今日は職場の健康診断。生まれて初めてバリウムを飲むことになった。
これまで胃検診についてはさんざん「辛い」と周りの人から聞かされ、かなりビビっていた。これまでは検査の対象年齢に達しておらず回避できたのだが、ついにオレも胃検診の対象年齢となってしまったわけだ。
経験者に聞いてみると、胃検診の関門は4つ。「1.ゲップをガマンするのが辛い」「2.バリウムが飲みにくくて辛い」「3.検査時に台の上に寝るが、その台が想像以上に動くため、自分の体を支えるのに筋力を必要として辛い」「4.検査後にバリウムを排出するのが辛い」ということなのだが・・・
まず呼ばれて粉状のものとごく少量の水を渡され、これをこの場で飲めと言われる。口に入れると、昔駄菓子屋で10円で売ってた粉状のオレンジジュースのような味。飲み込んだ瞬間から発泡が始まる。「ゲップを出さないでそのまま検査室にお入り下さい」と言われ、ゲップを必死にこらえ、涙目になりながら検査室に入る。
カプセルをタテに半分に割ったようなものに入り、今度はバリウムを飲むことに。胃からゲップが出ようとするのにそれをこらえてバリウムを飲むなんて・・・、と思いながら、口をつけて流し込む。「マズイのか・・・?」と構えたが、実はこれが想像以上にウマかったのだ。味も食感も「飲むヨーグルト」だ。ところが量が多い。牛乳ビン1本強くらいの量がある。飲んでいるうちに口を離して一旦休憩したくなるが、それをやったらゲップが出そうになるので、一気飲みするしかない。
どうにか飲み込むと、今度はあれこれと恥ずかしい体位を要求される。台は激しく動くものの、体を必死に支えなければならないというほどではなく、ここは難なくパス。最後に下剤を渡されて終了だ。
早く下剤を飲んでさっさとバリウムを出さないとエラい目に遭う、というので検査終了後に飲んでそのまま仕事へ。日中は何度もトイレに駆け込むことに。。。
とまあ、どうにか初めての胃検診を終了したのだが、やはり気持ちいいものではなかった。今日一日なんとなくおなか具合がよろしくなかったし。そもそも、現在健康(だと思う)な体なのに、わざわざ検査のために不健康になるって、なんだかなぁと思うのだが。まあ、とにかく検査の結果、異常なしを強く願うばかりだ。

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