2005/11/26 5:08
このブログは、元々が私個人の体験だとか思った事を徒然に書く場所でありますので、オチもへったくれも無いんですが、今回は特に記事タイトルまで「トレンディードラマ」のパロディーですから、何も期待しないでね。
(いや〜単に今夜スナックで一人で飲みながら考えていた事なんスがね・・・)
前回の記事(鬱って何だ?)に対し、閲覧者から付けて頂いたコメントへの返信で、私は「考えるべき事」と「考えて意味が有る事」って事について触れました。今回はコレを少し展開してみます。
この「考えるべき事」と「考えて意味が有る事」というのは似て非なるもので、それらを2つの集合として考えると、下記の4つのカテゴリーが出てきます。
【1】:「考えるべき事」であり尚且つ「考えて意味が有る事」であるモノ
【2】:「考えるべき事」と言えないが「考えて意味が有る事」と言えるモノ
【3】:「考えるべき事」ではあるが「考えて意味が有る事」と言えないモノ
【4】:「考えるべき事」とも「考えて意味が有る事」とも言えないモノ
私は人間以外の動物に為った事が無いので断言は出来ませんが、恐らく動物の心には上記の【1】以外は無く、人間においても【1】で満たされてる心の状態というのは羨ましいものだと思われます。
逆に【4】だけに満たされた心というのは、誰が見ても恐らく空しく病的なモノであると言い得るでしょう。
問題は【2】と【3】なんですが、後者の【3】である「考えるべき事」ではあるが「考えて意味が有る事」とは言えないモノには、客観が優先されるという意味で主観にとっては本質的に「不幸」であり。例えば本人にとって意に添わぬ仕事の事であったり、または明日もし死んだらどうしようといった不毛な思考であったりもします。一般的にコノ【3】のカテゴリーに属す事ばかり考えていると、もっと不毛な【4】に思考はスライドしていく傾向もある様に経験的には思えます。
他方で【2】である「考えるべき事」と言えないが「考えて意味が有る事」とは言えるモノ・・・というのは・・・きっと心に余裕の有る時に考える事ができるものであり。これを探求していって・・・もし運がよければ「意味がある」という主観が「べき」という客観的な評価にまで高めていける(つまり【1】になる)かもしれませんね。
そんで私自身に立ち返って・・・今ココで私が書いた事を読み返してみると、どう考えても【4】だわな・・・(自爆)
やっぱり「オチ」が付かない(苦笑)
【オマケ】
最近、気休めに読んだSF小説で面白い本がありました。
「ジェームス・P・ホーガン」という人の書いた「断絶への航海」というタイトルの本です。(早川文庫)
山本弘氏の解説にも触れられていましたが、ゲーム理論的な素養に満ちた共産主義社会に人類が遭遇するという御話で、マジ面白かったですよ。

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2005/11/18 14:36
ええっと・・・諸事情により、本ブログも長らく更新していませんでしたが、ボチボチと再開したいと思って居りますので、閲覧者の方々の気長さに期待する処が大であります。
ここ3ヶ月程は、実は全くと言って良い程にパソコンから離れて、溜まりに溜まった有給を全部消化して(仕事も休んで)、ノンビリと庭に一坪余りの家庭菜園を作るべく「土いじり」なんぞをボチボチして居たのですが、そそそろ仕事も復職せねば経済的にも苦しいので、リハビリも兼ねてパソコンの前に座って居たりします。
何故、私が休まねば為らなかったのかというと・・・思春期以来の20年程も仲良くしていた持病とも言える「鬱病」が少し昂じてしまい、突然に仕事中に手足が痺れ動かなくなる等の心身症的な発作なんかが出てきてしまって、医者とソーシャルワーカー(PSW:セラピストみたいなモノ)の双方から「とにかく休め!」と言われてしまったからで有ります。
いわゆる「鬱病」というのは、単に一時的に気分が落ち込むという事ではなく、器質的に言えば・・・脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が、ストレスや疲労により減少してしまう事から生じる病気であり、私に限らず今時では別に珍しくも何とも無いんで・・・「何を今さら」・・・って思ったのが正直な所だったんですけどね・・・(苦笑)
私の場合、客観的に見れば「幸福」という言葉しか浮かばない程に、良い状態なんだけどな〜・・・
とは言っても、休職してすぐに落ち着いて「休養」する事が簡単に出来るぐらいならば、そもそも鬱なんか病まないわけで、休職期間中も居住地の秋祭りなどを主宰する自治会の「若連」という組織で、今年は副会長などを拝命していた事もあり、祭りで小中学校の子供達と一緒に笛やら太鼓やらによる「御囃子」を担当して、大騒ぎしつつ発作で引っ繰り返ってアワを吹いたりしていました。(祭り自体は大成功で良かったのですが・・・爆)
この休職期間には・・・他にも、私の実家の縁者が富士の樹海に入り損ねて警察署から御呼びがあったりとか、私も酔った勢いでカラオケボックスで裸踊りする等、退屈とは縁が無かったなぁ〜(藁)
まあ、最近では有り難いことに「パキシル」という名前の、俗に言う第3世代の抗鬱薬(セロトニンに選択的に働く再吸収阻害剤)なんてモノもあり、病人としては不真面目極まりない私でも、何とか持ち直してくる事ができました。
という事で、先週からリハビリ出勤というモノを始めていたりしますので、今の処は・・・御心配には及ばないという感じでしょうか・・・(誰も心配なんかしてないってか?・・・爆)
皆様も、御体には気を付けて、毎日を元気良く、出来る事を精一杯しつつ、与えられた命を堪能されん事を願います。
【余談】
最近、聞いている歌などを紹介・・・
台湾出身?の歌手で「一青窈」という方がみえますが、「ハナミズキ」って曲がとても気に入ってます。
余談ですが、歌だけでは飽き足らず、実際に近所にある農協の植木市で「ハナミズキ」を見て庭に植えようか否か?悩んだりしました。
でも結局は「シマトネリコ」という品種の苗木を買ってきて植えました。
(実際のハナミズキは北米原産であり、沖縄・台湾〜インド原産のシマトネリコの魅力には勝てませんでした)

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