昨日のママチャリレース。ガチチームがスーパークラスで準優勝、コスチームは青森県サイクリング協会賞をいただき、両チームとも入賞するという、最高の結果で終わった。
ガチチームについては、戦前にスーパークラス内で惨敗もあるのでは?と弱気な雰囲気がチーム内に流れていたが、カイオウ以下、チームメンバー全員がそれぞれ全力を出し切って勝ち取った勝利である。それに、何と言っても競輪の五日市選手と大崎選手の力が大きかった。お二人とも非常にいい方々で、五日市選手には土曜に松阪で本業のレースがあったにもかかわらず、レース後すぐに出発して青森入りし、日曜早朝にママチャリ参戦。終了後は午前2時に次のレースに向けて出発という強行軍で、我々のチームに参加して頂いた。
大崎選手は気配りの人で、ガチチームはもちろん、コスチームの選手にも「お疲れ様でした!」など積極的に声をかけて頂き、両チームのムードメーカー的な存在だった。さらに、大崎選手は彼女さんを連れてきていたのだが、彼女さんももの凄く性格が良くて明るい方で、律儀にチームカラーである赤い服(ガチチームは赤Tシャツで統一)を着て来ていただき、初対面の我々にも全く臆することなく話しかけてくれていた。しかも、すごくカワイイので、自然と雰囲気もまろやかな感じに。ガチチームは時間経過とともに、どんどんチームとしての結束力が強くなっていったように感じた。
一方のコスチーム。今年はグリオが急遽欠場したため、6人という少人数での参戦となった。コスは「戦国武将」をテーマとし、甲冑を自作した。と言っても、甲冑を作るのにかなり手間がかかるので、全員分用意するわけにはいかなかったが、大将(チームリーダー)であるシルの分のみ甲冑を作り、チーム紅一点のドロンジョさん(昨年我がチームでドロンジョのコスをして大会中の話題をさらった美女)には今回もムリを言ってセクシーくの一の格好をしていただき、他のメンズ(自分含む)は足軽の格好ををすることにした。レース前にチームメイトでコスプレ作りの会をひらき、足軽装束などをコツコツ制作。甲冑は武田信玄をイメージして、素材にもこだわって制作。おおむね納得がいく出来映えとなった。武田軍団なので赤揃えとなったが、これが結果的に良かったかもしれない。昨年はヤッターマンをテーマにコスプレしたが、主催者側がヤッターマンのキャラを良くわかっていなかったようで、散漫な印象を与えてしまったようだが、今年は常に赤装束の人が走っているように見せることで、存在を強くアピールできたように思った。大将の甲冑はかなりウケたようで、主催者のブログには甲冑を着用したシルの写真が2枚も掲載されていた。シルは二日酔いというアクシデントがありながらも、スタートとフィニッシュをしっかり決めて、大将としての風格も見せてくれた。
さらには、今年は応援で早朝から駆けつけてくれた美女軍団の存在が大きく、総監督以下、レース中の声援からグロッキー状態で休んでいる選手のケアまで、大活躍であった。
今年は昨年と違い、両チームとも入賞したために満足感も大きかった。しかし、これで終わったわけではない。ガチチームは優勝という目標があり、コスチームも賞をいただいたと言っても、コスチューム賞ではない。コスチューム賞は昨年もコスチューム賞を獲ったチームが2年連続で獲得。厳密に言うと忘れ物をまだ忘れたままの状態なのである。
レースが終わったばかりだが、早くも来年の話がチーム内で出ている。今から来年が非常に楽しみである。

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