(ペンネーム=勉強不足のJCP党員、便所の住人)開設:2004/8/20〜
2010/7/11 10:35
今日は、参議院選挙の投票日です。
(現在の法律では、投票日には政治活動は禁止され、棄権防止のみ活動が認められています)
このブログを見に来る様な、物好きな少数の人達であれば、あえて言うまでも無い事かもしれませんが、改めて棄権は止めて、(何処の政党へでも誰へでも良いので)投票所まで足を運び、投票をすることで、自分達の国の代表は自分達で選ぶという権利を、積極的に行使しましょう。(例え1票でも、それで当落が決まる事は、あるのですから)
そもそも選挙というのは、現代の国民国家の枠組み内の事ですが、一種の「共同体」の中で行なわれる、平和な「喧嘩」や「お祭」みたいなものですし、タダならば参加しなければ「損」というものです。
北欧などの高福祉国家では、税金も高いですが、国民の選挙に参加する割合の尺度である「投票率」も高いそうです。
民主主義社会では、その自分達を代表する政府の為す事には、国民の一人一人にも、一定の(制度に応じた)、結果責任が有るのは確かな事だと、私は思うのです。
(無論、実際には、一人一人に責任を問うというより、共同責任だとは思うのですが…)
自分達の国民(全体のレベル)以上の政治家は、現われないという事でもあります。
政治に対する「絶望」は、すなわち自分達自身に対する「絶望」でもあります。
その「絶望」こそが、民主主義では無い「専制」や「独裁」が産まれ育まれる土壌にもなります。自分以外の他の誰かに期待するだけなら代議制の限界として許容範囲内ですが、それが時に歴史的に稀有な英雄の様な特殊な人に、全てを委ねてしまえというのでは、後で自分自身の責任で自分自身(と子孫)の首を、絞める事に繋がります。
(中国やら北朝鮮の様に…)
多様な立場から豊かな多様性の有る意見が出されて、それが「政治」にも反映されるというのが、健全な「民主主義社会」であります。
是非とも、自分自身の「小さな権利」をキチンと行使する事で(何処の政党でも候補者でも構いませんから)、自分達自身の未来と子孫に残す社会に対する「責任」を、みんなで果たしていきましょう。
以上、棄権防止のメッセージでした。

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投稿者: 伊賀篤(管理人)
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