発掘と云えば大袈裟だけれど、コンクリート釘の刺さっていた痕を箒で丹念に掃いてみました。釘の刺さっていた穴を中心にひび割れが見つかりました。どうでもいいことだけれど、コンクリートの割れ目に偶々刺さっていたのではないかと根拠もなく想像したことが正しいかどうか確かめてみたかったのです。たくさん出てきた異物の中で釘はいつも横倒しの状態で落ちていました。万一割れ目に転がったとしても、重い頭が上になって細い先の方から割れ目に落ちることは確率的にほとんどありえないことでした。それなのに打ち込んだような形で見つかった釘にほとんどありえない筋書きを空想したことが今となってみればとても不思議です。どうでもいいことですが、確かめてみたわけです。
釘は写真撮影のため元の穴の跡に挿し直しました

釘穴を中心にひび割れができています。明らかに意図的に打ち込まれたことが確かめられました。
もう一つの疑問、色の違う帯状の土の下には何が埋まっているのか。
コンクリートの上の土を払いのけていると帯状になって色の濃いところがありました。そこだけコンクリートがありません。おそらくコンクリートを打った後でここを掘って水道管か何かを埋設してあったのだと思います。
古い水道メーターの筒の方向からまっすぐ延びているらしいコンクリートの割れた個所が点々と連なっています。急に方向を変え、車庫の中の方に向かっているので今は使われていない配水管かも知れないと思ったのです。 ここも土を掘り下げて何があるのか調べてみました。どうでもいいことですが、本当はどうだったのか想像だけで終わらず、確かめてみたかったのです。矢鱈に掘るとコンクリート修復の範囲が広がるので、あまり広い範囲は掘りませんでしたが、長石が出てきました。子供のころに隣接地との境界の溝があったことを覚えています。そのころの長石が出てきたのだと思います。

水道管はこの長石の手前で方向を変え、長石に沿って車庫の方に進んでいます。長石に妨げられてまっすぐ埋設できなかったからでしょう。長石の継ぎ目のところで再び方向を変えて今使っている水道に繋がっているのだと思います。水道は車庫の壁の中から外に出ています。

para1002n(ぱら仙人)
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