今日は左端のエリアを中塗り。一番狭いエリアなので、一気に終わらせたい。継ぎ接(は)ぎだと、どうしても、段差が出来たり、乾き具合の違いから、斑(むら)ができやすい。体力的に25kgのセメント袋は扱いにくい。10kgのドライモルタルなら水を入れるだけなので、コストはかかるが、体力的にはずいぶん助かる。
今まで中塗りは、小さい雑巾バケツで、何回にも分けてモルタルを練っていた。継ぎ接(は)ぎだらけで見た目も悪い。
一度にたくさん練る体力も心配だったし、配合は変わらないので、バケツでいいかと、やっていた。やはり、塗り斑ができて難しい。下塗りが波打って、中塗りが塗り斑があって、仕上げだけは平らにできるはずがない。
そこで、最後に残っていた左のエリアは、トロ箱(道具箱)の中で10kgドライモルタル一袋を大きいスコップを使って一気に練ることにした。セメントも2kg足して配合をよくした。練っていると今までよりも粘りがあって、薄く塗れそうだった。下塗りが5mmで、中塗りは6mm。Pコン穴飾りのキャップをハサミでカットして、6mmの厚みにしてあるので、中塗りは飾りのキャップの高さが目安になる。等間隔に貼り付けていたことが正解だった。
左のエリアを一度中塗りして、木鏝や杉板で厚みを揃えるまでに、ちょっと固まるまで待つ時間がある。その待ち時間、既に終わっている中央の次の作業の準備(厚みの厚いところを削って全体を平らにしておく)ができる。
コンクリートを電動工具で削って平らにする準備

今日の作業の手始めは、電源コードリールの修理からだった。次に、ミニボトルを強く押し付けて僅かに残っているネジ山に捻じ込み、ゆっくの飾りの蓋を取り除く。上塗りで2mm、3mm塗り重ねると、キャップが埋まってしまって取り出すのが難しくなる。Pコン穴は、別に鑢で削って、径を少し小さめにした栓を詰めて周りをセメントで埋め、最終的には、筆でトロを塗って仕上げることになりそうだ。
ペットボトルのネジ山を使って蓋を取り外す
中央の上塗りの準備万端。左端の中塗りの乾き具合を見て、スプレーで水を噴き掛けながら、木鏝や杉板で、波打っている鏝痕を削ったり、均したり。ちょっと表面がざらついているが、中塗りなので、これくらいの方が後の仕上げ塗りのセメントがよくくっ付く。午前中予定していた作業が終了。
午後からは、上塗りなので、一気に塗ってしまわなければならない。仕上げ用の軽量モルタルは高いが、更にセメントを足して粘りを付けて薄く仕上げられるようにした。休憩なしで、仕上げ塗りが一番きつかった。
12kgのモルタルを一気に中塗り、ちょっと足りなかった
少し間をおいて、木鏝や杉板で平らに削る

ここまでが中塗り3日目、午前中終了。
午後から中央の上塗り。ローラー刷毛はモルタルがくっつかなくてダメだった。コテ刷毛は壁には就くが、掌で泥を塗りつけるようで、つるっとした仕上がりにはならない。やはり、金鏝で左官作業しかなさそうだった。いままで、下塗りも、中塗りも波打ったり、段差が出来たり、散々な出来だったので、仕上げも鏝塗りでは絶望的に思われた。
しかし、仕上げ塗り用の軽量モルタルが正解だった。3kgの軽量モルタルにさらに1sのセメントを加えたら、漆喰のような強い粘りがあって、1mmの薄さでも楽に塗れる。
雨がパラパラしたのでシートを張ったがすぐに止んだ

ゴム鏝はステンの薄い仕上げ鏝のようにつるつるには仕上がらないが、なんとなく使い勝手がいい。もう一度最終仕上げにのろを刷毛塗りするのなら、ゴム鏝で表面を撫でつけておくのもいいかもしれない。休憩なしで一気に塗りあげて、もうヘロヘロ。

para1002n(ぱら仙人)
人気ブログランキング ←ワンクリックをよろしく!!

0