この数か月、部屋の模様替えと所々にしまい込んでいた物の整理をしています・・・って、書いたっけ?
2年以上、表に出てこなかった物は基本的に処分しよう!って言ってます。
パソコンの周辺機器をしまった箱の中から・・こんな写真が入ったFDがみつかったので、張り込みました!
以前にも紹介したかな〜?
最近、自分の記憶があいまいで・・・恐縮です。
バイクのカスタム好きには、分かってもらえるかな〜このバイクの制作にあたっての苦労。
ベースの車輌は、今もFFFのガレージに大切に保管されているHARRIS F1。
サイド公道を走るのはいつなんでしょうか?
直人が一人でモトクロスに行くようにでもなれば、復活させたいと思ってるんですけどね〜
この写真は、現在の仕様にカスタムし直す前の仕様です。
足廻りは、今の仕様と同じです。

直人は当時、幼稚園の年中組でしたね〜
ガオレンジャーだったかな〜?それとも仮面ライダーアギトか?
写真を撮る時はいつも、こんなポーズをしてましたね〜
今、こ〜して見ると笑えますよね〜

ま〜今見てもゴチャゴチャといろんな物がくっついてる仕様ですね〜
まとまりが無い?って言えば・・・そんな感じかな〜?こ〜して改めて見ていると!
こちら側の写真では、たこ足からエンジン後ろ側に伸びてるパイプの先にターボが付いてます(股間の前!辺りですね)
それと、このガソリンタンクはFRPで整形したダミーカバーなんです。
この中にターボ&吸気系の配管&シングルキャブ(FCR)が詰まってます。
ダミータンクは、車のボンネットの開閉と同じように作り、整備制を重視したんです。
タンクの上にメーターを1つ配置・・・ブースト計です。
それ以外の温度管理は・・・エンジンオイル・ヘッドの油温・ターボ冷却管の油温・排気温度、各センサーで拾って、メーターパネル内に配列させた4個のデジタル(ヨシムラ製)表示で、常に注意して走らせました!
それ以外にハンドル廻りに付いているのはVVCコントロールユニット&各部の追加スイッチ類。
パイプの途中には、ウエストゲートが付いています。
夜、走っていると・・・ここから青紫の炎が40〜60センチぐらい出るのが、本当に綺麗でしたよ〜
キャブレターが付く位置にあるのはサージタンクですね〜
これも全て現車合わせて、自分が材料から切り出して制作した物です。
ステップをよけるように配管したマフラー・・・極太!
サイレンサーは付いていますが・・・形だけ!
騒音器の役目を果たしていません!・・・だって、ターボですからね〜一般の集合管と比べるとエンジン音が静かなんですよ〜

こちら側もアールズのホースで、ゴチャゴツアした仕様です。
エンジン横でこっちを向いて付いている7段オイルクーラーは、ターボ冷却専用の物。
この後、強制的に風が入るようにFRPでダクトを作りました。
その上にサージタンク・・その横に見えるのは、ブローオフバルブですね〜
この音も、なかなかい〜んですよ〜〜
エンジン下のアンダーガード内には、ガソリンタンクが収納されていて、電磁ポンプでキャブまで送っています。
このガソリンタンクも、フレーム&アンダーガードの寸法に合わせてステンレス材を使い、自分で製作しました。
このアンダーガードも自分でFRPを使って作ったんですよ〜
シングルシートは、RGBγの流用です。
その上にのってる青いタンク!・・・これぞNOSです。
ニトロガスの入手は、当時本当に大変でしたね〜
用品をアメリカから仕入れても・・・ニトロガスが手に入らない!な〜んて、言われてました。
流用として、しょうきガス(麻酔に使うガス)で、走らせる?な〜〜んて話も耳にしたんですが・・・?

ヘッドライト下に付いているオイルクーラーは、メインの物に追加で付けていた物。
油冷GSXR1100ベースのエンジンですから、メインのラウンドタイプの大型オイルクーラーをそのまま付けて、後ろには大型の強制ファンをハンドル横のスイッチで操作、各温度の状態で使用していました。
アンダーガード前に付いている、ラウンドタイプのオイルクーラーはエンジンヘッド専用の物です。
エンジン自体は基本的にスズキのオリジナル仕様ですが、ガスケットは特注品を使用しました。
ターボの圧縮では、ノーマルガスケットじゃ〜すぐにはじけちゃいますからね〜
圧縮も基本的に下げないで走らせていた分、エンジン回転数が低い段階からターボが効き始めるので・・・鬼のような加速が1〜6速まで楽しめました!
VVCコントロールで加給圧0.8程度でも、軽〜〜〜〜〜く250馬力以上のパワーをシャーシーダイナモで記録しています。
それもNOSを使わないで!ですからね〜・・・本当に強烈なパワーでした。
どこからアクセルを開けてもフロントがどうしても浮いてきちゃうんですよ〜マジ!
その対応でファイナルをできるだけ高速仕様にかなり振っても・・・ウイリーマシーンでした。
だからチェーン&スプロケットが、すぐにダメになっちゃうんです!
異常なぐらい、燃費は良かったですね〜
この仕様で当時3〜4年かな〜?今の会社の通勤(片道40分ぐらい)に使っていました。
その間に交換したエンジンの数は3機だったかな〜?・・・たしか3機とも同じようにピストンが溶けちゃって、エンジンヘッドが歪んでしまいました。
自分のバイク道楽の世界で、これ以上に目立った車輌は無かったですね〜
でも、ツーリングには使えませんでしたね〜
その理由は・・・無事に帰ってこれるか?
とにかく乗っていて疲れるんですよ〜この車輌。
あと、アクセルを全開にできないストレスがたまるんですよね〜
ターボだけで、こんな調子でしたから・・・NOSは、ほとんどお飾りになってました!
この仕様に変更すると決めて、制作を初めて・・・たしか4〜5ヶ月で作ったように記憶しています。
作っている時が、一番楽しかった!良き思い出です。
追伸:ただ今、FFF大人組の方には、V−maxをエンジンフルチューンで、右にターボ・左にスーパーチャージャー&インタークーラー仕様!の超極太タイヤにして、構造変更したバイクを走らせている方がいますよ〜
足回りも、超一流品パーツのオンパレードなんです。
本当に現車の重量感&迫力が、半端じゃ〜なく・・・あっけにとられます。
雑誌にも何度か取材されてますね〜
また、刀にGSXR1100エンジンを積んで、フル加工でターボ装着した車輌に乗ってるおバカさんもいま〜す。
このブログではあまり話題にしませんが、FFFはこんなキチガイ的なバイクカスタムもできるんですよ〜
黛さんは、元々の本業がエンジンチューナー&旧車レストアですからね〜
その世界では、なにげに有名な人なんですよ〜
ただのモトクロスレース屋さんじゃ〜ないんです。
大人のカスタム好きも、かなり沢山来るお店なんですよ〜
今度、写真を撮ったりして紹介しますね〜

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