毎年恒例のママチャリ6時間耐久レースが終わった。第1回大会から毎年参加しているが、1年目にコスプレ狙いで参加し、他チームとコスチュームがカブった挙句、途中で暑いからとコスチュームを脱いだり中途半端なことをしたがために、何の賞も取れずという悔しい思いをした。以来、その時のことを忘れず、必ず何かの賞を獲ってくることを意識して参加、2回目から2チームに増やして参加しているが、昨年まで2チームとも必ず何かの賞を取って帰って来れている。
今年は、ガチチームは完走さえすれば入賞確定という状況であったが、もう1チーム、男女混合枠で参加するチームは、直前でメンバーの一人が骨折して一人減で戦わなければならないこと、さらには参加を熱望する60代女性(バリバリに走れるシニア、ではない、普通の60代・・・)が入っていることもあり、順位は期待できず。それならと、タイガーマスクやブラックタイガー、ミル・マスカラスなどのプロレスマスクを人数分集めて出走することに。例年、他チームのコスプレの力の入れ具合が軽く、昨年もせいぜいへんなカツラをつけるくらいだったので、謎のマスクマンチームなら面白いだろうと思ったし、司会者からいろいろいじってもらうことも想定し、前日には受け答えのシミュレーションまで行った。
ところが、今年は5回目と節目の大会だからか、コスプレ参加のレベルがアップ!しかも、初年度同様、まさかのプロレスマスクかぶりまで・・・。これは終わったと思い、チーム内にも「わざわざマスクなんて被んなくてもいいんじゃないですか?」というムードが漂ったが、オレは「ここであきらめたら終わり!初年度のこともあるし、最後まで何があるかわらないから、マスクは絶対外さないように!」と厳命、レースに挑んた。
ガチチームはラッキーもあって、クラス内優勝、5年間参加して初の優勝という最高の結果に。一方のコスチームは順位ではビリ争いを演じたが、ブービー賞狙いに切り替え、無事に(?)ブービーでフィニッシュした。これで賞がもらえると思ったものの、なぜかブービー賞は最下位のチームがゲット。「なんで?着順間違ったか・・・?」と思ったが、我々のチームは「レースを盛り上げてくれたチーム」が受賞する特別賞を獲得!これにはびっくりしたが、とりあえずこれで4年連続2チームのW入賞を果たした。(後で主催者HPで全着順を確認したが、やはりブービーはうちのチーム。たぶん、特別賞を受賞したので、ブービー賞は最下位のチームになったのだろう・・・。)
他にバリバリのコスチームがあったものの、レース中は結構司会者から「このマスクは暑くないんでしょうか?」とか、「これ、日焼けして顔はどうなってるのか・・・」などと結構イジってもらっていたので、印象には残っていた様子。いつしか、マスクが被ったライバルチームはマスクを脱いだようで、姿が消えていた・・・。
レース後にカイオウから「いや〜、今回はぱふさんのファインプレーですね。本当に執念を感じました・・・」と言ってもらったが、最後まであきらめないというのが大事ということを改めて感じた1日だった。
ちなみに、コスチームでの最速ラップはオレだった。チーム内ではオレが最年長にもかかわらず、これだ速く走れたというのは来年に向けての励みになる。今年のチームはコミュニケーションも図れてまとまりがよかったので、来年は順位の方でも入賞を狙っていきたいと思っている。

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