目地を埋めることで、垂直な壁が素人でもちゃんと塗れるのか試してみた。目地を塗り込めることは大丈夫だった。モルタルを鏝の腹に掬えないので、もう一本の面取り鏝に掬ったモルタルを、そのまま仕上げ鏝で目地溝に押し付けて塗った。細長い目地に使うモルタルは少量なので、掬って台にしている鏝は幅が狭い。面取り鏝で押し出すとき両サイドからボロボロこぼれ落ちる。目地溝に充填するモルタルの量よりも零れる方がはるかに多い。下に落ちたモルタルを集めて、また目地溝に埋めるのに使った。(笑い)
本格的に壁面を塗るときは、下で受け止めるコテ台が絶対必要だと分かった。古い合板の切れ端があったので、コテ台を自作することにした。あまり深く考えず、一つ空いていた釘穴が隠れるように取っ手の取り付けの位置取りをした。取っ手は廃車の室内ポメルの再利用。材料費は只。
ネジの頭が隠れるように彫刻刀で窪みを作る

間違いなく窪みのはずなのに、右半分が盛り上がっているようにも見える。2次元画面はとても面白い。
ネジの頭が出ていないかテスト

鉛筆で輪郭を取って、そのまま刳り貫いたので、鉛筆の芯の太さ分だけ径が大きくなった。パテで埋めてもいいし、自然にモルタルが詰まって埋まるから問題はなさそう。
廃車のポメルを取り付けたところ

板の端にモルタルを載せると、支えている手から離れるほど重くなる。板の1/3を切り離した。とても軽くなって扱いやすい。
ブルーシートでカバーをした上にプラスチックの板を貼る
プラスチックの看板は意外に重かった

プラスチックの板は木に比べて意外に重量がある。直射日光の熱でふにゅふにゅにならないように中にアルミ板が蒸着されている。ドリル穴を開けてもひび割れない強度がある。薄い割には結構頑丈にできている。
ホッチキスの針を隠すため紺のガムテープで覆う

完成ですが、看板は意外に重量があって、全体がとても重くなった。モルタルを載せた左手が疲れて、思うように作業が進まないかもしれない。数回しか使わない道具にここまでする必要はなかった。実際に使って、何度か洗う内に、合板の接着剤が融けて、表面が波打つようになってからでもよかった。今更取り外すのも、表面強度や洗いやすさのメリットもあるわけで、デメリットの重さだけが耐え難ければその時又考える。使い勝手は、実際に使ってみてまたレポートします。

para1002n(ぱら仙人)
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