昨日一日かけてコードギアス〜反逆のルルーシュ、R25話までみました。
感想、なんじゃこりゃ?!
いや、ルルーシュの時代がかった台詞回しとか、小悪党っぷりとか、甘ちゃんなところとかかなりおもしろいです。ストーリーの根幹部分のギアスって仕組みもいいと思うし、やりたいことの最終目的がわかりやすかったので引き込まれました。
最初の頃は。
以下、いちゃもん。
えーっと、なにこの出来損ないデスノート。デスノートの優れている点は、ノートを持っていない(書かない)と能力が使えない点。そして能力の行き着く先が一つ、死しかないこと。
それに引き替え、ギアスは……はっきり言ってただの超能力。なんでもあり。後から後からこのギアス能力が〜って付け加えていけてしまうところがだめな点。
だから推理とか、考えること自体が無駄になってしまう。
いや、まぁ、デスノートも設定はよかったけど、推理部分がかなり怪しかったから微妙なんだけど、とりあえずその設定比較ってことで。
話がそれた。
とにかく、このギアス能力がいっぱい&能力者もいっぱいいるって前提で考えると、行き着く先は……ラスボスは妹。
最初から変だと思ったのが、ルルーシュ、部屋で叫びすぎ&ゼロと同じ声(実はあれで変成器とかってのはないよね?確か声の感じがにてるとかなんとか戦闘おっぱい分担当が言ってたし)なのに、目が見えないナナリーがわからないはずはないこと。
あとギアス能力が今のところ、目に発動の印が現れているところ。ずーっと目を開かない妹なので、ここはうさんくさいと思ってくださいみたいな?そして初期の頃の設定だとすると、その能力はルルーシュと同じかな?
ギアスで兄に自分を守れとかやって……は、なさそうか。あれはほんとに兄馬鹿の気がする。なにしろルルーシュの目が光ってないし。まぁ、後付設定でなんとでもなるけど。
さらに母親が死ぬのもギアス能力で説明がついてしまうし。まぁ、なんとなくCLAMP的なストーリーからすると、母親がルルーシュを殺そうとしているのを知ってしまったナナリーが、兄を助けるためにギアス発動、それ以降ずーっと発動しっぱなしで目が見えないことにする。
それだと、C・C(シーツー?)の念話みたいなのがよくわからない?なんか言ってた気がするけど、CLAMPの他の漫画読めば何でもありだとわかるだろ、みたいな。
ん〜、いまいち?
じゃあ違う切り口から。
なんか、敵となっている奴らが悪人に見えません。最初に死んだガルマ担当にしても、ユフィとか姉とか兄とか、言動みてるとなんか普通。父親に至ってはあれだけのことをやったルルーシュをいやな記憶を消し去ったあげくに、普通の生活に戻してあげるというアフターサービス万全の溺愛ぶりを披露しちゃったりなんかして。
このあたりはザビ家みたいにどろどろした感じかなーと思わされそうなルルーシュの言動に惑わされたっぽい。どうとでもとれるように主人公の主観のみで構成すればいいだけだし、この辺はひぐらしで鍛えられたから、批評家の自分を冷静に見つめる自分とかって感じで<おぃおぃ
いろいろと無理矢理考えたけど、意味はないなぁ。
最終的には、誰が最初にギアスの被害者になったのか。誰が誰にギアスをかけたのか……ってことくらいかなぁ?
ならやまは、最後のボスキャラが三次元人でも驚きません。

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