某有名新人国会議員がブログで誰かの文章をパクっただの著作権侵害だのとマスコミが騒いでるみたいですが、著作権の保護の対象となっているのは内容ではなくあくまで表現だという事を分かって騒いでるんでしょうかね? テレビで概略を聞いてる分には、表現としてそんなに似てたようには感じなかったんですが。あの程度で盗作とかいってたら、今の流行歌の歌詞なんかは少なくとも半分はお蔵入りしてしまうのではないかと思うんですけど。
まぁ、確かにどこまでが内容でどこまでが表現か、という難しい問題はあるかもしれませんが。
この日記でも落語とか漫才とか、パタリロとかからいろいろ引用だと断らずに小ネタを持ってきてたりするんですが、そういうのもダメなんでしょうか。パタリロ自体もエラリークイーンとかの推理小説の翻案をやってたり落語のネタとかを使ってたりするんですけどね。ダメなんですかね。(あ、そういえばパタリロに出てくるのは著作権フリーになったものばかりのような気も。)
こういうのは思うに和歌の世界でいう「本歌取り」のようなものの流れを汲んでいる様な気がするので、もしかすると日本をはじめとした東洋特有の文化なのかもしれないですね。思いっきり卑近なところでは「学校の教室における昨日のテレビ」なんていうのも、その類かもしれません。そういうのは西洋の著作権という概念で一律に規制されるべきものではない様な気がします。なんとかならないもんでしょうか。

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