16.べステンダンク、17.夢の中で会えるでしょう、
18.See You Again
(アンコール)
19.グリーンダカラのCMソング、20.虹の都へ、21.All Over、Starting Over、22.美しい星
