ゴールデンウイークはもう近頃言えなくなったのだろうか。五月連休が10日も2週間も取れる時代を想定していなかったのか。しまなみ海道はさぞかし込み合うだろうなと思う。
それで、ちょっと人が空いていそうな離島めぐりをやってみた。フェリーに乗って離島に渡ると、その向こうのいくつかの島が陸続きだったりする。島群ごとにコース名も付けてある。飛び島海道とか、ゆめ島海道とかネーミングひとつにも島おこしの熱意が感じられる。
向島(広島県尾道市)の土生港長崎桟橋から生名島(愛媛県今治市上島町)に渡れるフェリーがある。県境を越えるので両県を跨ぐ観光案内はなかなかないが、距離的には極々短くて400mほど。尾道-向島間のフェリー運航距離と変わらない。5分ほどで到着する。定期航路図を見ると四国側よりも経済圏では尾道とのつながりが強い。
尾道の因島を顎に見立てて頬杖をついた両手の形が弓削島と生名島に相当する。生名島いきなしまと読む。本当にいきな計らいだった。
離島なのでフェリーが唯一の交通手段

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因島(広島県尾道市)-生口島間は橋(生口橋)が架かっているので、フェリーは通勤客が中心。島の造船所が休業日の土日祝日は運行していない。
それに対して、離島のフェリーは唯一の交通手段なので毎日運航していて便数も多く、サイクリストも安心して帰りの時間を気にしないで利用できる。
乗ってからでも即書き込めば持ち込み自転車は只

(2)
上島町役場の町おこし企画なのだろう。いきな計らいだ。上島町にはもう一つ岩城島がある。この島の積善山にパラグライダーのランチャーがある。町ぐるみでパラグライダー支援は珍しい。それもかなり早くからパラグライダー基地としては有名だった。町役場にこう言ったイベントに熱心な人がいて、自転車ブーム以前に熱心にパラグライダーの招致活動をしていた。
島めぐりコースにもブルーラインマークがあるので安心

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海の上を爽快に走れる島めぐり

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サイクリスト保護区のように守られている

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海峡を渡る橋が架けられたのは最近のことで、何もかも設備は真新しい。至れり尽くせりの設備が至る所にある。平成30年代には岩城島とも橋でつなぐ計画があるとか。どの島も愛媛県に属している。愛媛県は鳥獣保護区のようにサイクリストを大切に保護している。
ウオーキングコースや自転車コースも多彩
キャンプ場の設備も整っている

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(10)弓削島の松原キャンプ場(11)生名島のサウンド波間田、海水浴場、キャンプ場、屋外ステージなどがあり、サイクリングの休憩所としても使える。
福井の人も離島めぐりを楽しんでいた

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(12)福井から来ている人も離島めぐりをしていた。(13)フェリーで因島に戻っている途中、小雨がパラパラしていたので雨宿りを兼ねてランチタイム。このときはもう雨は上がっていた。アメニティー広場(しまなみビーチ=大浜海水浴場)の休憩所。

para1002n(ぱら仙人)
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