仕事が一段落したので、遠乗りに出かけた。もう一日待てば、晴れなのはわかっていたが、待ちきれず、怪しい雲行きの中、小雨覚悟で敢行。遠くの島影は、はっきり見えるし、西の方の雲も白い。雨は来そうにないが、時折、眼鏡のレンズやひざなどにはかすかに雨粒を感じる。風に吹かれて地面に達しない程度の細かい霧状の水滴が漂っているのかもしれない。午前中はすれ違うサイクリストも、後から追い越して来る人もほとんどなし。孤独で酔狂なサイクリングだった。
東西に一直線の前線の雲の南端が見える

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(1)出発地点の広島県尾道市向島立花(8:14) 遠くの方に前線の端のような雲の境目が横たわっていた。(2)生口橋の近道入口。雲の色は濃くない。何とか持ちそうな感じだった。(3)多々羅大橋の近道入口。レモン谷の看板のある坂道。南から西の空が明るい。遠くの島影もくっきり見えている。雨の気配はもうなかった。

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(4)大三島橋。干底は2時間後。中潮だが結構流れが速い。空はだいぶ明るくなった。(5)折り返し地点の大島宮窪雅の前。空はまだ明るい。路面は濡れていないが、雨粒が感じられるようになった。レンズに水滴がついている。(6)伯方大島大橋辺りで一面低い雲に覆われ始めた。丁度予定地点の宮窪の雅まで赱ったところで、少し大きい雨粒に変わった。折り返し地点で写真を2〜3枚撮ってすぐ引き返した。出発時点から今日は大島の峠の手前で折り返す予定だったので決断は早かった。

(7) その雨もほんの一時だけで、宮窪の海岸線を戻るころにはもう止んで雲も明るくなった。大島大橋を戻るころには再び雨がぽつぽつ落ちてきたので、伯方島のオアシスはかたで雨宿りしようと駐車場を赱りながら道の駅の建物周辺を探した。駐輪場は皆屋外にあって人が建物の中で雨宿りしている間も自転車は濡れる。テニスコートの方に回ってみると、丁度アイスクリーム屋の前にテントが張ってあった。その下でしばらく雨がやむのを待った。
他にも2人雨宿りの人がいたので、天気予報は分かりますかと聞いてみたら、スマホで雨雲レーダーの画像を見せてくれた。東西に濃い雨雲が横たわっていた。目で見た前線の雲のようだ。少し北側は雲が薄い。雨が小やみになったら、ここを脱出すれば、ちょっと先はもう雨はなさそうだった。
小雨の中を外国人の親子が通った。手を振ってあいさつすると、にこにこ手を振りながら次々と出発していく。テントの外を傘を差さずに人が歩いている。雨は止んだんですかと聞いたら「もう止んでいます」水溜りにも雨の波紋はない。極短時間の通り雨だった。次の雨雲が来る前に、今のうちに北に移動すれば、脱出できる。

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(8)多々羅大橋の北の空模様。三原(広島県)のチャリ女。(9)キッズライダーを先頭にサイクリング家族。後ろのお母さんの後部かごには小さな子供も乗っていた。(10)生口橋の近道合流地点。西の空は明るく、少し日差しもあって、路面には薄い影が映っている。

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(11)(12)生口橋の近道合流地点ですれ違ったこのカップル。生口橋の下で待ち受けて6分後に再会。(13)その後立花の駐車場に到着して8分後に帰路の海岸でも又出会った。手を振って合図すると笑顔で応えてくれた。それぞれの近道で6〜8分短縮できていたということかな。

para1002n(ぱら仙人)
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