いつものように受付&車検を済ませて・・・
公式練習は、所々が氷っていたようですが、見ている分には期待が出来る走りをしてました。
後は、しっかり予選も走りきって、希望に近いグリッドが取れれば?
スーパーキッズは、A・B組みでのグリッド予選。
直人はA組み。
アウト側を選択できて・・・気合いの4周勝負。
直人自体も、開幕戦のスーパーキッズって事もあるようで、かなり緊張していると言いながらスタート地点に移動。
グリット待ちの時も無言。
”練習の走りをすれば、真ん中当たりではゴール出来ると思うから、しっかり集中して頑張ってこいよ”的な話をしたように思います。
実は、直人以上にこっちの方が緊張していて・・・久し振りにガチガチになっていました。
KID65の開幕戦より緊張したように思いますね〜
スーパキッズを、これから自分の子供が走るんだな〜・・・そう考えただけで、緊張と不安?そんな気持ちです。
で、予選スタート。
見事に出遅れ!
ま〜本人もかなり緊張していたので、しょうがないか〜って、感じでしたね〜
1コーナー出口では・・・見事にビリ。
予選落ちは無いと聞いていましたけど、やっぱビリは悲しすぎましたね〜
確実に予選落ちのパターンですよ〜
本人も、かなりあせっているような走り。
あせりで空回りしている走りで終了。
ビリから3番目でした。
正直、かなりのガッカリ!でした。
車に戻っても、お互いに雰囲気は暗かったです。
直人も、やっちゃった!で、あわててるうちに終わっちゃった・・・でした。
も〜これじゃ〜希望のグリットは間違えなく無理だ〜・・・で、2人で凹みました。
その後、グリットの順番が発表になって、直人が見に行くと・・・
けっこうニコニコで、戻って来ました?
どのように順位を決めているのか?詳しくはわからないのですが、思ったよりは前の方でグリットに入れるようで・・・ラッキーって感じでした。
しかし、希望のエリアは・・・?
午前中のレース最後のスーパーキッズクラス。
いつものようにスタート地点に行くと・・・
”やべ〜パパ、すげ〜緊張するよ〜・・・うまく走れないかも?”
いつもだったら、同期の連中や先輩とぺちゃくちゃ話をしながら待っているんですが・・・緊張から直人も私も無言。
でも、みんなそんな感じに見えました。
色々とスタート前に注意をしないと!って、思っていたのですが、何処まで話しをしたのか?です。
上位の先輩達が、グリットに入り始めました。
見ていると・・・あれ〜・・・空いてる?
誰も入らないでくれ〜と、願いながら見守っていると・・・・
超・超・超ラッキーです。
入りたかった一番アウト側だけ、直人が入るのを待ってくれているかのように1ヶ所空いています。
こんな事ってあるんですね〜
ひょっとして、この位置はヤバイのかな〜?と、逆に思っちゃうぐらいでした。
昨年はこの位置からで、ライバルキッズが見事にホールショットを何度か決めたのを見てたんですが・・・
2人でグリッドに入ってから、笑顔が少々出てきたように思いますね〜
練習通りに落ち着いてスタート・・・これだけを願って、ストレート横に私は移動!ってその時・・・ちょっと恐くなってきた・・・直人からレース直前に緊張するとはたまに聞きますが、”恐い”って言葉を初めて聞いたように思いましたね〜
今の精神状態じゃ〜スタートビリか?
そんな事が頭をよぎりましたが”練習通りに出来るって信じて頑張れよ・・・”で、腰を叩いて笑顔で移動。
今年最初のレース・・・・H1。
いや〜こっちもかなりの緊張感に・・・ブルブルでした。
とにかく無事に、1コーナーを立ち上がってくれるだけでも・・・と、本当にそれだけを願ってました。
スタートの瞬間は、人影で見えなかったのですが・・・・見えた時には、バイク一つ飛び出している直人が目の前を通過・・・・1コーナー手前でバイクも伸びて・・・綺麗に進入!
バクバクの心臓で祈る・・・・
なんと2番手で出てきた直人!
予想することの出来ない状況に・・・・ビックリで頭が・・・・でした。
しかし、いつまでも直人が2番手を走るなんて考えられませんからね〜
1周目から直人の後ろでは渋滞が始まってます。
2周目だったか?3周目だったか?綺麗に抜かれて3番手・・・
ま〜そんな感じで、だんだんと順位を下げていく直人。
ポンポンポ〜ンと3〜4台に抜かれての中盤、後ろの渋滞は無くなりましたが、常にピッタリと2台の先輩が抜くチャンスをうかがいながら、猛烈なプレッシャーを与えています。
どう見ても先輩2台は余裕ですから、いつまで耐えられるか?・・・も〜そんな感じです。
見ていて一番心配だったのは直人の事よりも、プレッシャーから転倒・・・先輩を巻き添えにしないか?・・・ただ、これだけが気になって気になって・・・も〜心臓に悪かったです。

後半も後続からのプレッシャーは続き、気を抜くところは全くない状態でした。
必死に相手の動きを読んで、直人なりには頑張っているのがよ〜くわかりましたが・・・前半の予想外の走りにスタミナが・・・
フープスの進入速度が確実に落ちていきます。
それでも必死にイン側を死守している様子。
で、後半も抜かれて・・・・初のスーパキッズH1は7位で終了。
レースが終わり・・・ヘロヘロの直人。
コース横に止まってグロッキー
私がバイクを押して戻ります。
ヘルメットを取って・・・”本当に恐かった〜・・・1コーナーの進入は体がガチガチになっちゃったよ〜”
バイクが途中からい〜感じでスピードが出たから必死に開けたそうです。
その後は、必死過ぎてあまりよくおぼえていないようですね!
2番手を走る自分に相当ビックリしたようで・・・ど〜したらい〜のか?瞬間パニクったようです。
それからは常に後ろからのエンジン音が気になって気になって、自分の走りどころのさわぎじゃ〜なかったそうで、とにかく恐かったようです。
訳が分からないうちに終わったって感じだそうです。
前半では、自分が何台に抜かれたのかもわからなかったようですね!
その後、主催者との協議が入り・・・黄旗違反で順位が一台入れ替わり・・・直人は6位と、結果的に1つ順位が上がりました。
スーパーキッズクラスですからね〜ルールにも厳しく、見本となるレースを・・・ですからね〜
H1が、予想を超えた好成績。
終わってから時間が経つにつれて、ジワジワと身震いするような喜びがあふれ出てきました。
H2も、自信を持って頑張ろうって感じですが?
直人には”H2も同じように行くと思うなよ・・注意して自分の走りに今度は集中しないとな”です。
一段落したところで大先輩パパから電話が入りました。
結果を報告すると、本当に喜んでもらえました。
H2の時間を確認されて”じゃ〜俺も、その時間に間に合うようにそっちに行くよ〜”
嬉ですね〜本当にありがたい人です。
以前から何度も言いますが・・・課題も感じるレースです。
体力不足・・・・これが最大のネックですよ〜
H1上位の先輩も、H1後の直人のへばり状態を見て・・・”俺なんか20分全開で走ったって、ちっとも疲れないよ〜・・・H1ぐらいでそんなに疲れてるようじゃ〜話にならないからな〜”と、笑いながら直人にアドバイスをくれてました。
ま〜2歳年上とは言っても、スタートラインに付けば年齢は関係ありませんからね〜
改めて、こんな連中と戦うのか〜って、感じに・・・こっちも凹みます。
続く・・・

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