今日は寒くて風もあるし、外に出なかった。次の目的地引野町の下調べも進んでいないし、家に居て、餃子を作った。
普通中国餃子にはニンニクを入れない。タレの酢に皮付きまるままのニンニクが漬け込んである。うちにはそんな気の利いたものはない。

年末に買った大蒜が殆ど使わないまま芽を出して大量に残っていた。豚のミンチを2パック買ったのに、1パックはエミちゃんがハンバーグにしてしまった。大蒜と生姜をミキサーに掛けたら、殆どミンチ肉と同量になった。ちょっと大蒜が多いかなと思ったが、残してもしょうがないので、エイッと全部入れた。

でっかいタマネギ、包丁で刻むと面倒なのでこれもミキサーに掛けた。どろどろになった。韮2袋、これはざくざく包丁で刻んだ。タマネギと一緒に豚ミンチに混ぜ、塩コショウ、醤油もぱらっと入れて箸で掻き混ぜた。
一旦これは冷蔵庫に入れ、次に絞り汁をスープにする目的で、白菜を数枚、使い残りのキャベツもミキサーにかけて混ぜた。以前なら、白菜、キャベツ、韮、タマネギ等の野菜は布巾で絞って、絞り汁で中華スープを作るのが、餃子より楽しみな感じなのに、今日はちょっと面倒くさかった。フライ返しでちょこっと押さえて水を切っただけ。汁碗に1杯分しか取れなかった。
だし味噌を醤油と味醂で溶いて、昆布茶、五香粉少々で味付けしながら先ほどの豚ミンチ、タマネギ、韮、大蒜、生姜と追加の水切り野菜を箸で混ぜた。ミンチはどこに行ったのか姿が見えない。野菜餃子みたいになった。
しばらく冷蔵庫にボールごと入れておいて、市販のもち米粉入り餃子の皮で80個包んだ。冷凍庫にパットがそれくらいしか入らない。餃子は野菜の水をしっかり切っていないので、包んだらすぐ冷凍した。すぐ食べる分もとりあえず冷凍。そうしないと皮が水を吸ってべとべとになってしまって焼くのも難しいし、茹でることは全然出来なくなる。
餃子のタレは、鼻にクンと來る醸造酢に醤油やラー油を入れるとよい。中国の酢の雰囲気に似てくる。今日はスーパーに餃子のタレを買いに行った。SB食品が輸入元の中国醤油を使った香港点心餃子のタレ、これは期待できる。

実際に使ってみると、醤油の香りが日本人向けで優しすぎた。酒でもそうだ。日本向けは洗練されすぎて癖がない。中国の底知れないパワーを味わうには、もっとガツンと來る匂いが足りん。さすがに、唐辛子の辛さだけは半端じゃなかった。涙を流しながら、日本製の餃子のタレと混ぜて降参した。餃子の味は大蒜が多すぎて辛いし、食べたら人に会えんとダメダシが出た。

まだ冷凍庫に50個以上、包んでいないのが40個分ある。〆(..)para1002n(ぱら仙人)


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