ローリング・ココナッツというウクレレ関係のフリーマガジンを前号に引き続き今回もゲットし損ね(前号を手に入れ損ねた時に「次はとっておくようにします」と店の人に言って貰ってたがその人の担当が変わって引き継ぎされなかったらしい)、ネットで見たら既にバックナンバーも切れてることが判明し、また、つじあやのが「影響を受けた一枚」としてスピッツの1stアルバムを挙げてるという「音楽と人」という雑誌を買いに本屋に行ったら売り切れて買えず、そして「海でのはなし。」を見に行って窓口でフィルムブックを買おうとしたらこれまた売り切れてて買えなかった庵主です。雑誌の神様から恨みを買うようなことはした覚えがないのですが。…生まれてこのかた漫画雑誌を買ったことがないせい? そんなこと言われても…、ねぇ…。
そうだ、CDでもCD屋へ行ったらのだめのキャラクター・セレクションのうち一番興味のあった千秋編だけ売り切れで店になかったわ。なんなんだろ、いったい…。
ということで、この前の日曜日、「海でのはなし。」を見に名古屋の今池にある小さな映画館に行ってきました。本当に小さかったです。一昔前の飲屋街のような路地にある雑居ビルの2階だったんですが、ビルの構造が若干複雑だったせいか,ビルに入ってから迷いかけました。最前列の座席が座椅子でびっくりしました。ちなみに映画館に映画を見に行ったのは去年の7月に友人と「電車男」を見て以来約1年半ぶり。基本的に映画館で映画を見るという趣味はないもんで。人生トータルでも今回を入れて6回くらい。
大筋は4月にネットで見たから分かってるつもりでいましたが、結構忘れてました。まぁ、半年以上経ってますし、ネットで見た時は71分の映画を見るのに4時間半掛かってた(回線が遅すぎた)のでいまいち集中できなかったせいもあると思いますが。
で、今回は映画館なのでちゃんとノンストップで見れました。(当たり前) そのかわり、画像の色がかなり薄いような気がしてちょっと見にくかったです。あれはフィルムのせいなんでしょうか、それとも映画館の映写機のせいなんでしょうか。パソコンで見た時の方がきれいだった気がします。
あと、ノンストップで見れたせいだと思うんですが、せっかく使われてるスピッツの曲がぶちぶち切られるのがちょっと気になりました。場面が変わる所はある程度仕方ないかな、とも思いますが、出来ればフェイドアウト気味にでもしてくれたら良いのに、と思います。
曲についてもう1つ、なんか場面と曲がいまいち合ってないような気がする所が何カ所かあった気がします。確か「スカーレット」(2カ所あった気がするけど2カ所とも)、「青い車」、「遥か」とか、その辺り。「青い車」は「夜を駆ける」とか、「遥か」は「Y」とかの方が合うような気がしたんですが。まぁ、シングルコレクションのCMから生まれた映画なので、敢えてシングル曲の中から選んだせいだとは思うんですが。まぁ、そんなに大はずれではなかったですが。「青い車」はカーラジオから聞こえてきてる設定にすると多少マシかも。…そういう設定だったけど僕が気付かなかっただけなのかな?
ストーリーは基本的に博士視点で見てました。所々心の中で深く頷きながら見てました。いろんな所で自分に近い気がします。僕よりはまだ博士の方が「普通」に近い気がしますが。
ついでに、その博士の台詞がいかにもマサムネさんが口走りそうな言葉に感じたり、横顔がマサムネさんっぽく見えたりしたのは、僕の病が篤いせいなんでしょうか。(笑) まぁ、もっとマサムネさんを見慣れた人ならそんな事はないのかもしれませんが。
細かい感想は裏の日記に書くことにしますが、1人で見て正解でした。自分の中の触れられたくない所をいろいろほじくり返されて、見終わった後深く沈んで…というか、心の中のもやもやを引きずりながらふらふらして帰りました。

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