2009/5/3 23:51
ええとぉ…このブログも前回の更新が去年の8月だから、9カ月間も放置してきた事になります。
個人的には、落ち込む事もあれば、達成感の感じる事も少しはあったりと、色々ありましたが、私は元気に過ごしておりましたので、ご心配をかけた方々には深くお詫び申し上げます。
ただ、インターネットは業務以外で接する事が、全くと言って良い程に、完全に途絶えておりました。(おかげで、ここの管理者ログインパスワードすらわすれかけておりました)
何故インターネットから離れていたのか、自分でも理由は解りません。このごろ、ぼちぼち再開しようという気分になった理由もまた解りません。ですから読者の方には、長〜い長〜い目で見て頂ければ幸いです。
さて前回の更新(昨年の8月)から、何が最も大きく変わったかと言って、サブプライムローン問題から波及して、実体経済(特に自動車・電機産業など)の、極端な短期間での悪化が、挙げられます。
私の勤め先である工作機械業界などは、特に自動車産業への依存度が高く、業界団体(日工会)などから入って来る情報では、前年同月比で業界全体の受注額が、マイナス70%とか言っていたら、あれよあれよという間に、とうとう90%マイナスなどと、最大手ならともかく中堅と目される我が社など、正に存亡の危機の中で、めっきり少なくなった商談を、なんとか受注に結び付けようと、営業にも関連する我が部署も、必死になって取り組んで来たワケであります。
経営陣は経営陣で、まず全職場での残業禁止(残業代ゼロ化)を始まりとして、請負契約・派遣社員の全員【切り捨て】、臨時休業日を設定してその日数分の基本給の切り下げ、春闘(?)では、今度は臨時休業日以外でも、基本給の20%近い引き下げなどを、組合と「協議」の末に断行してきました。
おかげで、私自身の給与、も総支給額で半額、手取り(住宅ローンとかの天引き後)で、約3分の1に減らされて、妻がパートに出ても全く生活が成り立つか否か?見通しが立たなくなっております。
それでも、かろうじて求人のある介護職の初任給に比べれば、マシなのは確かなので、他に特殊技能も開発してこなかった私は、今の職場にしがみ付いて、会社の経営改善に向けて出来るだけの事(サービス出勤も含めて)を、していくしか無いのですが…(このGWも16連休も貰っても、その分給料は減るし、全く有り難く無い)
唯一、2週間の休みの活用法として思いついたのは、【禁煙】の断行で、禁断症状が最も厳しい2週間を、多少は注意力が散漫になっても許される休日に重ねるという事ですが、意志の固さは【豆腐】以下の私の事ですので、これが「けっこう」苦しい…
医者にニコニコして体には良いですからね(笑)などと言われると、体に悪い事が大好きな私は(オイオイ)、癪にさわって…「そんな良いものじゃなくて、今はとにかく金が無いからだけだ!!。もし余命数日だとか、明日処刑されるなんて事になったら、カートン単位で買ってきて、体中の穴という穴の全てで煙草を吸ってやる」…などと言ってやりたくなります。
(八つ当たり)
そういえば、今日は憲法記念日、生存権の問題について、NHKで湯浅誠氏が深い議論をしていましたね。
(労働市場に参入できない労働者の存在は、彼らはモノでは無いので、結局、より多くの社会的コストを要するという意味から言っても、新自由主義経済の言う「効率性」からは何か大きなものが抜け落ちているとか何とか…)
対談相手は、経済評論家の内橋克人氏で、なぜか法学的な意味での「生存権」の歴史的地位などについては、造詣も深かった様に思ったのですが、現状のオールタナティブとなると急に抽象的になってしまって、湯浅氏のリアリズムと少し対照的でしたね。
煙草吸ってた私に生存権などと偉そうな事を語る資格があるかどうかは、さておくとして…(自爆)

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