まだ明日の新聞は読んでいないが、テレビを見ていて思った。moto村さんは弁護団の中の中心的な人物よりも、人間的に数段上だな。弁護団は絶対勝てる裁判を敗れた。裁判は人間が行っていたことに改めて思い至った。

人を殺す人がまともであるはずがない。精神鑑定をすれば異常であることは分かりきっている。未成年だし、あの人が一人で弁護を引き受ければ、きっと死刑などにはならなかったはずだ。なぜ徒党を組んで裁判所をやっつけようなどと思ったのだろうか。ちゃんとまじめに少年の弁護をすればよかったのに。自分たちの力を表に出し過ぎたんだな。少年はこの際どうでもよかったんだ。利用しているのがまるで見えた。
最初に弁護団は殺人の手口が逆手だったと主張していた。その目つきや表情は思いやりにあふれて被告を弁護している人の目つきや表情ではなかった。未熟な検察官や裁判官を小理屈で言いくるめれば裁判は勝てるといった雰囲気を感じた。少なくとも慈悲に満ちたまなざしではなかった。
今日の会見では、ちょっと穏やかな感じで、全うな人に近い雰囲気があった。あの時、今日のような表情で手口を発表して居れば、もっと違ったかもしれない。(やっぱ、さすがにそれは無理か)
余りにも勝ち誇って、検察や裁判所をコケにしすぎた。
無期懲役で済んだ被告を死刑にまで追い詰めたのは、非人間的な法廷テクニックに赱った弁護団だったかもしれない。ただ勝てばいいわけではない。弁護士という仕事を貶(おとし)めた罪は重い。人として恥じて欲しい。
人間が知恵を尽くして行う裁判が今後も続くことを願う。〆(..)para1002n(ぱら仙人)

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2007/6/28
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