知っていた人には突然ではなかったのでしょうが、今日、サイドのプロフィールに画像が出ない。プロフネットはTea Cupの運営だからいくつかあるサーバーの一つが偶々虎ぶって(トラブッて)そこにストックしてあった画像が呼び出せなくなっているのかと一瞬思いました。
Tea CupがGMOに統合されて運営上問題があるから切り捨てられたようだ。他に競合する強力なメディア(フェイスブック)などもある。Yahooプロフィールや企業プロフィールの同業各社もある。Tea Cupのプロフネットが弱小組織の隙を突かれて事件がらみの話題を提供したことがある。親会社のGMOや他のプロフィール運営会社などからイメージダウンに繋がるのでちゃんと運営できないのならやめてしまえと強硬な圧力が掛かっていたのだろう。
跡形もなく一つの架空社会がごっそりこの世から消えた

実際にまだ残っているプロフネットの掲示板を見たが、目を覆うような書き込みが野放しで、気分が悪くなりそうだ。これでは社会性を持って良識ある運営がなされているとはとてもいえない。人手が足りずに管理できない掲示板なら撤去されてしかるべきだろう。
それからもう一つこれからもどんどん増えるはずだが、光回線に変えるときに今まで契約していたプロバイダーを打ち切って新しいプロバイダーに変更することがある。メールアドレスも変えたり、ホームページも移設したりされる。データーが少なければ移設も問題はない。
極端にして考えてみると半数以上の弱小プロバイダーが廃業して大手数社に集中したとする。やがてそこも満杯になるはずだ。
多くの研究成果が執筆者が死亡したり入院したりして移設できないまま、或いはプロバイダーは健在でも、何かの事情で契約切れとかで閉鎖されるホームページも膨大な量になる。中には二度と調査できないその時代の貴重な研究成果が闇に消えているかもしれない。
そこで提案があります。全ての印刷出版物を国立国会図書館に納付するルールがあるように、全てのネット財産をどこかに保管するルールが必要なのではなかろうか。知的財産だけでなく、犯罪捜査の貴重な物的証拠が埋まっているかもしれないのだ。殺人罪など時効がなくなったのだから、どんなに時間がかかっても調べる必要性は消滅することがなくなったのだ。証拠を廃棄するわけには行かない。
プロバイダーが統合されようが廃止されようが、執筆者が死亡して管理できないホームページであろうが、研究成果であろうが、ありとあらゆる物をストックできる場所がそろそろ必要な気がしてならない。
私の師匠で名文家の宇三九斎氏とか、あいうえお順に思い出の人を綴っていくエッセーの達人が書かれた文章など、ブログだ雑文だといっても侮れない。まして何千年もたてば食べ残しの骨や貝殻や欠けた皿でさえ貴重な資料になりうるのだ。
IT考古学というような学問や組織やそれを統括する天下り団体なども出来るかもしれないのだ。そのためには材料になるデーターが保管されている必要は絶対ある。コンピュータが高性能高速になれば分類など必要なくなる。キーワードだけで膨大な貝塚の中から必要な一つのページを探し出すことが出来るし、頭脳オリンピック競技の一種目として、貝塚発掘レースとか、技能検定とか作れば作るほど世界は広がり、雇用の場も増え、天下りの行き先も確保できる。これは立派に国家事業になりうる。資源のない日夲が、介護福祉資源、廃棄物再利用資源、官庁の埋蔵金に続いて第四の資源です。IT考古学資源。

para1002n(ぱら仙人)
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