鯉城学院福山校に行った。ここは福山城北外堀の埋め立て地に建っていて、敷地が外堀内側のライン、しかも曲がり角に接している。周囲の民家より抜きん出て高く、南にも西にも見通しが利く。問題は不審者の事件が社会問題化して、生徒さん以外はなかなか入れてもらえないだろうというガードの固さだ。
学院長さんと直接交渉で何とか授業の入れ替え時間の10分間に学院長直々の案内で撮影させてもらえることになった。ご協力ありがとうございました。
鯉城学院福山校から見える外堀域

建物の影になってラインが分かりづらいが、中央のエンジ色の建物の南側に福山市史跡の北御門外枡塁跡(石垣の痕跡)がある。画面左の高いビルの向こうをぐるっと囲んで堀の内側になる。ビルも堀の埋め立て跡に建っている。
画面左の赤いラインはビルの周りをぐるっと一周してきた堀の外側のライン。北に折れて高野山福山別院の向かい角辺りまでが外堀。
エンジ色の建物の傍

エンジ色の建物の傍から見るとこんな感じ。駐車場の奥のブロック塀が堀の内側。そこから堀は北に曲がっている。
右手が城内三之丸。東外堀に接していた御屋形の敷地幅の半分の御用屋敷があった所。北外堀に接して、堀と同じくらいの幅の松林の植え込みがあって、さらに西に控えた所に御用屋敷があった。
鯉城学院福山校から西側

西側はダイヤパレス丸の内二番館の裏の通りが外堀の内側ラインになる。丸の内二丁目3の駐車場角でちょっと北にクランクに折れて、二丁目9-20と13の角で北外堀を一周した。次回はサントーク北の幻の東西道路探し。再び上水路を追っかけてみます。「福山城下町割り町名尽くし」です。〆(..)para1002n(ぱら仙人)


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