2015/4/26

府中市美術館「動物絵画の250年」  Art・本・映画

今週も仕事でバタバタ。かなり疲労が溜まってる。
週末の土曜日。午前中は恒例近所のゴミ拾い。音楽を聴きながらゴミ共を抹殺。
ゴミ拾い中、色んな猫さんに遭遇。あるお宅の窓辺でお昼寝してる猫さんが何ともカワイイ♪

午後からは嫁@パンダと府中市美術館に「動物絵画の250年」展を見に行く。
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/dobutu250.html
主に江戸時代の可愛らしい動物の絵を集めた展覧会。
チラシの虎さんのニヤリと笑う顔に惹かれて行ってきました(笑)

東府中駅で降りて少し歩いて美術館に到着。
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中に入ると早速、件の虎が笑顔で迎えてくれました。(T▽T)
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中に入ると古今東西の可愛い動物の絵が所狭しと溢れてる。
円山応挙、司馬江漢、歌川国芳、伊藤若沖、錚々たるメンバーの作品が並ぶ。
どれも可愛らしくてユーモラス。観てるお客さんも皆笑顔。ボクも嫁も笑顔。

虎コーナー。どれも虎というより大きな猫。眉毛が太くて勇ましくて。
なんかウルフルズのトータス松本っぽい(^_^;
嫁@パンダは片山楊谷「竹虎図屏風」の虎がヨモちゃんぽいと笑う。
ボクは某俳人が描いた白い虎の絵がお気に入り。テキトーな線、笑った笑った。

他にも伊藤若沖の河豚と蛙の相撲の絵には爆笑。
更には三浦樗良(ちょら)の「双鹿図」のテキトーすぎる線には大爆笑
嫁@パンダ曰くSMAPの仲居クンが描いたみたいな絵だとの事。確かに!(T▽T)
最後は円山応挙の描く可愛い子犬の絵に癒されました。
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あ〜楽しかった。「笑えるアート」ってホントいいな♪
アートなんてムツカシイ顔して考えて見るモンじゃない。笑って楽しめばそれでイイ。

美術館を後にして公園内を散歩してると味のある猫さんに遭遇。
新緑の中に佇む猫さんの姿が何とも美しい。
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帰宅して酒を呑みながら寿司を堪能。
我が家のヨモちゃんが何ともカワイイ顔で嫁@パンダに甘えまくり。
ボク?簡単に籠絡されました。(T▽T)
今日は色んな猫さんに会ったけどこのコが一番の傑作です!。(゚゜)\バキ☆
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明日からの仕事をがんばったら、その後はいよいよ待望のGW!
イッパイ休める!ヨモちゃん、たっぷり遊ぼうな☆
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2015/4/19

山口洋 on the road,again / rolling 50@横浜サムズアップ  山口洋(HEATWAVE)/仲井戸Chabo麗市/RIKUO

今月に入って会議続きで仕事がバタバタ。
そんな中、取引先からの担当者からクレームが来たのでこちらの役員も参加して打合せ。
そしたら相手の担当者は急に弱腰、トーンダウン。オレに言ったことと全然違うじゃん?
ケンカするなら本気(マジ)で来いやぁ(-_-; しゃあねーな。(T▽T)

金曜日は山口洋のライブを観に横浜に行く。
いつも使っているギターがアクシデントで使えず、スペアギターを使ってのライブ。
おまけにヒロシは骨折の治療明け。まだ完治はしていない。
悪条件の中、同年代のオトコがどう切り抜けるか見ておきたかった。

サムズアップで友人と落ち合いステージ横の席でライブを見る。
セットリストは以下のとおり。

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(セットリスト)※曲目はあっている筈ですが演奏順は「?」
1.Don't Look Back、2.フリージア、3.エスポワール、4.ワイルドオンザストリート、
5.33、6.Life Goes on、7.放浪の星、8.風の強い日〜休憩〜
9.Still Burning、10.36.5℃、11.レインソング(ZEPPカバー、インストのみ)、
12.相馬盆歌(ブズーキで)13.ガーディアンエンジェル(ブズーキ)、
14.トーキョーシティヒエラルキー、15.OLD MAN、
(アンコール)16.ナタリー、17.パンダマン、18.満月の夕
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普段と違う条件下でも十分素晴らしいライブだった。
ギターのサウンド(ヒロシは「サチコ」と名づけてた(笑))も申し分無かったし
ヒロシの声も絶好調。しかもレア曲満載。
ファンのリクエストやヒロシの友人からのリクエストに応えた選曲。
半分以上が初めてライブで聴く曲だった。

骨折からの回復がまだ十分では無いみたいでヒロシはトークをはさんで手を休める。
このトークが良かった。
曲にまつわる色んなエピソード、家族、故郷、友人、ルー・リード、NY、アイルランド。
プライベートなことをあからさまに語る。こんなに話すヒロシは初めて見た。
ただ、曲途中でハサむオヤジギャグが折角の名曲や名演を台無しにしてた気も(^_^;

個人的に嬉しかったのは「風の強い日」。
「Live@Cafe Milton」での名演を聴いてからライブで是非見たかった。
ヒロシ「こんな暗黒の曲、誰がリクエストしたんだ!」って笑ってた。ハイ、ワタシです(^^;

ギターの穏やかな響きにのって男女の静かだけど、先が見えない生活(くらし)が紡がれる。
「虹のたもとへ続く道は海辺の墓地でとぎれてた」「海の底に沈んだまま流されてゆく」
の歌詞が刺さる。虹の先に待っていたのは・・・墓場か。なんか分かる。分かる気がする。
「いつかドアは開かれるのか」。。か。。ドア、開くのかな?開くとイイな。
ま、開かなくても別に構わない。確たる未来なんてないし、いらん。
テキトーにジタバタして流されていけば何処かに着くだろう。それで何か見えれば万々歳だ。

後半もレア曲満載。「36.5℃」はオリジナルも聴いたことが無い。これカッコよかった。
「大切なものは消えないんだよ」のコトバで始まった「ガーディアン・エンジェル」。
ブズーキで奏でられる明るくも何処かせつない歌。
フと思った。会えなくなった人たち・・・居なくなったんじゃない。「天使になった」のだ。
そう想おう、そう想うことにしよう。聴きながら、そう思って笑った、そして泣いた。

ヒロシは「何か今日は″死″についての曲ばかり歌っているな」と苦笑してた。
確かにどの曲も「死」や「滅び」について触れている。
でも、この年齢になると「煌めく生」よりも「静かな死」について歌われた方が
リアルに感じる。

ラストは「OLD MAN」。最近のヒロシのソロライブでは定番となった曲。父親の曲。
この曲もオレには「死」のイメージが或る。聴きながら父のことを思い出してた。
もうすぐ父の命日。この日が近づいてくると毎年、ココロがおかしくなる。
「俺に流れる血が本物なのか、それだけを確かめたいのさ」に拳を握った。

アンコール。「ナタリー」にはビックリした。ヒロシのアイルランド話も良かった。
「パンダマン」も初めて!これ好きだなぁ。
「パンダマンは君を見つめてる」の歌詞に何となく嫁@パンダを思い出してた。
嫁@パンダはオレなんて相手にしてくれませんが(T▽T)
ラストは満月の夕」。穏やかな優しい演奏だった。
割れんばかりの拍手の中、ヒロシは長い間お辞儀をし笑顔で去って行った。
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良いライブだったな。ヒロシは何度も「生きる事に価値があると伝えたい」と言った。
まさにそういうライブだった。何かを感じ、何かを受け取った。
上手く言えないけど、このライブに行ったことが今後、自分に大きな変化を与えるような・・
そんな気がする。

帰宅して風呂の中で「Live@Cafe Milton」を聴いた。
「ガーディアン・エンジェル」で声を出して泣いた。アホか、オレは。(゚゜)\バキ☆

5月はヒートウェイヴの下北沢ライブに行く。
チャボさんとのジョイント「MY LIFE IS MY MESSAGE 2015」は横浜に行く予定。
うつみようこがゲスト♪これには嫁@パンダも行きます。

ヒロシは障害に敗けなかった。オレも。。負けてはいられないな。
面倒やもめ事なんざ人生のアクセサリーと思えばイイ。
オレはまだまだ白旗をあげる気はない。さ、行くぜ、ヨモちゃん☆
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(ヨモちゃんの声=勝手にどこにでも行けばいいニャ)
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2015/4/13

【写真展「君が生きるなら−HIVと、子どもたちと−」】&タテタカコLIVE  Art・本・映画

日曜日は御茶ノ水に安田菜津紀さんの写真展を観に行った。
安田さんの写真はGotchの「The Future Times」を通じて知った。
「The Future Times」に寄せられた東北の人々を撮ったその写真は温かい視線に満ちていた。
そんな安田さんの写真展、しかも会場でタテタカコのライブもある。
タテタカコ・・・聴き出して7年になるがライブは未経験。これは行かねば!
http://www.tatetakako.net/
ライブは午後2時からスタート。場所はオリンパス東京ギャラリー。
先ずは写真展を見る。カンボジアプノンペンにあるHIV患者とその家族を集めた集落。
子供たちの表情は明るい。一方でエイズに苦しむ患者の様子も映してる。
安田さんのコメント「HIVについて正しく理解せずに偏見で語ることが治療の最大の障害。
医学の進歩でHIVも治らない病気では無くなった。正しい理解が必要」がズシンと来た。
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オープニング。先ずは安田嬢が登場し挨拶。
「タテさんが大好きで自分の展覧会でライブをして貰うのがずっと夢だった」と既に感極まっている状況。
でタテさんを呼び込んでトークセッション。
タテさん、金髪・モヒカン・スターリンのシャツを着てる。生タテを見るのは初めて。
タテさんのこの格好を見て一気に好きになった。
トーク開始。タテさん、自分のことを「ワシ」と言うんだ(^_^
しかし、この2人のトーク、何だかオモシロい。天然というか。ミョーにトボけた味がある


(トークセッション)
@それぞれのカンボジア訪問の印象。空港の出迎えのボードが「ミスタータテ」となってるのには
 ウケたそう。「日本でもよく間違えられる」とタテさん笑ってた。
A音楽を演奏するよりは兎も角、現地の子供たちと交流したかった。
 言葉が通じなくても「伝えよう」という意志があれば何とかなる。
B安田さん、「311」の前と後では写真が変わったと知合いに言われた。
C「311後、東北に行くこと」について音楽やアートが果たすべき役割
 ・歌いに行くのもあるけれど知っている人に会いたい。会って心の交感をしたい。
  そして、東北に出会って感じた物を持ち帰って伝えたい。
 ・写真は災害の前では何の役にも立たない。カメラでガレキは除けない。
  でも、食事や水が足りた後、「心を豊かにする」ことに役が立つのでは。
  矢張り東北で貰ったものを持帰って伝えたい。

東北についての話には大いに頷いた。確かに音楽やアートでは人は救えないかも知れない。
でも、ミュージシャンや芸術家は全国各地、世界を飛び回って色んな視点を持ってる。
そんな彼等が直接現地に行って見て感じたことを書いたり、伝えたり作品化することで
「行ったことが無い」オレもその空気に触れることができる。
「狭い東京」で感じたこと以外の視点を貰い自分の物の見方が広がる。
だから、オレはこういった緊急時のアーティストの活動ってとても大切だと思うし
信頼すべきアーティストの話には耳を傾けたいと思う。

休憩の後、ライブ開始。タテさんは一人ピアノに向かう。
先ずは「今日、この場で歌う事」についての想いを即興で歌いその後はトイレの場所
案内を歌う。これ、毎回のライブでタテさん恒例らしい(T▽T)

最近2枚のアルバムを中心に明るい曲を歌う。
ボクが好きな「えのぐ」「心細い時に歌う歌」「卑怯者」といったへヴィな歌はなし。
まぁ今日は写真展とのコラボだしね。
でも映画「誰も知らない」の主題歌「宝石」が聴けたのは嬉しかった。

ともかくピアノの音と声が圧倒的。穏やかなんだけど胸にズンズン刺さる。
この感じ・・祥子さんの弾き語りライブと似てる。でも・・違う。
タテさんはMCを途中に交えながらどんどん歌う。
最後は「新世界」と「旅の途中」。静かだけど・・・力強い。ひたすら光に向かう歌。
なんだか・・・ジーンときた。
最後、タテさんは安田さんへの感謝を口にして一旦退場。
でも当然客席は収まらない。アンコール。
タテさんは再登場。安田さんが自分にとってどんな存在か・・訥々と話す。
そして「道程〜しあわせのうた」。ライブアルバム「羊狼」で聴いたのと同じ。
命と幸福。ニンゲンにとって大切なもの、大切なことを真っ直ぐと歌いきる。
ピアノと声が届いてくる。なんともシアワセな瞬間だった。
ここでライブ終了。安田さんから花束を貰ってタテさん満面の笑顔。

その後はCD販売&サイン会。ボクは最新アルバム「人」を購入。
ただ、アーティストさんを前にすると緊張してロクな事を言わないのでサイン会はパス(^_^;
入口にいた安田さんには「The Future Times」の写真が自分が東北に向かう上での力
になっていることを話し感謝を伝えた。安田さんは嬉しそうだった。

そう・・この4年間、色んなアーティストに力を貰った。
ヒロシやリクオ、Gotch、大友さんの様な音楽家、安田さんや石井麻木さんの様な写真家。
いろいろいただいている。だからこそ、直接会って話す機会があれば先ず感謝を伝えたい。

帰宅後アルバム「人」を聴いた。素晴らしい内容だった。力強く優しい。何度も聴いている。
ライブでも演奏された「新世界」と「道の途中」が・・・ともかく素晴らしい。
変わってしまった世界、歩き出すのは怖いけど新しい世界を見たい。
現在は中間地点。何処まで行っても終わりは見えない。まだ旅の途中。

かつては「人が憎いんだ」「共倒れする覚悟はありません」と歌った少女が時を経て
力強く開放された歌を歌っている。そのことに感動した。

初タテタカコ・・サイコーだったな。今度は是非ワンマンライブに行って見よう。
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ハッピーなキモチで寝付いたら翌朝ヨモちゃんがオレの布団に入ってきて添い寝した!
いつもは嫁@パンダにベッタリでオレに見向きもしないのに!
ヨモちゃん、イイ子、イイ子、オレたち仲良しだよね〜?(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆

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(まちがえたニャ)
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2015/4/10

西川美和「永い言い訳」  Art・本・映画

西川美和の映画が好きだ。
小説版「ゆれる」を読んで衝撃を受けDVDを購入。以来全ての映像作品を見てる。
2年前に映画「夢売る2人」を見に行ったけど、これも素晴らしかった。

西川さんの映画に出てくる登場人物はいずれも疵を抱えてる。ハッキリ言ってダメ人間(笑)
隠し事があったりウソをついたり犯罪に手を染めてる。
葬式詐欺、お互いを騙し合う兄弟、ニセ医者、そして結婚詐欺をする夫婦。
みんな、それなりの大人だし一見するとまともな人なのに何かの弾みで転落する。
わざわざ危ない方に行くし、やっちゃいけないことをやる。
それ言っちゃおしまいなんて事を言う。
見てて「なぜもっと上手く立ち回らない。アホか?」と呆れてしまう。
でも、オレは西川さんの映画に登場するダメ人間達がたまらなく好きだ。
ダメで愚かだけどみんな必死に生きていて活き活きとしてる。
立派な人間が努力して最終的に勝利を得る物語なんぞ見たくない。

西川さんは映画だけじゃなく幾つか小説を書いてる。
今回西川さんが上梓した新作「永い言い訳」。ここに出てくる主人公もダメ(^_^:

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(あらすじ)
主人公の小説家人気作家の津村啓は長年連れ添った妻が事故死したのに・・悲しめない。
他人の目を気にして「悲しむ演技」をする一方、妻の死後1週間も経たないのに愛人と寝る。
津村は同じ事故で亡くなった妻の友人の夫陽一とその子供たちと交流し、
ひょんな切っ掛けで陽一の育児を手伝うようになる。
陽一一家との交流で津村は少しづつ変わっていく。一方で亡き妻と交流のあった陽一から
生前の妻の姿を色々教えてもらう。それは津村が全く知らない姿だった。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163902142

通常の話なら主人公と友人の夫家族との交流を経て
お互い同じ境遇の者が励まし合い再生するみたいな筋立てになるだろう。
実際、そういった展開になるしオレも途中まで「喪失から再生の物語」と思っていた。

とんでもなかった。そんな簡単な「甘い」物語じゃなかった。
流石西川美和。主人公と読者に色んな罠をしかけていた。

穏やかな癒しの物語が途中から別の様相を見せだす。津村は暴走し出す。
度々キレたり、周囲を傷つけたり余計なこと言ったり死んだ妻を侮辱したり。
こいつ、ホントにどうしようもねーな。ガキか?バカじゃないか?
それやっちゃダメだろ?なぜ、そっちに行く?

笑っちゃったけど・・・同時に笑えなくなった。こいつ・・オレとそっくりだ。
いや、オレは愛人いないし別に作家の才能もないが・・根本でオレと同じニンゲンだ。
大人の顔を被ってるけど中身は子供(ガキ)。他人(ひと)との人間関係を上手く築けない。
クールを気取ってるようで実は他人が怖くてたまらない。それを理屈で武装して隠してる。
臆病者、弱虫。なんか「昔(と思う(笑))の自分(テメェ)」を見てるみたいだ。(^_^;

そして主人公が妻の死を悲しめないのも・・・何か他人事(ひとごと)と思えなかった。
オレ、子供の頃から「悲しむ」という感情がスッポリ抜けていた。
小学校から大学まで卒業式で泣いた記憶が無い。
先生や同級生と離れても大して悲しくなかった。
大好きだったお爺ちゃんやお婆ちゃんの葬式でも泣かなかった。
イジメられたり悔しかったり情けなくて泣いたことは何度もあるが「悲しくて」泣いたことは無い。
そもそも「悲しい」ってどんな感情だ?ワカラン。
それは数年前オヤジが亡くなった時も一緒だった。
母や兄や妹は泣いていたがオレは泣けなかった。素直に泣ける家族が羨ましかった。
父親が死んだのに涙ひとつ流せないオトコ。流石に自分が怖くなった。

オヤジの死を「悲しい」と思い泣けたのは・・・4年も経ってからだ。遅すぎるだろ?
しかも、なぜかヒロシのライブで父を想って泣いた。(笑)
あれが「悲しい」という感情だったんだろうか?

まぁ最近は年齢もあってか、何となく「悲しい」という感情も分かる様になった。
素直に涙が出てくるようになった。オレのココロも「氷」では無かったようで安心した。

だから、津村が他人に思えない。昔の自分(テメェ)を見てるようだ。
オマエ、アホだな。アホすぎるよ。
今まで、一番大切な物が何かわかんないまま生きてきたんだな。
それが何だったか、自分が何にしくじったか、何を喪ったのか、ようやく気付いたんだな。
遅すぎるよ。でも・・・それに気づいたのはエライ。よかったじゃん。

紆余曲折を経て主人公は・・・ある心境に達する。そこで物語は終わる。

ラストを読み終えた時、とても爽やかだった。ラストシーンちょっと泣いたかも(笑)
西川さんのいつもの作品に感じる「モヤモヤ」は無かった。
思いがけずも温かなキモチになれた。キモチよくページを閉じた。

これ是非、映画化して欲しいなぁ。西川さん自身が監督で。
主人公は誰が演じるといいかなぁ。複雑なコンプレックスを持ったイケメン男子。
オレ的には稲垣吾郎ちゃんがイイな。あと陽一は玉山鉄二か山田孝之で(笑)

西川美和・・やはり侮れないな。現在新作を準備中とか。次作も是非見よう。
さ、ヨモちゃん。明日はお休みだ。イッパイ遊んでイッパイ笑おうな♪

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