待ちわびている図書館がもうすぐオープンする。
今日、オープン前の様子を見に行ってきた。
福山中央図書館(広島県)が移転新築7月1日午後1時オープン。
施設の概要
1・2階は中央図書館
3階は歴史資料室、放送大学福山サテライトスペース
4階は社会教育センター・会議室。子育て支援センター・国際サロン
館内には天井から自然光を取り入れる吹き抜けがあり、明るく開放的な雰囲気です。
周囲の大きなガラス面からは、公園の樹木や水辺を眺めることができます。(広報ふくやまNo.943-JUN.2008)
蜃気楼の見られる水辺図書館
カメラは一眼なので、この写真では再現できなかったが、現地で両目で見ると、ガラス面に反射した光が、左右の目にずれて入るので、壁面から数mの辺りにも、もう一面のガラス壁が波打って見えました。

正面玄関

玄関ホールの内側から見た扉
全面ガラス張りで、天井や鴨居のイメージがないのでどこが出入り口か戸惑ってしまう。正面のセンサーポイントに立たないと開かない。

水の上に浮かぶ図書館

西日の照り返しを和らげるために設置されている屋上庭園
ただし、南半分は屋上駐車場

ウッドデッキになっていて、しゃれている。
長崎の港公園同様、数年後の維持管理は大変そう。

4階から見た駐輪場スペース

敷地内の公園
アメリカ軍の空爆の中を逃げ惑う親子像
永雲寺の東側の水田の中で子供を抱いたまま亡くなっていた。池田ユキ子さん、進一くん、敏子ちゃん親子がモデル。

藩校誠之館記念碑
中央公園の敷地には誠之館中学校があった。三吉町(現合同庁舎)の旧誠之館高校の前はここに学校があった。前身は藩校誠之館、150年以上の歴史がある。

ちょっと珍しい道標
現在は道三通りに面しているが、公園になる前の敷地は今の三分の二くらいだった。
この道標がここにある理由はよく分からないが霞町追分の道標が立っている。霞町四丁目元交番の向かい側(花屋さんの角)辺りにあったものがここに移されている。右オノミチ道を行くと神島橋方面に抜ける道に出られるという案内で、そっちの方向が尾道の訳ではない。
左トモツ(鞆津)道の案内に従って、現芦田川方向に行くと、地吹の荒神さん辺りに幅58間の鷹取川があって橋が架かっていた。その欄干の親柱の一つが荒神さんの境内に残っている。もう一方はなぜか鷹取中学校の校庭に置いてある。鷹取橋を渡ると広い中州が続いていて幅5間ほどの中川を挟んで対岸の芦田川の本流(瀬戸川も合流)に53間の木造銭取り橋(草戸大橋の前身)があり、水呑、田尻を経て鞆に続いていた。
「中央公園のこの道標(霞町追分の道しるべ)は向こう3年をめどに元の場所に戻す話が進められています」(霞町商店街振興会理事長談 広島ホームテレビ)〆(..)para1002n(ぱら仙人)


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