ラフィアンから会報が届いた。今月の会報には追加募集馬のカタログが掲載されているので、心待ちにしていた。社長の巻頭あいさつでは、ラフィアンの成績低迷の問題点について触れられていた。これによると、原因はズバリ、「募集馬の質に問題があった」との事。いろいろ分析した結果、BRF生産馬は良く走っているのにセリで仕入れた馬の成績が悪い、鉾田トレセンや調教師、騎手の選定に問題はない、との結論に至ったそうである。しかし、仕入れが悪かったで片づけられては、最初から当たりのないクジを買わされていたようなものであり、それはそれで会員としては微妙な気持ちになる。
そして、騎手については、以前も触れていたのだが、いろいろ言われるので、再度コメントしたのだろうか。ラフィアンの騎手選定については、どんなうまい騎手でもミスをする→ミスの原因について、騎乗技術か、状況判断力か、騎乗馬の特徴を理解していないものなのか、ハッキリさせる必要がある→騎手だけでなく、エージェントと一緒にフィードバックする必要がある、ことから、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を理解できない騎手には依頼しない、のだそうである。いやいや、ツッコミ所満載のコメントである・・・。
挨拶の最後では、騎手などの要素は劇的に成績を押し上げるものではなく、とにかく馬の選定が最重要だ、と締めているのだが、それでは一体、今後はどうやってそれを改善するのか?問題の分析だけで終わっては、成績は向上するわけはなく、購入ルートを変えるとか、いろいろ劇的に変化させる必要があるように思うのだが、それが全く示されていなかった。今後どう改善していくのか、クラブには今後、しっかり示して欲しいと思っている。

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