2000年に当たったきりの有馬記念。今年はドリームジャーニーを軸に、名前を挙げた馬+ブエナビスタの三連複と、ドリームジャーニーを1着固定、ミヤビ・ブエナを2着付けした三連単フォーメーションで馬券を購入した。
ゲートが開いて、ドリームジャーニーが出遅れ。馬券がいきなり紙クズになったか、と半ばあきらめの気持ちでレースを見ていたが、前行った馬が総崩れになるハイペースにも助けられ、結果オーライの勝利。2着は先行馬の中で1頭だけ残ったブエナビスタ。今までのオレだったら切って外して後悔していたところだったが、今年は10年振りに有馬を当てたいということもあり、しっかり押さえたのだった。
オレにとっては3着争いがアツかった。フォゲッタブルは1銭も買っていなかったので、とにかく直線では「後藤!ごとう!ゴトー!」「差せ!差せ!差したか?差した!差した!」と連呼。レースが終わって、勝った池添よりも、むしろ後藤ありがとう!の気持ちだった。
とにかく、10年ぶりに有馬記念を当てて幾ばくかのカネを手にすることができた。気が大きくなり、三場の最終レースに手を出し、ファイナルSで小牧の単複、尾張Sで三連複万馬券を的中させるというオマケもついた。いつも有馬で負け→最終に手を出してさらに傷口広げる、のコンボでヘコんでいたが、この日は逆パターン。絶好調すぎて逆に怖くなった。
一年の負けを総取り戻し、というわけにはいかなかったが、この日は今年一番儲かった日となった。1年の最後を勝って終われるのは最高に気分がいい。来年はまた5日から競馬が始まるが、しばらくは今日の余韻に浸りたい。

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