絶望した! テレビから聞こえてくる「ミスタ〜ァ〜ァ、ムーンラーイト♪」で月光仮面を連想してしまう自分に絶望した!
久しぶりにお客さんにお金を払ってもらう(僕の懐には入らないけど)ライブをやって来ました。初めて行く店だったのですが、入り口がでかい牛の絵の看板に挟まれてて一瞬「あれ? ここ…でいいんだよね?」と思いました。
お客の入りについては何も言いますまい。演奏者がお客さんに聴いてもらうための場所、というよりは、演奏者同士が親睦を深める場所、という感じでした。
主催者に寄れば、ウクレレ弾きの僕は「アクセント」として呼ばれたらしいのです。「アクセント」なのか、ただ「灰汁」の強いだけの奴なのか分かりませんが、そんな理由で6組中3番目の出番でした。
曲の間に喋ろうと思ったことはいろいろあったんですが、久しぶりにステージに立ってど忘れしてしまったし、あまり喋ってると歌う時間がなくなるのであまり喋りませんでした。…ので、代わりにここで書いちゃいます。
今回ありがたいことに何人かから事前に「行くよ」という連絡をいただいたんですが、その内の約1名の方はその直前にネット上の日記で「先日初めてライブに行った。前から好きな(プロの)アーティストだったけど凄く良かった。」などと書いてたので、「プロのライブと同じつもりで来ないでね。」と言ったら「当たり前だ。うぬぼれるな。」と言われて、ステージに上がる前から掻かなくて良い恥を掻いてしまって非常に凹んだ気分のままお店に行きました。どうもすみませんでした…。
僕以外の出演者は多分原調で歌ってたと思うんですが、僕は根性なしなので、いつも通り下げて歌ってました。高校の音楽の歌の試験で高い声が出なかったのでオクターブ下げて歌ったら点数があまり良くなかった、というのを思い出しました。無理に高い音で歌って音を外したり聞き苦しい声になるよりはマシだと思うんですが…。
唯一原調で歌った「タンポポ」は久しぶりに歌ったせいか、間奏の出だしを直前の音に釣られてオクターブ高く始めてしまって、途中でオクターブ下げました。そこまで大きな違和感にはならなかったと思うので、まぁ、良かったです。…というか、練習してないのがばれてますね…。
初っ端のロビンソンはいつもと違って9〜12フレットを使ってアルペジオを8小節(前奏の半分)やってから、コードストロークに入りました。普段ホーミーでやってる所も、今回は裏声の出番がなかったので裏声でやりました。裏声の音域の低い方ギリギリだったのであまり綺麗ではなかったかもしれません。
4曲目はリクエストを募ったら某友人が即答したので「運命の人」になりました。以前僕が彼の大学の学祭に行った時に歌ったかららしいのですが、全く覚えていませんでした。(爆)
喉の調子は、最初はちょっと痛かったんですが、花粉症が幸いして(?)途中からは調子良く歌えました。春の歌が良かった、という感想をお客さんの1人から頂きました。ただ、自分ではよく分からなかったですが、もしかするとチェリーとかはテンポがぶれてたかもしれません。というか、チェリーはいつもぶれてるかもしれません。どうなんでしょう?
亮月製作所の桂光亮月さんにも来て頂きまして、演奏の直後から大絶賛して頂きまして、隣に僕の中学からの同級生がいて「えぇ〜、そうかぁ〜…?」と失笑しそうだったこともあって、照れ隠し半分で大変失礼なことを申し上げてしまったことをこの場を借りてお詫び申し上げます。(直接言えよ) 基本的に昔から冗談半分で酷いことを言われて生きてきたので(…ん? 冗談じゃない半分は一体…?)、あまり褒められると必要以上に、というか、間違った方向に謙遜してしまうんです。すみません。
あと、「ハチミツとクローバー」が好きな亮月さんがいたし、他にも約1名「魔法のコトバ」が好きだという人がいたので、やれば良かったなぁ、とちょっと後悔してます。(でもあの曲は歌っててもあまり気持ち良くないんだよなぁ…。)
それから、今回全く関係ないはずのRydeenについて、「(mixiやニコニコ動画に上げてる動画の)改訂版は作らないの?」という声を約2名から頂いたり、ライブの主催者からも「今度また呼ぶからRydeenを(弾き語りで)やって。」と言われたりしました。Rydeenって凄いですね。
♪セットリスト(一応春っぽいものを集めてみた)
ロビンソン(♭×7)
タンポポ(原調)
春の歌(♭×7)
運命の人(♭×7)
チェリー(♭×7)
ヒバリのこころ(♭×5)

あと余談ですが、普通に(裏声ではなく地声で)歌う時はだいたいこの写真くらいマイクから離れて歌ってます。(写真はイノマタさんのブログから勝手に拝借しました。すみません。) 歌うとき目を瞑(つぶ)る癖があるのでたまにマイクが口にぶつかってしまうことがあったり、歌う時に体が揺れたりすると離れてる方が歌の音量の変動が少なくなるからです。というか、元々路上で歌ってますし、「マイクを口にくっつけて歌っとる奴はちゃんとした発声で腹から声を出しとらんからだ。」と言われて育ってしまったからです。普通はハウリング防止の観点からももっとマイクにくっついて歌うみたいですが。要は「僕はマイクの使い方が分かっとらん。」ということかもしれません。
他の出演者の方は出演順に、
イノマタセイジさん(主催者)がスターダストレビューを、
加藤コータさんがMr.Childrenを、(僕がスピッツを、)
林正剛さんが斉藤和義を、
坂本英俊(ネガティヴ坂本)さんが(当日まで内緒で)浜田省吾を、
中川まさしさんが山崎まさよしをやりました。他の方を批評出来る立場ではないのでしませんが、山崎まさよしの「パセリ」のサービス精神は見事だと思いました。(笑) あと、その中川さんが知り合いの葡萄屋に見た目も声もあまりに似てて、最初本人かと思ってしまいました。 林正剛さんの斉藤和義は上記の中学からの同級生が「お前(僕=庵主)よりも上手かった。」と言ってました。
以上、相変わらずどう足掻いても色物扱いにしかなれなくて絶望した庵主でした。(そういえば昔大曽根にそんな名前のユニットがあったなぁ…。僕よりずっとまともだったけど。)

0