2015/6/18

『ソレダケ / that's it』  Bloodthirsty Butchers(ブッチャ―ズ)

現在、「ソレダケ」という映画が公開され話題を呼んでいる。
監督は石井岳龍(ex:石井聰互)、染谷将太、水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳 / 綾野剛。
そして・・音楽はbloodthirsty butchers、ブッチャ―ズ!
http://soredake.jp/
元々は2年前にブッチャ―ズがアルバム「youth(青春)」を製作している段階で
石井監督にアルバムをモチーフにした映像制作を依頼していたが、吉村さんの急逝で中断。
その後石井監督が当初の企画と内容を変えて映画化にこぎつけたもの。
タイトルはブッチャ―ズの曲(アルバム「未完成」収録)から取られた。
作中の音楽、ノイズは全てブッチャ―ズの手に成るもの。吉村さんも少しだけ映ってる。

ブッチャ―ズの音楽を使用ということでこの映画興味があった。
昨夜仕事の後に行ってきました。会場は新宿シネマート。客層は若い女性が多い。
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写真は入口に飾ってあったギターと酒樽。オープニングパーティでギターで酒樽を割ったとか。
イイね!V(^^)
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開始早々、いきなりの爆音。音・・デカイ。デカ過ぎ。スクリーン上に吉村さんの轟音ギターが響く。
音が大きすぎて台詞が聴き取れない。思い切り笑わせてもらった(T▽T)
親に捨てられ戸籍も売り飛ばされ底辺で生きる青年大黒(染谷君)風俗嬢として生きる阿美(水野さん)
大黒がある機密情報を手に入れたことで2人はギャング千手(綾野クン)に狙われる羽目になる。

ストーリーはあって無いようなモン。設定も展開もメチャクチャ。でも、そんなのどうでもイイ。
ブッチャ―ズの爆音に乗って疾走する男たち。繰り返される暴力。流される血。
どいつもこいつも狂ってる。吉村さんの歌とギターに煽られ暴走する映像。カッコいい。
後半、大黒が未来を手に入れるために銃を手にするシーンに「10月」「アンニュイ」が
重なるシーンは戦慄が走った。
銃をぶっ放し闘う大黒の姿に「もっと行け!やれ!」「ナメられてんじゃねーぞ!」
「殺っちまえ!」とココロの中でエールを送ってた。r(^^;

ラスト・・も凄かった。「死んでも生きる」「死んでも負けない」。
大黒の意地、しかと見せて貰った。そして、それはそのまま吉村さんのスピリッツだった。

終わった後、爽快な気分で劇場を出た。凄い映画だった。過剰、激烈、騒々しい。
まるでライブを見たあとみたいにカラダ中が痛い。でも何かニヤニヤしてる。
オレは残念ながらブッチャ―ズのLIVEをナマで見たことは無い。
でも、今日、別の形で体験できた。満足。

帰りはウォークマンでブッチャ―ズを大音量で聴いた。そして考えた。
大黒も阿美も千手もみんな自力で立って生きてた。
運命だの神様だのを当てにせず、諦めずに立ち向かってた。オレはそれに撃たれた。

先日の日記で、悲しみや痛みと共に生きていくことを誓った。それ自体はイイ。
もう会えないのは仕方ない、それは変えようがない。

でも、でもさ、ホントに居なくなったのか?消えたのか?
オヤジも、友人も、キヨシローも、どんとも、佐藤クンも。
そんなの誰が決めた?世間か?神様か?
よせよ。神様なんて唯のペテン師だ。信用できん。
キヨシローやどんとや佐藤クンの歌は色んな場所で聴けるし、
オレはオヤジと友人と毎日話してる。(返事は無いが^^;)

カラダは確かに消えた。でも、オヤジも友人も「居る」のだ。確かに。
「オレのココロの中で生きてる」とかそんなロマンチックな話じゃない。
オレが「居る」と思えば、それが「事実」なんだ。それを決めるのは「オレ」だ。
「消えても無くならない」「喪っても終わらない」。アタマの中では何だって出来るんだ。
神様も世の中の決まりもオレのアタマの中は変えられない。ザマぁ見やがれ。V(^^)
オヤジも友人も何処かに居る。ただ「会えない」だけだ。オレはそう信じてる。

この映画、現在(いま)このタイミングで見れて良かった。
石井監督&カッコイイ役者の皆さん、スタッフ皆さん、活かした映画をありがとう。
そして・・ブッチャ―ズ、吉村さん、サイコーだぜ。これからも、ずっと聴くよ。
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