ブルタフ&ブルグラで1位に地方馬を指名してド肝を抜いた海猿氏のPO馬インパーフェクトが7月5日の栄冠賞(旭川ダ1000m)に出走する。このレースの上位馬は7月22日のラベンダー賞(函館芝1200m)への優先出走権が与えられるだけに、このレースはもちろん注目。所有している岡田総帥は「間違いなく芝は走る。イギリスダービー登録も考えた馬」と豪語する。「世界のGTに登録か〜、吹きまくりだな〜。しかし、つい最近もどこかで聞いた話だな・・・」と言って姿が重なったのがコンゴウダイオー。
こちらはブルタフPOGでは抽選負けで獲得できず、ブルグラPOGではクジで勝利し2位で獲得した馬。「函館スプリントに出しても勝てる」「何頭タイムオーバーが出るかわからない。一緒に出る馬が可哀想」「GT級。日本のじゃなくて世界のGT級」という陣営のコメントから、新馬戦は勝つのは当然、どこまで連勝をのばせるのか?とすっかり勝つ気マンマンだったのだが・・・。
新馬戦では出遅れ気味にスタート。しかしすぐに逃げ馬を追走し、2番手に。その時の脚には見るものがあったのだが・・・、結局直線入って伸びず、前の馬を交わせないどころか後ろから差され、無念の3着。期待が大きかっただけに落胆も大きい。
そのコンゴウダイオー、今週2戦目を迎えるが、今度こそは世界のGT級の脚を見せてくれるはず。たとえ負けたとしても山内厩舎なら、駄馬と見切った時点で中一週、連闘も何のその、鬼のようにとにかく使いまくって1勝はさせてくれる(しかも不思議と故障しない)ので、POG的には最悪の結果は避けられるだろう。しかし、今週もダメなら来年の赤本のイケてない馬烈伝入りは確実だろうな・・・。

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