ブルグラPOGの指名馬振り返りの前に、久々に一口出資馬の話題を。先々週と先週で4頭の出資馬が出走しました。それらを含めた全出資馬に触れたいと思います。
○ウインバローラス 4歳牡
降級し、先々週の東京500万に出走して6着でした。先行して最後まで脚色は衰えず粘っていたので、500万条件は何とか勝てそうです。次は新潟開催を予定しているようですが、人気にはならないタイプなので、馬券でもオイシイ思いができそうです。
○ウインエスパシオ 4歳牡
ノド鳴りの手術をして復帰が待たれるところ。7月に園田で復帰するようです。
○ウインランブル 3歳牡
先週の阪神500万に出走して12着大敗。初の古馬との対決で何もできませんでした。使われながら何とか500万を勝てれば、というところでしょうか。
○ウインオスカー 3歳牡
先々週の500万で14着惨敗。この馬に関しては、完全に陣営の判断が裏目に出ている気がします。ここ数戦、無理に控える競馬をさせたことで、馬が完全に走る気をなくしてしまっています。調教では抜群の動きを見せていながら、敗因がわからず皆首をかしげていると言ってますが、2歳時からの育成の失敗が原因でしょう。素質はいいものを持っていたと思うだけに、本当に残念です。次走はダートを試すようですが、ダート向きではないと思いますし、芝より悪い結果になりそう。しっかりしたポリシーがなく、こうしたフラフラした使い方では結果は出ません。ラフィアンの馬は総じて調教はいいのに結果が伴わず、というケースが多いのですが、騎手起用や戦法など、馬の個性に合わせた使い方をしてないからだと考えています。
○ウインミダス 3歳牡
先週の未勝利戦で11着。過去のPOGや一口で持っていたダメなステゴ産駒と全く同じ雰囲気の負け方で、この馬は早かれ遅かれお疲れさまとなりそうです。ステゴ産駒では、先週ウインの2歳馬で一番馬と言われて即満口となり、調教でも抜群の動きを披露していたウインブライトが6着に敗れていますし、ステゴ産駒は走る馬の見極めが本当に難しいです。
○ウインクレド 3歳牡
放牧中。500万では掲示板すら載れず、全く結果が出ていません。この馬は500万で勝ち負けするのも厳しそうです。デビュー前の評価はそこそこ良かったのですが・・・。
○ウイントリニティー 2歳牡
牧場で調整中。入厩が近いようで、デビューが楽しみです。
○ウインパソドブレ 2歳牝
牧場で調整中。まだ緩く、トモに力が付いていないとか、坂路であまり動けていないというクラブHPでのコメントを見ると不安になります。「成長すれば必ず走る」という言葉も慰めにしか聞こえず・・・。アイルハヴアナザー産駒は先週アンノートルが初勝利していますし、この馬にも続いてもらいたいところです。
○ウインミストレス 2歳牝
2歳出資馬のうちで一番の期待馬です。この世代のキングカメハメハ産駒は種付け頭数が少ないのですが、その中での貴重な一頭ということで、自然と力が入ります。函館デビューに向けて調整されており、先日ゲート試験も合格しました。夏競馬で一気に重賞勝ちまで狙いたいところです。
こうしてみると、3歳・4歳世代はもう評価が定まってしまっており、現状から大きな前進は見込めそうもありません。こうなると期待は2歳世代。特に、ミストレスには大きな期待がかかります。順調に行って欲しいところです。

0